2017年6月3日(土) 第32回関西さるく会の下見を実施しました

写真:左上から糺の森、下鴨神社楼門、下鴨神社御手洗社、鴨川、社家の家並み、上賀茂神社御手洗川、上賀茂神社細殿と立砂、上賀茂神社競馬コース。

6月3日(土)に第32回さるく会「鴨川さるく」の下見を実施しました。参加者は、19回生Oさん、21回生Tさん、37回生大久保の3名。下見の結果、次のようにコースを確定しました。

出町柳駅(集合)⇒河合神社⇒下鴨神社⇒鴨川(昼食)⇒社家の家並み⇒上賀茂神社(解散)⇒反省会(MKバイキング)あるいはバスで帰宅。

出発地は出町柳。今回、ここが福井からの鯖街道の終点、すなわち、洛中への入り口でもあることを知りました。実は地理的に意味ある場所だったと、地域再発見です。そこから北上し、河合神社へ。方丈記で有名な鴨長明ゆかりの神社です。この神社は美麗の神様として女性にも人気。境内にはヤタガラスをお祭りする任部社(とうべのやしろ)もあり。サッカー必勝の神様です。
そこから、葵祭の流鏑馬が行われる馬場や、2本の木が途中から1本に結ばれている連理の賢木(れんりのさかき)を見ながら、糺(ただす)の森の中を北上し、下鴨神社へ。下鴨神社、上賀茂神社のいずれも豪族加茂氏の氏神で、世界遺産です。御所の鬼門を守る社でもあります。葵祭は、567年、風雨激しく五穀が実らなかったことを加茂の神々の祟りと考えて祭礼を始めたのが由来とのことで、御所を出た行列は、下鴨神社を経由し、上賀茂神社に向かいます。下鴨神社の境内には、国宝、重文の社殿が並びます。舞殿は、葵祭で舞楽が奉納される場所。境内の御手洗社前の池は、葵祭斎王代みそぎの儀が行われます。その池の水泡の形に着想し、5つの団子で人の形を模したものが、みたらし団子です。神社近くの「加茂みたらし茶屋」で団子が買え、とても美味でした。当日も、希望者はご案内いたします。
昼食後は、五山を眺めながらの、川風そよぐ、気持ちの良い鴨川沿いをさるきました。御園橋付近で鴨川を離れ、社家の家並みを楽しみました。鴨川の水を取り込んで利用していますが、水の流れに関しては、ブラタモリ的な楽しみ方もできるところです。
そして、終点の上賀茂神社へ。長い直線コースの馬場では加茂競馬くらべうまが行われます。境内の細殿の前の円錐形のふたつの立て砂は、神さまが降臨した神山を模したものだそうで、頂には松葉が立ててあります。これが、鬼門に砂をまき清める風習の始まりでもあり、門松の始まりでもあるそうです。
終了後は、少し北上して、MKバイキングへ。約100名収容可です。予約はできませんでしたが、3時前後は空いてるとのことですので、反省会はここでOKです。食券方式で、バイキング食事550円。生ビール1杯250円です。3人で乾杯しました。
帰宅は、MKタクシーに分乗するか、少し下って市バスを利用すればよいことを確認。
以上で下見終了です。なかなか面白いコースだと思います。梅雨の最中ですが、どうぞ奮ってご参加下さい。37回生 大久保記