2017年7月16日(日) 第2回播磨東風会を実施しました

夏ノ暑サニモマケヌ、丈夫ナカラダヲモチ

瀬戸内海・姫路沖にある“家島”を散策してきました。
7月16日、晴れ時々曇り/気温32℃の中、播磨東風会メンバー8名は姫路港に集合。 9時10分発の“高速船いえしま”に乗船、一路、“家島”へ。 家島は大小40余りの島からなる家島群島の中心で、漁業、海運業が盛んな旧石器時代からの遺物、遺跡も残っている島です。 女性陣が遠足気分でお喋りすること30分、あっという間に家島・真浦港に到着しました。 家島港は深い入江港で、数多くの石材運搬船(ガット船)や漁船が係留されており、小規模造船所などがある風情は長崎の深堀・香焼港を思い起こさせる港町です。
上陸後、早々に散策を始めましたがいきなりの迷い道。 なんとか最初のポイント『どんがめっさん』に到着。 伝説の亀に似た巨石が祀られた一角では、御利益があると聞き“亀の頭”を撫でる人も。
立派な社を持つ真浦神社や宮神社、風光明媚な景勝地などの家島十景を訪ねる今回の散策ですが、2か所を訪ねところで早くもヘルプの声が・・・。 “喫茶店(?)らしき部屋”で一服し、鋭気を充填!今回のメインポイントである家島神社へ向かいました。
入江の東にある大鳥居前に着くと、家島神社の宮司さんとのジャストタイムな素晴らしい出会いがありました。 家島群島の複数の神社の宮司をされておられるそうで、その日もお勤めの途中、ちょうど鳥居前に到着されたところでした。「家島はオノゴロ島(国生みの伝説)」、「神武天皇が東征の折に滞在、家島の名付け親となった」、「菅原道真も立ち寄った式内名神大社・家島神社」、「ウバメガシが群生する原生林」など、魅力あふれる、丁寧な説明をして頂きました。
その後、大鳥居をくぐり、参道の百数十段の階段を上り、家島神社本殿に拝観し、隣の男鹿島(タンガジマ)を近くに眺めながら最後の目的地へ。
昼食予定の料理屋さんへまっしぐらです。 火照った体をクーラーがギンギンに効いた部屋で冷やしながら、じげもんの鯵の南蛮漬けを前菜にビールを飲みながら待つ事15分ほど、予約しておいた焼き立ての穴子の“穴子重”をいただきました。 ご飯を覆う穴子は、店主こだわりの焼きで、肉厚でプッリプッリ、甘辛いたれも優しい味です。
播磨の歴史に触れ、地元料理を堪能し、帰りの連絡船に乗ったのは14時過ぎでした。(25回生 松﨑記)
写真上から:
(巨石“どんがめっさん”)、(“どんがめっさん”前で)、(家島神社・大鳥居前で)、(穴子重と二先輩)