第33回さるく会 郡山金魚さるくの見どころです。大和郡山は意外と私たちにも身近に感じる街です。当日の配布資料とほぼ同じ内容です。ご期待ください。
<郡山城址>
郡山城の築城は1580年筒井順慶が始め、1585年紀伊・大和・和泉の三ヶ国100万石であった豊臣秀長により拡張された。壮大な高石垣は荒々しい野面積で寺院の礎石、庭石、五輪塔、石地蔵などが用いられてる。また秀長は城下町の繁栄のため、奈良や堺の商人たちを郡山に呼び寄せ、地租免除や商売上の特権を与え、箱本制度という自治組織を作った。秀長の死後、増田長盛、水野勝成、柳澤吉里などが入城。柳沢家は6代145年間続いた。明治2年に柳澤保伸が藩籍を奉還し、明治6年に政府の方針により城郭が全て入札売却された。現在は復元された追手門、隅櫓、多門櫓などが往時を偲ばせている。天守台の石垣には逆さ地蔵、羅城門の礎石など転用石が多い。城内の桜は見事で桜百選にも選ばれ春にはお城まつりでにぎわう。
<永慶寺>
郡山藩主柳澤家の菩提寺。山門は旧郡山城の城門を移築した。長崎の崇福寺と同じ黄檗宗で崇福寺三門に似た弁天門がある。
<キリシタン殉教の碑>
明治2年、浦上のキリスト教徒3416人は異教徒として捕えられ、日本各地に配流された。そのうち86人が大和郡山へも強制送致された。彼らは5年にわたり強制労働に課せられ、6名が殉教したという。当初良玄寺にあった墓碑を1969年、カトリック郡山教会の敷地に移した。
<大納言塚>
豊臣秀長の墓所。1591年、郡山城内で没した秀長はここに葬られた。当初、この近くに豊臣秀吉が建てた大光院<だいこういん>という菩提寺があり、墓地を管理し菩提を弔っていた。しかし、豊臣家が滅んだあと、大光院は京都に移され、秀長の位牌は東光寺(のちの春岳院)に託された。その後墓地は荒廃したが、安永6年(1777)、春岳院の僧、栄隆<えいりゅう>や訓祥<くんしょう>が郡山町中と協力して外回りの土塀をつくり、五輪塔を建立した。五輪塔は高さ2メートルで、地輪の表面には戒名が刻まれている。
<金魚資料館>
1982年、やまと錦魚園が自費で設立。金魚の古書、資料などの収集は貴重。現存する色々な種類の金魚が飼育展示されている。
<源九郎稲荷神社>
古くは日本三大稲荷の一つ。義経が吉野に落ち延びた時、白狐が側室 静を送り届けた話は有名。「義経千本桜」の四段目の主人公はこの白狐、源九郎狐。中村勘九郎さんや市川猿之助さんも参拝に来られこともあり、歌舞伎ファンの方たちの参拝も多いという。
第33回さるく会は大和郡山金魚さるくです。大和郡山は豊臣秀長100万石の城下町。そして金魚の町。また長崎にゆかりのあるスポットも。暑いさるくになりますが見どころいっぱいの大和郡山をさるきませんか?
◆日時:7月22日(日) 10時集合 10時15分出発
◆集合場所:近鉄郡山駅
◆コース:近鉄郡山駅~郡山城址~郡山城公園(昼食)~永慶寺~隠れキリシタン殉教地~豊臣秀長大納言塚~金魚資料館~源九郎稲荷神社~反省会(解散)
◆会費:300円
◆アクセス
大阪から JR大阪 8:47発(大阪環状線京橋方面行)~鶴橋 9:04着(乗換)近鉄鶴橋 9:08発(近鉄奈良線快速急行 近鉄奈良行)~大和西大寺着9:32(乗換)大和西大寺9:38発(近鉄橿原線橿原神宮前行)~近鉄郡山9:46着
京都から 近鉄京都8:40発(近鉄京都線橿原神宮前行=直通)~近鉄郡山9:28着
※大阪駅から大和路快速でJR郡山まで乗車後、近鉄郡山駅まで歩く(約15分)ことも可能です(乗換なし)
JR大8:42溌(大和路快速加茂行=直通)~JR郡山9:29着
◆参加自由。雨天決行。連絡不要。家族参加大歓迎。弁当持参。 レクリェーション保険加入。 気軽に参加できる同窓会活動です。
さるく会、18才の君がいる、僕がいる!
