2019年1月27日(日) 第51回関西さるく会を実施しました。

2019年1月27日(日)第51回関西さるく会「橿原神宮初参り・温故知新さるく」を実施しました。2017年10月22日の第36回「奈良・橿原神宮さるく」が台風で中止になったため、実質第50回目として再度計画されました。記念すべき今回は初代天皇の神武天皇ゆかりの地、奈良・橿原です。今年は新天皇即位の年。まさに古きを顧み、将来の夢や希望を想う温故知新をテーマにさるきます。

 近鉄大和八木駅に過去最高の51名が集まりました。4班に分かれ大和八木駅をスタート。最初の目的地は今井町。戦国の世、天文年間(1532~1555年)一向宗の称念寺を中心とした寺内町として成立しました。その後、自治特権を許された商業都市として変貌を遂げ、「大和の金は今井に七分」と言われるほどに繁栄し、「海の堺、陸の今井」と呼ばれるようになりました。江戸時代の伝統的な民家や商家が密集し、平成5年に「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され大切に保存されています。今井まちなみ交流センターでボランティアガイドの説明を受けた後、歴史ある町並みをさるきました。もっとゆっくり見てみたい町並みでしたが、時間も限られていたため足早に歩き、記念の集合写真を撮って次のポイントに移動しました。

 次のポイントは、神武天皇陵。日本書紀、古事記によると、日向(宮崎)から瀬戸内海を東に進み難波(大阪)に上陸。熊野に回って吉野から大和に入り、大和地方を平定し、紀元前660年1月1日(新暦2月11日)に橿原宮で即位して初代天皇となったと記されています。陵はとても荘厳でやはり一流です。玉砂利を踏んでゆっくりと古代を感じる時間を持つのも良いものです。
 次は、大日本帝国海軍の航空母艦「瑞鶴」の慰霊碑と第13期海軍甲種飛行予科練習生、所謂「予科練」の殉国の碑に立ち寄りました。「瑞鶴」は「大和」、「武蔵」、「翔鶴」に続く第4号艦として真珠湾攻撃から参戦し日本海軍の主力としてレイテ沖海戦までを戦いました。1000名近くの元隊員や遺族の募金による慰霊碑が森の中に静かに建っています。殉国の碑の碑文の最後には、「諸君は一生命を捨てて守ろうとした祖国日本のゆくえを橿原神宮につづくこの聖地から末ながく見守りたまえ この碑に参ずる将来のひとびとは諸君の犠牲の忠魂を知って後世に伝えられよ」と記されています。

 続いて、橿原神宮。畝傍山の南東麓、50万平方メートルの広大な神域に檜皮葺で素木造りの本殿と神楽殿が建っています。玉砂利の参道と背景となる深い森の緑に調和して、何とも言えない爽やかさと荘厳な雰囲気です。さざれ石をみながら本殿に進みそれぞれ思い思いにお参りしました。記念の集合写真は堂々たる本殿と51名という大人数が融合して壮観です。

 今回は区切りの記念の会ということで、恒例の反省会の代わりに奈良地区世話人が食事会と記念行事を企画しました。神宮前駅近くのホテルの一室を借り切って実施しました。最初は37回生大久保会長の挨拶。続いて12回生藤本さんのご主人による祝辞と第1回から参加している19回生村井さんの音頭による乾杯!豪華な食事を頂いた後は30回以上参加したメンバーの表彰。最多参加は23回生青木さんの45回。賞はの過去50回の軌跡として各回の集合写真を収納したフォトブック。皆さん大喜びでした。そして、ビンゴ大会。皆さん子供の頃に戻って大はしゃぎ。最後の校歌斉唱は声の限りの熱唱でした。楽しい2時間の記念行事も大盛会のうちにお開きとなりました。

 橿原神宮前駅中央口前の「幸せの黄色いポスト」の前で記念撮影。橿原市と宮崎市が神武天皇繋がりの地であることから、姉妹都市盟約が締結され、その50周年の折に設置されました。黄色いポストに触れつつ幸せを願いながら解散となりました。23回生手嶋

