2019年10月27日(日) 第60回関西さるく会「兵庫・灘酒蔵さるく」を実施しました。

御影駅に同窓生32名集合。
金木犀の香り漂う秋たけなわ。やや暑いくらい陽気でしたが気持ちの良い好天。
灘の生一本、銘酒のふるさと灘五郷の酒蔵をはしごしようという企画です。
六甲山を背景に東から順に今津郷、西宮郷、魚崎郷、御影郷、西郷を灘五郷と呼びます。
郷内に一歩踏み入れると日本酒特有の香りがほのかに漂ってきます。
先ずは神戸酒心館(福寿)。創業1751年。ノーベル賞の晩餐会で「福寿」が提供されていることでも有名です。
早速試飲開始。3種類の銘柄をクィッ、クィッ、クィッ!
いずれもとてもまろやかで、思わず旨い!の声、多数。
次は、講道館柔道創始者、嘉納治五郎の生誕地に立ち寄った後、白鶴酒造資料館へ。
ここは1743年創業。
実際に使用した道具を見ながら酒造りの工程を学ぶことができます。
見学の後はお楽しみの利き酒。にわか評論家たちによる味比べが始まりました。
福寿の方が良かった!とか、いや白鶴が旨い!とか。
酒も美味しいがお腹も空いたということて、御旅公園にて昼食。
しばしの団欒の後は、3番目の酒蔵、菊正宗酒造記念館。
1695年築の御影、本嘉納家の酒蔵を移して1960年に開館したとの事。
奈良や伏見に対し、海上輸送に有利な灘地域の酒造りについてガイドの解説を興味深く聞きました。
勿論、試飲もしっかり楽しみました。
次は本日最後の酒蔵、濱福鶴吟醸工房。
名物杜氏として有名な米治さんの名調子の解説に引き込まれながら、酒造りの工程をわかりやすく教えて貰いました。
クイズもあり景品をもらった人は大喜びでした。
そして本日最後の試飲。
さすが大吟醸!柚子酒も旨い!
お土産用や反省会用のお酒も購入して酒蔵めぐりを締めくくりました。
反省会は魚崎会館をお借りして、近くのスーパーで調達したおつまみを食べながら楽しい時間を過ごしました。
23回生 手嶋 記

写真クラブ川端さん・桑原さんに出品していただきました(19回生福地)