今月のさるく会は「富田林寺内町」。
白壁、板塀、木格子(きごうし)、虫籠窓 (むしこまど)、煙だしの越屋根…。これらが見事に調和した江戸時代のお寺と商家の町並み。南河内の言わば 「旧家の生きた博物館」をぶらりさるいてみませんか?
そして終了後は「ビールに旅させない!」をキャッチフレーズとするバンリノハルビアホールでの反省会が待っています。
たくさんの参加をお待ちしています。
(なおビアホールは20名で予約していますが25名くらいまでは大丈夫だということなので特に事前申し込みはいたしません。)
◆日時:9月28日(日)10時
◆集合:近鉄富田林駅東改札口
◆コース:きらめきファクトリー~旧田中家住宅~興正寺~展望広場~じないまち交流館(昼食)~旧杉山家住宅~バンリノハルビアホール~富田林駅 約2キロ
◆昼食:お弁当(冷房の効いた和室貸切 じないまち交流館)
◆参加費:100円
<富田林寺内町>
永禄初年頃(1558~1560年頃)、興正寺門跡証秀上人によって創建された興正寺別院を中心とした寺内町として誕生し、商売の盛んな在郷街として発展しました。
誕生した頃の寺内町は、外周に土塁を巡らせ堀割もありました。4か所ある町の出入り口にはそれぞれ木戸門が構えられ、夜間は閉ざされて治安を守っていました。町は興正寺を中心に整然と並ぶ六筋七町(後に六筋八町)で、宅地や畠などが計画的に配置されました。広さは東西約400メートル、南北約350メートルで現在の富田林町にほぼ相当します。
現在も創建当時の町割りや、重要文化財旧杉山家住宅、大阪府指定文化財仲村家住宅など往時の繁栄を偲ぶ重厚な町家が数多く残されています。また、大阪府内で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
<バンリノハルビアホール>
大阪・南河内地区を中心に銘酒「万里春(バンリノハル)」で知られる造り酒屋であった万里春酒造。昭和50年代末に廃業した酒蔵をリノベーションしてビール醸造所+ビアホールとして復活。
富田林の貴重な歴史的建造物を活かし、この場所に新たな息吹きを。と日々模索していた万里春酒造の子孫と、紆余曲折を経てこの場所に辿り着いた旅する醸造家との出会いにより万里春の新しい物語は始まりました。
19回生 福地