第10回関西同窓会総会にご出席された栗原俊子先輩(10回生)から「東高時代の思い出」の寄稿文を頂きましたので紹介します。
前段として「ご挨拶」も賜りました。(関西同窓会 広報 手嶋@23)
<ご挨拶>
第10回東高関西同窓会に楽しく参加させていただき有難うございました。
今年は記念すべき第10回の総会・懇親会とあって、永尾好輝会長をはじめ担当の方々がまことにお気張りくださいました。内容もお土産( ´艸`)も盛り沢山で。それなのに、ふと予定の時間をオーバーしていることに気付くとお礼も申さず失礼して、新大阪へ、実家の葬儀に長崎へと急いだのでした。
主催者のお気張りが参加者に響いた会であったと、再度お礼申し上げます。
同窓会を含めて3日ほど「長崎浸り」で、遠い日の東高時代が次々と懐かしく蘇り、少し記してみたくなった小文。お読みくだされば幸いです。
<寄稿文>
仰げば尊しわが師の「至言」 東高3年間に戴いた恩師からの贈物
10回生 栗原俊子
1年6月頃?
学校帰りに映画を見ていいですかと、担任の先生に尋ねました、すると「そんなこと、いちいち教師に聞かないで。自分で判断しなさい」
途端に恥ずかしくなり、今思い出しても、たまらなく恥ずかしい
それから私は大抵のことは、自ら考え行動するようになりました。
3年世界史の授業最後の日
「今まで教えてきた世界の歴史が正しいか、先生が嘘を教えてないか、疑ってほしい」
見るからに謹厳実直な感じでいらした先生の意外な一言。それから私の世界は広がりました。
3年大学受験に大変不安な頃
新聞部顧問?の先生に受験大学のお伺いをしたところ「あの○○さんがダメだった、あなたにはもっと難しいと思うよ,××大学」
○○さんは才色兼備、東高中が憧れるスターであった人。
私ときたら冴えない生意気な女の子でして。
3年担任は英語の井川與先生
「inspire」を吹き込まれました。
私の人生を開いた言葉、今も励まして止まない「inspire」
ひょっとして、先生が、私を励ましてくださったことで「inspire」のイメージを膨らませたのかもしれない!?
あなたも、いつか誰かに「いんすぱいや」されて、今の幸せがあるのでは!
栗原先輩
寄稿文ありがとうございました。
英語の井川先生(というよりヨンゴのほうが通じる?)には、わたしも
教わりました。the survival of the fittest というのを何故か覚えています。
平幸治@15回生