「京都龍安寺・金閣寺をさるく」会員10名家族2名で実施。
梅雨ど真ん中でありながら、雨もほとんど降らず、蒸し暑くもなく、絶好のさるく日和となりました。
妙心寺は獅子や亀、桃などの形をした屋根瓦を見上げながら、通り抜けました。そして、徒然草「仁和寺にある法師」を記した兼好法師は、実は仁和寺門前の双ヶ岡に住んでいたとか話しながら、昼食処の仁和寺へ。
心地よい風の通る東屋でお弁当を広げました。仁和寺の五重塔の前で記念写真を撮り、次は禅の境地の竜安寺へ。
そこで石庭を眺め、禅の世界に浸るはずが・・・、石庭に配置された15個の石が全部見えるかどうか、石を数えるのに夢中になってしまいました。でも実は、15という数字は満月と同じで満ち足りた状態、あとは欠けていくだけという意味があるので、14ケしか見えない状態をよしとするのがよいのだとか・・・。裏庭に周ると「吾、唯、足るを知る」という石があり。なるほど奥の深い禅の教えと納得!
そんな禅の精神に触れた後、立命館大学の脇を通り過ぎ、金閣寺炎上事件の話などしつつ金閣寺へ。そして、境内へ入ると・・・そこには光り輝く美しい金閣が悠然と存在していました。池や庭園もとても見事でした。
一同大満足のうちに計7kmの行程を終え、最後は前回好評だった?反省会へ。「反省会っていつするの?」との小学生の問いかけに、「おとなの反省会ってこんな感じなんだよ。みんな心の中で反省してる?んだよ」と答えながら、ビールで乾杯しました。
非常に楽しい一日でした。(大久保記)