第59回関西さるく会「奈良・斑鳩の里さるく」を実施しました。
JR法隆寺駅に関東からの参加者2名を含め22名が集合。
心配した台風17号の影響もほとんど無く、日も差し込む陽気。
丁度、夏と秋の境目といった気候です。
斑鳩の里は、2014年4月27日に第1回目さるく会を実施した場所です。
何人集まるのかも予測がつかない状況で不安を抱えながら試行してみたという経緯があります。
そして、5年の時を積み重ね、今や関西同窓会にすっかり定着したさるく会のまた新たな一歩を踏み出そういうわけです。
「秋の日に 原点回帰の さるく会」。
JR法隆寺駅を出発し、1993年にユネスコの世界遺産に登録された法隆寺へと向かいました。
しばらく歩くと法隆寺iセンターに到着。
さらに松並木の法隆寺参道を抜けると南大門。
ここは、正面に金堂と五重塔が堂々と建ち並ぶ景観を眺められる第1のビューポイント。
まずここで集合記念写真。
さらに中門まで進みます。
深く覆いかぶさった軒、それを支えるエンタシスの柱、重厚な扉と左右に金剛力士像、そして金堂や五重塔を包み込む回廊。世界最古の木造建築、西院伽藍は荘厳です。
ここで、法隆寺境内拝観コースと藤ノ木古墳見学コースに分かれました。
拝観組は西院伽藍、大宝蔵院、夢殿が建つ東院伽藍内を拝観。
釈迦三尊像、薬師如来坐像、阿弥陀如来像、四天王像をはじめとした仏像の数々、壁画、建物など飛鳥時代の代表的な仏教文化を堪能したようです。
藤ノ木古墳組は、法隆寺西大門を出て、古い土塀が並ぶ静かな佇まい宮大工の里を通り抜けて藤ノ木古墳へ。古墳周辺のコスモスはまだチラホラで満開はまだまだ先のようです。
古墳見学の後は、近くの斑鳩文化財センターに立ち寄りました。
藤ノ木古墳から出土した石棺や副葬品のレプリカが展示されてあり、ガイドさんが丁寧に説明してくれました。いまだ誰の墓なのかわかっておらず謎の多い古墳です。
見学後法隆寺に戻り拝観組と合流。境内内で昼食。
東院伽藍の夢殿の前を通過して中宮寺を拝観。
法隆寺境内をあとににして、ここからは田園風景が広がる斑鳩の里をさるきまました。
まずは、法輪寺へ向かいます。
稲穂もたわわに実り頭を垂れています。
柿や柘榴も赤みを帯び、茄子も実り、収穫の秋が近づいているようです。
法輪寺の三重塔も見事で第2のビューポイント。
さらにさるくこと10分。
法起寺に到着。ここの三重塔も見ごたえがあります。
特に稲穂やコスモスに囲まれた風景の中に三重塔がすくっと建っている図はまるで絵葉書のようです。
コスモスはまだ時期尚早でしたが第3のビューポイント。
素晴らしい集合写真が撮れたようです。またそれぞれ好きな構図でさかんに写真を撮っていました。
金剛山系や三輪山・竜王山系や遠く大峰山系も眺めることのできる奈良・斑鳩の里をのんびり歩きながら最寄りのバス停へ。バスを待つ間は、例によってひとしきりの長崎弁談義。
バスに乗車しJR王子駅へ。
ここで一旦解散し、反省会会場へ。
会場にたどり着くと同時にやや強い雨。
冷たい飲み物とおしゃべりでクールダウン。
そしてお開きの頃には青空が。
今回も晴れ女が仕事を完璧にしたらしい!そのパワーに驚嘆するとともに感謝!
天気もさるく会に配慮してくれました。
23回生 奈良地区委員 手嶋 記
法隆寺駅でミーティング。(さるく会の始まり)・喫茶店(反省会の始まり)(36回生川端さん)
法隆寺参道をかろやかに!。法隆寺の七不思議南大門の鯛石(24回生西村さん)、そして中門前での記念写真(36回生桑原さん)、五重塔(川端さん)
藤ノ木古墳組:宮大工の里・藤ノ木古墳(川端さん)
法隆寺組:法隆寺五重塔(36回生佐々野さん)、金堂・回廊(桑原さん)、夢殿(佐々野さん)
笑顔いっぱいのお昼ご飯(桑原さん)
中門に佇む。欅の古木を撮る。
法輪寺。
野焼き、曼殊沙華。
法起寺(記念写真は桑原さん)、コスモスと三重塔。
乾杯!楽しい反省会。
※順次写真をいただく予定です。ご期待ください。(19回生福地)