2024年6月度開催予定の関西さるく会の日程を変更いたします

さるく会に参加予定の皆さま
お世話になっております。
さるく会会長の大久保(37回生)です。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、6月のさるく会は関西同窓会総会の日程と重なりました。
そこで、さるく会は6月第5日曜日の6月30日(日)に変更することと致しました。
6月23日は同窓会総会にご参加頂き、翌週6月30日はさるく会にご参加いただければ有難く存じます。

2024年3月31日(日)関西さるく会特別行事「兵庫 篠山城跡で桜花見」を実施します

丹波篠山城址で花見
徳川家康の命でつくられた篠山城
穴太衆積みの石垣と桜、江戸情緒残る小京都、丹波篠山の町並み。
さるく会、はじめの頃、三川合流点背割堤の花見に続く、長崎東高先輩後輩の絆を深める桜花見です。
「思えば遠くに来たもんだ」桜の開花情報にやきもきしながらのお知らせです。
集合時間:3月31日 10時
集合場所:JR宝塚駅改札口前(当初の計画からは変更になっていますのでご注意願います。)
 10時18分、丹波路快速篠山口行き
 乗車 約40分
 11時13分、バス篠山営業所行き乗車 約10分
篠山美術館(旧篠山裁判所).地酒鳳鳴酒蔵見学、武家屋敷、妻入商家群、みどころいっぱいの城下町めぐりです。
花見弁当あります。1500円、
予約ですので、5日前の3/26火曜日まで、連絡ください
花見男 19回生.梅木

2024日3月24日(日)第73回関西さるく会「」兵庫・龍野さるく」を実施します

皆様へ
3月さるく会(24日実施 兵庫県龍野さるく)のご案内です。

兵庫県龍野市は、醤油の生産地、素麺のまち、童謡赤とんぼのふるさととして知られ、
また播磨の小京都として古いまちなみの佇まいを残したまちです。
三木露風や哲学者三木清などの文化人も多く輩出しています。

  日  時  3月24日(日)
  集合場所  JR姫新(きしん)線本龍野駅 たつの観光案内所前付近(改札は2階、観光案内所は1階)
         当初予定から変更になっています。
        (当初)JR山陽本線龍野駅→(変更)JR姫新線本龍野駅                
  集合時間  午前10時(通常通り10時ですが、姫新線は列車の運行本数が少ないため、
       姫路発9:50の便(本龍野着10:12)まで待っています。
  行  程  本龍野駅→ 霞城館(かじょうかん) → 龍野城跡→ 聚遠亭(しゅうえんてい)
        → 野見宿禰(のみのすくね)神社→ 龍野公園【昼食】→ 赤とんぼの歌碑
        → 武家屋敷資料館→ うすくち龍野醤油資料館→ 大正ロマン館→本龍野駅
        → 姫路【解散】  約5.6Km

  入館料   ・霞城館 200 円(65歳以上は100 円)
        ・うすくち龍野醤油資料館 10 円(100 円の間違いではありません)
  会費    100 円
  ※弁当調達など道中にコンビニあります。

<重要なお知らせ>
  1) 集合場所の変更(上記の通り) 
  2) 本龍野駅までのルート 
     ・JR山陽本線姫路駅でJR姫新線に乗り換えします。
     ・姫路駅には大阪方面からだと5、6番ホームに到着(JR姫新線は3、4番ホーム)
     ・乗り換えについて、ホームはそれぞれ2階にあるので、一度1階まで下りて3、4番ホーム入口の改札を通り2階まで上がります。(同じホームですが反対側は1、2番ホームになっているので注意)
     ・乗り換えには10分以上の時間を取っておいて下さい。
     ・当日の姫新線姫路発9時台の列車は、9:09と9:50の2本だけです。(列車はすべて普通列車)
     ・本龍野駅までは姫路駅から4駅目、所要時間約20分強
  3) 集合時間(上記の通り) 

