中秋の名月
播磨東風会が姫路城に集う
10月4日、播磨東風会メンバーと御近所さんの8名が姫路城の三の丸広場に集まりました。
午後4時半、姫路駅に集合したメンバーは途中で月見弁当や飲み物を調達して、午後5時頃には姫路城大手門から入城。観光都市・姫路らしく国籍多彩な風流を好まれる(?)方々が多く集まって来られていました。
今回の集いの目的は、『月を愛でながら、親睦を深めること』。
この日は旧暦の8月15日にあたる十五夜の日。 十五夜の中でも最も美しいと言われる“中秋の名月”でした。今年は「10月に中秋・・・???」と思われる方に。三年で一か月の誤差が生じる旧暦。今年は閏年だった為に、9月ではなく10月に名月がやってきたそうです。
大陸の強い寒気が南下したために気温は18℃ほどで肌寒い夕暮れ時となりましたが、会場となった三の丸広場のステージでは詩吟舞踊や和太鼓演奏などが観月会を盛り上げてくれていました。播州地方の銘酒販売のブースには長蛇の列ができるなど広場は風流人で一杯でした。
我々はと言うと、“天高く、隈無き名月”を愛でたのは一瞬だった気がしますが、気高き姫路城の正面に座り、ひたすらお喋りして、食事して、飲んで、と親睦を深める事に一生懸命頑張りました。
十分に目的を達成し、『また来年も集まりましょうね。』と、かぐや姫にお願いして姫路城をあとにした頃には、時計の針は午後8時半を回っていました。(25回生 松﨑記)