2月25日(日)に第40回関西さるく会「京都・東山さるく」を実施しました。
京阪祇園四条駅に23名が集合。
後藤さん(12回生)、仲田さん(16回生)、田部さん(23回生)のご家族(奥様のお姉さん)が初参加。
全コース約4.5km。
京阪祇園四条駅をスタートして、四条通を東に、祇園に向かって進むと八坂神社(通称、祇園さん)。
本殿にお詣りした後、女性陣は美御前社へ。ここから湧き出る霊水はお肌の細胞が喜ぶ美容水だそうです。ぜひともお詣りしたいとのこと!
はんなり京美人になる!?という芸妓さんや舞妓さんも愛用しているらしい!
たっぷりお詣りして、身も心も美しくなって頂きたいものです。
高台寺公園まで移動して早めの昼食。
下見の時は厳しい寒さの中での昼食だったそうですが、今日は梅も咲き始めて暖かくなってきました。
この地で19年の余生を送ったという北政所ねねにちなんで名づけられた「ねねの道」を通り、八坂の塔へ。
重厚な五重塔が佇んでいます。
続いて、二年坂、産寧坂を転ばないように注意しながら登り、さらに清水坂を上がって清水寺門前へ。
観光客も増えこの界隈は特にごった返しています。きものを羽織った外人観光客もやたら多く、妙な違和感を覚えます。
仁王門をくぐり、ユネスコ世界遺産の清水寺へ。50年に一度の改修工事中の本堂を拝観。
阿弥陀堂、奥の院を観て、子安の塔へ。
ここからは本堂が真正面に見え、清水寺全体を俯瞰できます。
坂を下り音羽の滝を通り、清水の舞台を真下から眺めつつ、仁王門前へ戻ってきました。
混雑する清水坂を下り、次のポイントの六道珍皇寺へ。通称、「六道さん」。
臨済宗建仁寺派。本尊は薬師如来像。この地は、平安京の火葬地で現世と他界の境にあたるとされていて、「六道の辻」と呼ばれていたそうです。
夜な夜な珍皇寺門前の六道の辻の井戸から冥府を行き来したと伝えられる小野 篁(おのの たかむら、802年-853、平安時代前期の公卿・文人)ゆかりのお寺だそうです。
「六道の流転を知るは閻魔のみ」(罵笑)
最後のポイントは、歓喜踊躍念仏のあの空也上人が開設した西国第十七番札所、六波羅蜜寺。
平安後期には平忠盛、清盛、重盛と続き、広大な境内内には権勢を誇る平家一門の邸館が栄えたそうです。
平家没落後は源、足利による再興、豊臣秀吉による補修、徳川代々将軍も朱印を加えられた歴史あるお寺とのこと。
度重なる兵火を逃れ、平安・鎌倉期の木像彫刻を代表する名宝が数多く安置されていて、一つ一つに見入ってしましました。
特に、念仏を称える口から六体の阿弥陀が現れた空也上人立像を拝観できて感動しました。
一旦、ここで解散して、反省会会場へ移動。
途中、各自飲食物を買い込み、其中庵へ。
其中庵は円山公園にある老舗旅館。女将さんと井戸本さん(19回生)がお出迎え。
女将さんは井戸本さんの学生時代からのご友人の広海さん。
関西さるく会にも何度か参加して下さっている方で、今回、反省会会場として提供してくださいました。
お酒とおつまみを美味しくいただきながら話は弾み、京都・東山さるくを堪能した一日がお開きとなりました。
「円山の枯野の庵の温かさ」(罵笑)
今回の運営担当の大石さん(19回生)、田部さん(23回生)、大久保会長(37回生)に感謝。
また、井戸本さん、広海さんに御礼申し上げます。
写真左上から 八坂神社、八坂の塔(大久保さん)、産寧坂、清水寺仁王門、三重塔と経堂、音羽の滝(大久保さん)、工事中の清水の舞台(大久保さん)、六道珍皇寺(大久保さん)、六波羅密寺、其中庵での反省会、買出しの成果、其中庵(大久保さん)