名所・旧跡の概要
 ★霞城館(かじょうかん)・矢野勘治記念館  
   三木露風、矢野勘治、内海青潮、三木清らの遺品、蔵書などを一堂に集め展示している。
   矢野勘治記念館は旧制第一高等学校、東寮々歌「嗚呼玉杯に」を作った矢野勘治が晩年を
   送った自宅。
 ★龍野城跡
   鶏籠山(けいろうざん)の山城と山麓の平山城との二期に分かれ、山城は約500年前赤松
   村秀によって築かれ、山麓の平山城は寛文12年に信州飯田から脇坂安政公が移って築城さ
   れたもの。龍野の象徴として、本丸御殿、白亜の白壁、埋門、隅櫓を復元した。
 ★聚遠亭(しゅうえんてい)
   その昔、ここからの眺望絶佳を讃えて「聚遠の門」と呼ばれてから聚遠亭と名づけられたと
   伝えられている。心字池の上にある茶室は、庭園、池、杉垣根などと調和した書院造りを模
   した数寄屋風で、市指定文化財にもなっている。
 ★野見宿禰(のみのすくね)神社
   角力の元祖で有名な野見宿禰が故郷の出雲へ帰ろうと龍野まで来たとき病死したため、宿禰
   の死を悼み出雲から多くの人が来て川からリレー式に石を運び建てた墓。リレーのため野に
   人々が立ち並んだことから「野に立つ人」「立野」といい「龍野」の地名の語源にもなった。
   歴代の横綱等が玉垣を寄進している。
 ★赤とんぼ歌碑
   大正10年露風33歳のとき、北海道トラピストより「樫の実」で発表。ふるさとの想い出
   と、幼き日の母の想い出を歌ったものと思われている。歌碑五線譜は作曲者山田耕作の絶筆。
 ★武家屋敷資料館
   主屋は天保八年の頃に建てられたものと推定されている。当時の武家における生活の様子を
   垣間見ることができる。
 ★うすくち龍野醤油資料館
    昭和初期まで蔵人が使っていたこうじむろ・桶・樽などの製造用具、文献、資料が一堂にそ
ろえてあり、醤油造りの今昔を見ることができる。レンガ造りの建物は国の登録有形文化財。
 ★大正ロマン館
   旧龍野?油同業組合事務所をリノベーションし、歴史遺構として保存。観光交流拠点として、
   アンテナショップ、カフェ、観光案内所等を備えている。

  ※画像の提供は25回生 松崎さん

1、2、3龍野城 4大正ロマン館 5うすくち龍野醤油資料館 6龍野の古い城下町
7、8野見宿禰神社 9、10聚遠亭

                       龍野さるく担当 19回生 太田康美

 

2023年2月25日(日)第72回関西さるく会「京都・壬生さるく」を実施します

関西さるく会の大久保会長から以下の2月度のさるく会の案内が届きましたので、お知らせいたします。(広報 手嶋)

今月のさるくは大久保(37回生)が担当させて頂きます。
今回は、新選組ゆかりの地をめぐってみたいと思います。
第72回関西さるく会「京都 壬生さるく」
日時:2月25日(日)10時集合
集合場所:JR京都駅 中央口改札(京都タワー側の1F)の改札外の切符売場あたり
コース(約5km):JR京都駅(集合)→ 新選組不動堂村屯所跡 → 油小路の変の場所 → 天満屋騒動の場所 → 西本願寺太鼓楼(屯所跡) → 昼食(小坂児童公園または光徳公園) → 島原大門 → 壬生寺(壬生塚)→ 八木邸・前川邸(壬生屯所) → 阪急四条大宮駅(解散)
会費:100円/人
拝観料(希望者のみ)
・壬生塚と壬生寺歴史資料室:大人300円
・八木邸(ガイド・抹茶・屯所餅付き):大人 1,100円
お弁当:各自ご持参ください。

(Wikipedia情報)
■新選組:新選組 – Wikipedia

幕末の京都で、その多くが町人・農民出身の浪士によって構成された「会津藩預かり」の非正規組織。
前身である壬生浪士組24名から発足し、新選組の最盛時には200名を超えた。
京都で攘夷派の弾圧にあたった。商家から強引に資金を提供させたり、隊の規則違反者を次々に粛清するなど内部抗争を繰り返した。
■油小路事件:油小路事件 – Wikipedia

