2025年5月25日(日)第87回関西さるく会「兵庫 須磨さるく」のご案内

このエントリーをはてなブックマークに追加

須磨さるくのご案内です。
須磨は、源氏物語や源平合戦の舞台となったところです。
今回は、いにしえの日本の歴史に想いを馳せながら、合わせて欧風噴水庭園須磨離宮公園のバラ園をさるきます。

集合日時:2025年5月25日(日)10時
集合場所:山陽電鉄「月見山」駅、上り(大阪方面)の改札口(小さい地上駅ですから上り、下りの改札口はすぐ分かります)
※山陽電車と阪神電車は、姫路~大阪梅田間相互乗り入れしており、直通特急(姫路~大阪梅田)、特急が停車します。
コース:山陽電鉄月見山駅→須磨離宮公園(昼食)→須磨寺→現光寺(源氏寺)→山陽電鉄須磨寺駅(解散)  距離:約4Km
会費:100円
須磨離宮公園入園料:400円(JAF会員や15名以上団体割引あり)
その他:道中コンビニはありません。各自弁当を持参ください。離宮公園内にレストランはあります。
反省会は神戸三宮を予定しています。
                        
散策施設の概要
須磨離宮公園(欧風噴水庭園)
西本願寺の別荘であったところを1907年(明治40年)に宮内省が買い上げ造営、1914年(大正3年)に離宮(武庫離宮)として完成。その後、戦災により神戸市に下賜されたものを、昭和42年、市が上皇陛下(当時、皇太子殿下)のご成婚記念事業として整備、須磨離宮公園となる。美しい欧風噴水公園。
「王侯貴族のバラ園」をはじめ「つばき園」、「花しょうぶ園」サクラ、ツツジ等、四季折々に楽しめる。現在は面積82haの都市公園。
また、付近にある高台は、在原行平が須磨にわび住まいしていた時、ここで月を観賞したことから月見山と呼ばれ、園内には月見の松跡がある。
 
<5月1日(木)から6月8日(日)まで「春のバラ鑑賞会」を開催中>
「王侯貴族のバラ園」「バラの歴史と文化園」「世界殿堂入りバラ園」の3つのバラ園を中心に約300種4,000株のバラが開花。

須磨寺
1200年の歴史を持つ真言宗須磨寺派の大本山。一般には須磨寺の名で知られているが、正式には福祥寺である。
本堂内の室町期の宮殿・仏壇や、木造の十一面観音立像など重要文化財も多く、平敦盛遺愛の「青葉の笛」や弁慶の鐘、さらに敦盛首塚など、多数の重宝や史跡があり、境内には子規、芭蕉、山本周五郎などの文学碑がある。源平一の谷合戦ゆかりの寺。
♫ 須磨寺や 吹かぬ笛聞く 木下闇  芭蕉 ♫
♫ 笛の音に 波もよりくる 須磨の秋  蕪村 ♫ (いずれも平敦盛を偲んで詠んだ句)

〇現光寺(光源氏ゆかりの寺 源氏寺)
もとは源光寺、源氏寺とも呼ばれていた。「須磨の巻」の物語の描写がこの寺の場所、またモデルとされる在原行平や源高明らが、当時の場所に住んだと言われたことから、光源氏が過ごしたわび住まいの舞台として、古来より光源氏ゆかりの寺と言い伝えられてきた。
物語の世界を求めて芭蕉や、今西行と言われた風月庵似雲などが訪れ、子規などの句碑もある。また周辺は、「須磨の関」の跡地とも言われている。

(担当 19回生 太田康美)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です