2月下旬にしては寒く、また時折雨がちらつく天候の中、地域さるくとしては恐らく最多となる20名が参加して大阪豊中市にある服部緑地公園をさるきました。
先ず集合場所の服部天神駅には、ご神木がホームの天井を突き抜ける珍しい光景があり、駅到着時に見逃した人もありましたが、改めて見える場所へ移動して見ていました、
その後は駅の名前の由来になっている服部天神宮を参拝。菅原道真が左遷されて太宰府に下向する途中、持病の脚気により動けなったとき治癒を祈願したところ、たちどころに直ったとの言い伝えから、足の神様として知られるようになっています。
その後は服部緑地公園までひたすら歩くこと40分あまり。到着した公園は家族連れで賑わっていましたが、幸いに公園中央にある園内で一番の高台のベンチ群が空いており、借り切り状態で早目の昼食。今回もUさんからお酒の差し入れがあって左党はご相伴に預かるなど、楽しいひとときを過ごしました。ただ寒かったことと、眼下の花壇に花がまだ無かったのは残念でした。
昼食の後は梅林の散策。紅梅は五分咲き程度、白梅はまだ蕾といったところでしたが、中には満開に近い紅梅もあって、その前で恒例の集合写真を撮影しました。
梅林の後は日本民家集落博物館を見学。博物館といっても建物の中にあるのではなく、広い敷地の中に日本各地の代表的な民家を移築復元したもので、北は岩手から南は奄美まで、合わせて12の古民家が展示されています。雪深い山村で暖をとる工夫や大切な馬を守るため厩舎を併設した曲家など、まさに「昔の人は偉かった」を体現した展示でした。
博物館からは公園を突き抜けた形で往路とは反対側の緑地公園駅で解散。有志はその後もお茶(?)会を行って名残惜しんだのは毎回変わらない光景でした。改めて多くの方に参加いただいたことに感謝です。
19回生 村井記
写真1:服部天神駅
写真2,3:服部天神宮
写真4,5:服部緑地公園
写真6,7,8:日本民家集落博物館