新選組と御陵衛士の抗争事件。新選組最後の内部抗争。
■天満屋事件:天満屋事件 – Wikipedia

海援隊士・陸援隊士らが京都油小路の旅籠・天満屋を襲撃して、紀州藩士三浦休太郎を襲い、新選組と戦った事件。
■島原 (京都):島原 (京都) – Wikipedia

日本及び京都五花街で最古の花街。
■壬生寺:

壬生寺 (mibudera.com)

壬生寺 – Wikipedia

律宗の大本山の寺院。本尊は地蔵菩薩。
開山は園城寺(三井寺)の僧快賢。
中世に寺を再興した融通念仏の円覚上人が創始したとされる「大念仏狂言」を伝える寺として、また新選組ゆかりの寺としても知られる。

以上です。
どうぞ宜しくお願い致します。

2024年1月28日(日)第71回関西さるく会「奈良・東大寺さるく」を実施します

第71回関西さるく会の案内です。

1月28日
奈良、東大寺をさるく
時空を超え盧舎那仏に会いに行く

午前10時、近鉄奈良駅 集合
お弁当、柿の葉すしなど駅近にあります。コンビニも。
拝観料 東大寺ミュージアム、大仏殿共通券1000円、
三月堂(法華堂)600円
戒壇院600円、計2200円必要

聖武天皇(724〜749)は奈良時代前期のキーパーソンです。
遷都をくりかえし[平城京→恭仁京→難波宮→紫香楽宮→平城京] 皇位継承に悩み(妻が一人ではなく、嫡男一人で、幼少時亡くなる) 国は飢饉と災害。すべての災いは自分にあるとなやみます。
もう、仏教による国家鎮護を願い、各地に国分寺のみことのりを出し、大仏造立を発願します。
首都の国分寺こそ
    東大寺です。
そして天平文化の建物、仏像をめぐる東大寺さるく会です。

行き先予定
1.東大寺ミュージアム―2011年開館のため、行ってないひと多いかな?入り口前に、片手の平、3メートルのレプリカあり、国宝5点と入ってすぐの映像は必見
2.南大門(金剛力士)
3.国宝、八角燈籠
4.大仏殿(盧舎那仏とその仲間たち)
5. 三月(法華堂) 私的にすごい不空羂索観音立像あり
6. 二月堂  お水取りの舞台です
大仏殿のうらを通り
7. 戒壇院へ(これまた国宝の四天王が間近に見れます。にらんでいるので身がすくみます、やましい人だけですが!
以上で東大寺境内までのさるく会の予定です。
締めは奈良県庁、屋上ステージに進みます。
27日に山焼きされたばかりの黒肌の若草山がせまり、大仏殿の屋根の鴟尾(しび)が黄金色に輝き、興福寺の五重の塔、
西方には無料の双眼鏡で、平城京の朱雀門や大極殿がのぞめます。

