今月は近江八景のひとつに数えられる「三井の晩鐘」で有名な三井寺を訪ねます。
もちろん琵琶湖畔や琵琶湖疎水取水口、大津事件記念碑など見どころ一杯です。
またうまくいけば路面を走る京阪電車が横断歩道の信号で停まってくれる珍しい光景も!
たくさんの参加をお待ちしています。
◆日時:9月24日(日)
◆集合:JR大津駅 10時
◆コース:JR大津駅~琵琶湖畔~琵琶湖疎水取水口~三井寺~(昼食)~長等神社~JR大津駅
【琵琶湖疎水】
琵琶湖疏水の着工は1885(明治18)年。当時の土木建設の常識を大きく超え、なんと京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年という歳月を費やし、造成。琵琶湖疏水は、水運に加え、上水道、灌漑、そして日本初の事業用水力発電などに活用され、京都の近代化に大きく貢献。
疏水はびわ湖畔の三保ヶ崎から伏見・濠川までの約20㎞。その起点となる大津、そして疏水沿いの山科、蹴上、岡崎の各エリアは特に注目の地域です。
【三井寺=園城寺】
琵琶湖南西の長等山中腹に広大な敷地を有する三井寺は、正式名称を「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから、「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになった。国宝の金堂を始め、西国第十四番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎が建ち並び、国宝・重要文化財は100余点を数える。
「近江八景」のひとつに数えられる「三井の晩鐘」は特に有名。宇治の平等院、高尾の神護寺とともに「日本三銘鐘」のひとつ。