2018年1月28日(日) 第39回関西さるく会を実施しました

 1月28日(日)に第39回関西さるく会「住吉大社初詣さるく」を実施しました。
JR天王寺駅に初参加の9回生永尾様ご夫妻も含め27名が集合しました。それぞれ今年初顔合わせの挨拶を済まして、まずは天王寺から熊野街道(国道30号線:あべの筋)を阿倍野、松虫を経由して王子までおしゃべりしながら歩きました。最初のポイントは安倍晴明神社。陰陽師安倍晴明生誕の地に創建され、境内には等身大立像が母親の信太狐とともに建立しています。占いの店が繁盛しているようです。続いて、阿倍王子神社。熊野神社の分霊社で九十九王子の一つだそうです。

 次のポイントは北畠顕家(きたばたけ あきいえ)公園。鎌倉時代末期から南北朝時代の公卿・武将。公園内の由緒記によると、後醍醐天皇の理想により、源頼朝以来の鎌倉幕府を支配していた執権北條氏を新田義貞ほかの諸将とともに打ち破った当時の参議左近衛中将。北畠顕家公は後醍醐天皇の命により十六歳の若さで陸奥守に任じられ統治していた折りに、奥州、関東の大軍を率いて天皇に謀反した足利尊氏を一旦撃破するも、再び盛り返した尊氏は京都に進攻。後醍醐天皇は神器を捧じて吉野へ逃れました。所謂ここからが南北朝時代の始まり。顕家公は、足利の軍勢と摂津国(大阪府)で対戦、最後は和泉国堺浦・石津に追い詰められ奮戦の末志半ばの御年21歳で戦死。花将軍と謳われた悲運の貴公子だったそうです。日本史談議も一息ついたところで次のポイント住吉公園へ移動。阪堺電車を利用しました。長崎の路面電車と同じですが、料金は長崎が120円に対し210円でした。住吉公園で昼食。

 休憩後、住吉大社詣へ。住吉鳥居をくぐり石灯篭群を左右に見ながら歩くとすぐそこは有名な太鼓橋(反橋)です。太鼓橋はこれを渡らないと住吉参りにはならないといわれています。結構傾斜がきつく行きは良いのですが帰りは少し厳しそうです。手水舎で両手を清め、住吉大社のシンボルといわれている角鳥居をくぐって向かう御本殿は第一本宮から第四本宮の4棟からなっておりそれぞれ国宝に指定されています。文化7年(1810年)に建てられたもので、「住吉造」と呼ばれている建築史上最古の様式の一つになります。第一本宮が一番奥に配置されていますがその第一本宮からお参りするのが正しい順だそうです。住吉大社には興味深い社が多く、縁結びから夫婦円満、安産までの守備範囲が広い侍者社、五、大、力と書かれた小石を集めお守りにするとご利益があるといわれる五所御前、招福猫の楠君社、安産の種貸社、石の重さで占いを行う「おもかる石」のある大歳社など見どころやパワースポットがいっぱいです。それぞれしっかり見ていくと時間がかなりかかります。皆さん沢山の運気を授かって大満足の様子でした。各ポイントでの泉田さんの説明も素晴らしく非常にわかりやすい解説でした。

 住吉参りの後は再び路面電車で天王寺に戻り解散。反省会はJR天王寺駅北口すぐの居酒屋へ。初参加の永尾さんの挨拶や昨年のさるく会の皆勤賞表彰(7名)など大いに会話も弾み、今年最初のさるく会も大いに盛り上がりました。今回の世話役の青木さん、泉田さん、白垣さん、犬塚さん、大塚さんに感謝です。

2018年1月13日(土)第6回ばってんまほろば会(旧名、奈良地区懇話会)を実施しました

1月13日(土)、奈良地区懇話会の新年会を実施しました。当日は12名の参加。近況報告や西山校舎のこと、健康のことなど時間はあっという間に過ぎてしまいました。またさるく会に参加するといううれしい話も!最後に会名を一新しようということで、奈良とふるさと長崎を思い起せる「ばってんまほろば会」を満場一致で決定。まさに新たな門出の新年会になりました。(19回生 福地  記)