ああ〜我はもう奈良の人、公務に励み、宴で、和歌を読まねばなりませぬ。
日いづる東高のかた、おいでくださいませ。
19回生.梅木

2023年12月17日(日)第70回関西さるく会「兵庫 灘の酒蔵めぐり」の再案内(より詳しい版)です。

皆様へ
12月さるく会【灘の酒蔵めぐり】のご案内です。
兵庫の灘五郷は、西宮市今津から神戸市灘区大石まで沿岸約12kmの
地域をいいます。今回はこれらのうち神戸市内にある二つの郷、魚崎郷、
御影郷を中心にめぐります。
  日 時    12月17日(日)
  集合場所  阪神電鉄「魚崎」駅(改札口を出た所)
  集合時間  午前10時00分
  行 程    阪神「魚崎」駅 → 浜福鶴吟醸工房 →櫻正宗記念館「櫻宴」→
         菊正宗酒造記念館 → 御旅公園(昼食)→ 白鶴酒造資料館 →
         神戸酒心館(福寿)→こうべ甲南武庫の郷 → 阪神「新在家」駅(解散)
         約5km
  注意事項等 1)12月のさるく会は第3日曜日(17日)実施です。
        2)集合場所が当初の阪急「王子公園」駅から変更になっています。
        3)魚崎駅は阪神の特急=直通特急(大阪梅田~姫路)が停車します。
        4)阪神新在家駅(解散場所)は普通電車しか停車しません。
        5)12月ですから寒さ対策を十分にしておいて下さい。
(各酒造記念館などの概要)
 ★浜福鶴吟醸工房  近代的な酒づくりの設備とその工程を見学できる。
 ★櫻正宗記念館   集いの空間を創出。レストラン、展示ギャラリー、ショップやカフェなどがある。
 ★菊正宗酒造記念館  伝統的な酒造り「生酛(きもと)づくり」などの国指定重要
           有形民族文化財の酒造用具を展示。
 ★白鶴酒造資料館  創業1743年。昔の酒づくりの工程に使用されていた道具類を展示。
           昭和初期の酒づくりの貴重な映像なども放映中。
 ★神戸酒心館(福寿) 神戸の地酒「福寿」の酒造りが行われる醸造蔵や飲食店、販売店、イベントホール等を併設。
 ★こうべ甲南武庫の郷  奈良漬の老舗、甲南漬の本店と国登録有形文化財建造物の資料館などがある。
各記念館では、利き酒が楽しめます。
皆さんの参加をお待ちしています。
12月さるく会 担当
19回生 太田康美

2023年12月17日(日)第70回関西さるく会「兵庫 灘酒蔵さるく」を実施します

12月のさるく会は、当会としては3回目となる
兵庫灘の酒蔵記念館、菊正宗や浜福鶴などお馴染
みの所を訪ねます。
当初のルートを再検討した結果、集合場所を変更
しますので、当日お間違えのないようご注意下さい。

開催日   12月17日(日)
   集合時間は10時です。
   集合場所  
     当初      阪急電鉄「王子公園駅」
     変更後  阪神電鉄「魚崎駅」
          ※魚崎駅には特急電車=直通特急が
            停車します。
皆さんの参加をお待ちしています。
          12月さるく会
            担当 19回生 太田康美

2023年11月26日(日)第69回関西さるく会「大阪府池田市さるく」を実施します

皆様、関西さるく会の世話役、村井(19回生)です。
今月は大阪府池田市の文化施設や公園をさるきます。素晴らしい自然、豊かな歴史・文化遺産に恵まれた、古くから北摂文化の中心として栄えてきた池田をさるいてみませんか!たくさんの参加をお待ちしています。
◆日時:11月26日(日)
◆集合:阪急宝塚線 池田駅 10時集合
◆コース:池田駅~カップヌードルミュージアム~池田城址公園~五月山公園(昼食)~秀望台~小林一三記念館~落語みゅーじあむ~池田駅 約6.5キロ。
◆各自弁当を持参ください。駅近くにスーパーやコンビニがありますので現地調達も可です。
◆費用 参加費100円、小林一三記念館入館料300円

<カップヌードルミュージアム>インスタントラーメンを世界で初めて世に出した安藤百福を記念するミュージアムです。チキンラーメンやカップヌードルを自作することもできますが、予約や時間の関係で今回はミュージアムの見学のみとします。
<池田城址公園>室町時代から戦国時代にかけて、池田市域一帯などを支配していた地方豪族池田氏の居城跡地を公園として整備したもので、やぐら風展望休憩舎から池田市街地や新猪名川大橋が一望できます。
<五月山公園>五月山の中腹にある、市民の憩いの場になっている公園です。付属施設の五月山動物園では、無料でオーストラリアの珍獣ウォンバットやワラビ-、アルパカなどを見ることができます。 <秀望台>五月山公園から15分くらい登った所にある展望台で、標高130m。池田、川西、宝塚および神戸方面の眺望が素晴らしい。
<小林一三記念館>今年は阪急電鉄、宝塚歌劇団、東宝などの創設者である、小林一三の生誕150年にあたります。その居宅を記念館として整備したもので、居宅の内部や茶室・庭園、氏の業績を紹介する展示の数々があります。古い阪急電鉄の路線図や政財界、芸能界との多士済々な交友関係の紹介など、興味を惹かれるものも多くあります。
<落語みゅーじあむ>池田市は落語のまちとも言われています。館内には映像による落語の紹介や、お好みの落語家のDVDやCDを視聴できるコーナー、「池田の猪買い」「池田の牛ほめ」展示コーナーがあります。