<橿原神宮初詣さるく>

左上から旧高市郡教育博物館、今井町のジオラマ(大久保さん)、今井町をさるく(桑原さん)、江戸時代の町並み(西村さん)、今西家住宅(重文)、班別記念写真(桑原さん)

神武天皇陵(桑原さん)、神武天皇陵参道

航空母艦「瑞鶴」の慰霊碑、橿原神宮(桑原さん)、さざれ石(西村さん)、幸せの黄色いポスト(桑原さん)

<温故知新記念食事会>

セレモニー。会長挨拶、ご祝辞、乾杯!、喫食(大久保さん)

30回以上参加者表彰と地域委員表彰

ビンゴ大会。司会は奈良のしかまろ君、ビンゴ当選者第1号

校歌斉唱(左 大久保さん)

 

2019年1月19日(土)第8回ばってんまほろば会を実施しました。

17:30下記(敬称略)メンバー11名が奈良・新大宮の「弁慶」に揃いました。
会長:松尾(24回生)
 7回生:大田、小菅
 9回生:永尾
10回生:福生、溝上
12回生:後藤
17回生:小渕
19回生:福地
23回生:手嶋
25回生:長岳

まず、前期高齢者の仲間入りを果した松尾会長から新年の挨拶。
今回の最若手が25回生の長岳さん。
若い世代の参加が喫緊の課題との見解。
今後の同窓会あるいは日本の縮図を見るような集まりだという意見も。
しかしながら、乾杯で会が始まるや否や、お喋りはとまらず、もつ鍋は見る間に底をつくほどの食欲!
お酒は飲み放題!
皆さん若々しくとても元気な集団です。
近況紹介では、個性豊かにそれぞれの楽しみを述べられました。
ゲートボールに精を出す人、愛用のカメラで写真撮影に奔走する人、
ゴルフ三昧、スコアに一喜一憂する人、太極拳で健康維持する人、仕事と歴史散策を両立する人、
歩こう会で各地の名所を訪ねている人等など。
おおよそ2時間半。あっという間に過ぎてしまいました。
次回は7月6日(土)に開催することを取り決めてお開きとなりました。

23回生手嶋 記

2019年1月5日(土) 第51回関西さるく会の下見を実施しました

写真左上から今井町の町並み、環濠と今井家住宅、神武天皇陵、航空母艦「瑞鶴」の慰霊碑、蝋梅、橿原神宮、さざれ石、幸せの黄色いポスト

 今にも降りそうな天候の中、地域役員他7名で第51回橿原神宮さるくの下見を行いました。
 予定通り大和八木駅を出発。江戸時代の街並みと旧家を残す環濠集落を見学。ここはNHKの「ごちそうさん」や「朝が来た」のロケ地になったことでも有名です。残念ながらまだ正月ということで旧家の中までの見学はできませんでしたが古い街中の散策は江戸時代に想いを馳せるようで興味深かったです。
 その後は神武天皇陵へ。初代天皇の御陵はあまり人に知られていないせいか人もまばらで寂しいくらいでしたが、逆に厳かにも感じることができました。
 そして日本海軍の航空母艦として真珠湾攻撃から最後まで活躍した航空母艦「瑞鶴」の慰霊碑を見学したあと橿原神宮へ。いつもは静かな神社ですが初詣というのですごく賑わっていました。特に等身大の倍はあるかという絵馬の前には写真を撮る家族が列を作って並んでいました。
 昼食は当日の予定と同じ13時過ぎに喫食。その時間を利用して50回記念行事の打ち合わせや会場の見学、交渉などを行いました。(詳細は別途報告します)
 最後に「幸せの黄色いポスト」を確認して下見終了。見学ポイントの確認はもちろん、記念行事でみなさんに喜んでいただけるようにと真剣にさるいた下見も無事終了しました。