No60 八尾裕大 73回生 「猛暑のち大雨」

 中高6年間を過ごした東をこの春卒業し、現在は大阪大学に通っています。今回は、気象に興味を持っているので、天気について書きたいと思います。

 8月に入り、大阪では猛暑日が続きました。大学内を少し歩くだけで汗だくになってしまうほどの大阪の暑さに、この夏耐えられるか不安になったことを覚えています。しかし、台風9,10号が発生し、状況は変化しました。台風が、北から冷たい空気を引っ張ってきた結果、オホーツク海に低気圧が発生し、梅雨のような天気になりました。

 最近、大雨が続いてしまう原因は、、、なんと遠く離れたインド洋です。(まだわかっていないことも多いですが)インド洋の海水温が高くなると、海水が水蒸気になり、ヒマラヤ山脈にさえぎられて、九州の西側に流れ込みます。この水蒸気が普段の日本付近にある水蒸気と一緒になって、大雨を長く降らせてしまいます。今降っている雨は、インド洋から来たということに、やはり世界はつながっていると実感できます。

 みなさんも、台風や大雨に気をつけて過ごしてください。そして、時には空を眺めてみてください!

 次は同じ73回生の田口佳南さんにタスキを繋ぎます。

 

インド洋からの湿った空気

精霊流しは、雨がやんだので無事に行われました!(中央橋付近です。)