2023年10月22日(日)第68回関西さるく会「藤原京さるく」を実施します

さるく会の世話役、長岳(25回生)です。
今月は約300万本のコスモスが咲き乱れるいにしえの都、藤原京跡と当時の国道、横大路と(東西)と下ツ道(南北)が交わる八木町をさるきます。古代に思いを馳せながら爽やかな大和路をさるいてみませんか!
たくさんの参加をお待ちしています。
◆日時:10月22日(日)
◆集合:近鉄大和八木駅 10時集合
◆コース:近鉄八木駅~おふさ観音~藤原京跡~八木町~ミグランス(奈良県で一番高いビル)~八木駅 約6キロ
◆昼食:弁当
<おふさ観音>
正式名は高野山真言宗別格本山観音寺で本尊は十一面観音。江戸時代に地元の娘「おふさ」さんが、この地で観音様を奉りはじめたのが、後にお寺に発展したといわれている。春秋はバラ、夏は風鈴、たくさんの珍しいメダカも有名。
<藤原京>
中国の都城にならい、日本で初めて建設された本格的都城。694年遷都。平城京遷都までの16年間、この地で持統、文武、元明の天皇三代が律令国家体制を強力に押し進めた。規模は東西5.3km、南北4.8kmで、その中心部には藤原宮があった。天皇の住まいである内裏や、天皇が儀式や政治を行った大極殿跡が残る。宮跡からは東に天香具山、西に畝傍山、北に耳成山を望める。
<八木町>
古代の国道、南北の下ツ道(後の中街道)と東西の横大路が交わる一帯に交通の要衝として生まれた。江戸時代の中期以降この地を、吉野・高野詣や大和巡り・伊勢参りなど大勢の人々が全国から訪れ、街道町として栄えると同時に奈良盆地南部の拠点としても注目された。

2023年9月24日(日)第67回関西さるく会「三井寺」を実施します

今月は近江八景のひとつに数えられる「三井の晩鐘」で有名な三井寺を訪ねます。

もちろん琵琶湖畔や琵琶湖疎水取水口、大津事件記念碑など見どころ一杯です。

またうまくいけば路面を走る京阪電車が横断歩道の信号で停まってくれる珍しい光景も!

たくさんの参加をお待ちしています。

◆日時:9月24日(日)

◆集合:JR大津駅 10時

◆コース:JR大津駅~琵琶湖畔~琵琶湖疎水取水口~三井寺~(昼食)~長等神社~JR大津駅

【琵琶湖疎水】

琵琶湖疏水の着工は1885(明治18)年。当時の土木建設の常識を大きく超え、なんと京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年という歳月を費やし、造成。琵琶湖疏水は、水運に加え、上水道、灌漑、そして日本初の事業用水力発電などに活用され、京都の近代化に大きく貢献。

疏水はびわ湖畔の三保ヶ崎から伏見・濠川までの約20㎞。その起点となる大津、そして疏水沿いの山科、蹴上、岡崎の各エリアは特に注目の地域です。

【三井寺=園城寺】

琵琶湖南西の長等山中腹に広大な敷地を有する三井寺は、正式名称を「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから、「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになった。国宝の金堂を始め、西国第十四番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎が建ち並び、国宝・重要文化財は100余点を数える。

「近江八景」のひとつに数えられる「三井の晩鐘」は特に有名。宇治の平等院、高尾の神護寺とともに「日本三銘鐘」のひとつ。