2019年2月24日(日)第52回関西さるく会「京都・北野天満宮さるく」を実施しました

2月24日(日)第52回関西さるく会「京都・北野天満宮さるく」を実施しました。
京都駅から嵯峨野線に乗り換え円町駅に。春の陽気に誘われて31名が集合しました。
「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな」
いまや遠い昔の高校の古典の授業では、「・・・春忘れ」禁止の意と習ったような気がしますが。
それはともかく、絶好の青空。さるく会には必ず晴れ女が存在しているようです。
円町駅から西大路通りを上がって北野白梅町を通り、菅原道真公(天神様)を主祭神とする北野天満宮へ。
もうすでにかなりの人出です。ここでもう1名合流し、総勢32名。
梅の香りがするお茶を一服いただいた後、約2万坪ともいわれる敷地に50種、1500本もの梅の木が植えられているという梅苑に出てそれぞれ自由に鑑賞。
丁度見頃になっていて、白梅、薄紅色の可憐な梅、細い枝にびっしりと咲き誇る紅梅を写真に収めていました。
秀吉によって造られたとされる京都を囲む土塁「御土居(おどい)」も見学。
北野天満宮の本殿にそれぞれの思いを祈願しました。
近くの公園で昼食後、上七軒を散策。京都らしい風情のある街並みをゆっくりとさるきました。
続いて、千本釈迦堂へ。「おかめ」伝説に聞き入りながら、洛中最古の建造物である国宝の本堂にもお参り。
青空を背景にしたお亀桜の枝垂れも見事でした。
山名宗全邸跡を通過して高級絹織物の西陣織発祥の地へ。
西陣の名の由来も教えていただきました。西陣織会館に到着。
西陣織着物ショーには京美人のモデルさんが春らしい色鮮やかな西陣織を着こなして次々に登場!
さるいた疲れも吹っ飛ぶほどの豪華絢爛さ!日本が誇る伝統技術ここにありですね!
次は、清明神社。清明井と言われる井戸があり、ここから湧く水は清明水と呼ばれています。
清明の陰陽道の霊力より、湧き出たといわれ、無病息災のご利益があるということで、皆さん熱心に祈願していたのが印象的でした。
最後は、室町幕府跡の痕跡を確認しつつ烏丸今出川の反省会会場に到着。
待ちに待った春を満喫したさるく会メンバーの笑顔がはじけました。

23回生 手嶋記

集合写真は桑原さん、スナップ写真は主に川端さん・桑原さんに投稿いただいています。