「美しい瀬田川ラインをさるく」
会員7名家族3名で実施。
春の陽気な一日、豊かな水量がゆったりと流れる瀬田川に沿って、明るく快適な散策路(約6km)をさるきました。川面を滑るボートの直線的な動きは爽快で、瀬田川にとてもよく似合う眺めでした。と同時に、東高卒業生とともに眺めたからでしょうか、その動きは、銅鑼の音に合わせて漕いだ、長崎のペーロン競漕を彷彿とさせました。
現在の瀬田川は水位計や堰によって水量が制御され、複数本の橋もかかっています。しかし、昔は、大雨による氾濫を繰り返し、橋も“瀬田の唐橋”1本だけだったそうです。「唐橋を制するものは天下を制す」と言われる程、戦略上重要な橋だったようです。唐橋のたもとの施主名掲示に織田信長、豊臣秀吉の名前を見つけました。今回も歴史に触れました。
また、コース上で訪れた石山寺は、複数の大きな石山寺硅灰石(けいかいせき、天然記念物)の上に立っていますが、特異な形で、何かしらの力を感じさせる石の姿にとても圧倒されました。その他にも石山貝塚(縄文時代)、南郷洗堰、アクア琵琶、と見どころ満載のさるく会でした。
なお今回、初めて、幼児連れのご家族にご参加戴きました。疲れたらお父さんに抱っこしてもらっていましたが、楽しい楽しいと笑顔を振りまきながら、結構頑張って歩いてくれました。また、さんかしてもらえると、うれしいなあ・・・。
次の行事は淀川水系の下流、背割り堤でのお花見です。どうぞ多数ご参加下さい。