第33回関西さるく会は「奈良郡山金魚の町さるく」です。その下見を下記内容で行います。地域役員以外の方も参加できます。7月23日(日)のさるく会に参加できない方は奮って参加ください。
◆日時:7月1日(土) 10:00集合
◆集合場所:近鉄郡山駅
◆コース:近鉄郡山駅~郡山城~郡山城公園(昼食)~大納言塚~金魚資料館~近鉄郡山駅(約6㎞)
※地域役員でない方は保険等の関係で会費300円を徴収します。
第3回さるく会「鴨川(賀茂川・加茂川)さるく」のお知らせ第2弾です。葵祭ゆかりの世界遺産2か所を結ぶコースです。たくさんの参加をお待ちしています。
◆見どころ及び関連情報
【出町柳】福井からの鯖街道の終点、すなわち、洛中への入り口でもある。
【加茂氏(天神系)】八咫烏ヤタガラスに化身して神武天皇を導いたとされる賀茂建角身命カモタケツヌミノミコトが始祖。代々賀茂神社に奉斎し、山城国葛野郡・愛宕郡を支配した。子孫は上賀茂・下鴨の両神社の祠官家。鴨長明(下鴨社家)は氏人。
【河合神社】鴨長明はこの神社の禰宜ネギの次男。和歌や琵琶、笛、琴などに優れた。「石川やせみの小川の清ければ月もながれを尋ねてぞすむ」は『新古今和歌集』に入撰。長明は河合社の禰宜への就任に失敗し、出家。日野山(京都市伏見区日野町)に庵を結び隠棲、方丈記を執筆。
この神社は美麗の神様でも人気。八咫烏を祭る任部社トウベノヤシロもあり。
【葵祭】下鴨神社、上賀茂神社とも豪族加茂氏の氏神で、世界遺産。御所の鬼門を守る社。葵祭は、567年、風雨激しく五穀が実らなかったことを加茂の神々の祟りと考えて祭礼を始めたのが由来。御所を出た行列は、下鴨神社を経由し、上賀茂神社に向かう。
【下鴨神社=賀茂御祖神社カモミオヤジンジャ】世界遺産。本殿には、右に賀茂別雷命(上賀茂神社祭神)の母の玉依姫命タマヨリヒメノミコト、左に玉依姫命の父の賀茂建角身命カモタケツヌミノミコトを祀る。京都の社寺では最も古い部類。社伝では、神武天皇の御代に御蔭山に祭神が降臨したという。本殿2棟は国宝。舞殿は、葵祭で舞楽が奉納される場所。境内の御手洗社前の池は、葵祭斎王代みそぎの儀が行われる。その池の水泡の形に着想し、5つの団子で人の形を模したものが、みたらし団子。
【社家の家並み】賀茂川の水を取り込んで利用。賀茂川の水位低下により水の流れが変わった部分もあり。
【上賀茂神社=賀茂別雷神社カモワケイカヅチジンジャ】祭神は賀茂別雷大神。社伝では、神武天皇の御代に賀茂山の麓の御阿礼所に賀茂別雷命が降臨。『山城国風土記』逸文では、玉依日売(たまよりひめ)が加茂川の川上から流れてきた丹塗矢を床に置いたところ懐妊し、それで生まれたのが賀茂別雷命。丹塗矢の正体は、乙訓神社の火雷神とも大山咋神とも。世界遺産。伊勢神宮に次ぐ官幣大社の筆頭。長い直線コースの馬場では加茂競馬クラベウマが行われるが、加茂氏だけが乗馬できる。細殿の前の円錐形のふたつの立て砂は、神さまが降臨した神山を模したもの。頂には松葉が立ててある。これが、鬼門に砂をまき清める風習の始まりでもあり、門松の始まりでもあるらしい。
37回生 大久保記
第32回さるく会は鴨川さるくです。鴨川を渡る風に吹かれながら、京都三大祭りのひとつ、葵祭で有名な下鴨神社と上賀茂神社さるきます。両社とも「古都京都の文化遺産」として 世界遺産に登録された、美しい神社です。平安時代に想いを馳せながら一緒にさるきませんか!
◆日時:6月25日(日) 10時集合 10時15分出発
◆集合場所:京阪出町柳駅(叡電口改札口前)
◆コース:出町柳駅(集合)⇒河合神社⇒下鴨神社⇒鴨川(昼食)⇒社家の家並み⇒上賀茂神社(解散)⇒反省会(MKバイキング)あるいはバスで帰宅
◆会費:300円
◆参加自由。雨天決行。連絡不要。家族参加大歓迎。弁当持参。 レクリェーション保険加入。 気軽に参加できる同窓会活動です。
さるく会、18才の君がいる、僕がいる!
第32回さるく会の下見を下記の通り実施します。今回は鴨川さるくです。
◆日時:6月3日(土) 10時集合
◆集合場所:京阪出町柳駅(叡電口改札口前)
◆コース:出町柳駅⇒河合神社⇒下鴨神社⇒鴨川⇒上賀茂神社
当日の下見を踏まえてコースを決定します
第31回さるく会のお知らせ第2弾です。
お知らせ第1弾でもご紹介しました通り、離宮公園だけではなく源平合戦ゆかりの地などもさるきます。遠い時代に想いを馳せたさるく会になればと思っています。たくさんの参加をお待ちしております。
<現光寺>
もとは源光寺とも書かれていた。光源氏ゆかりの寺(源氏物語―須磨の巻)、また周辺は、「須磨の関」の跡地とも言われている。
<関守稲荷神社>
「須磨の関」の跡地の一つとも言われている。須磨の関の守護神として祀られたと伝えられ、境内に百人一首で知られる源兼昌の歌碑がある。<淡路島通う千鳥の鳴く声にいく夜寝覚めぬ須磨の関守>
<須磨寺>
1200年の歴史を持つ真言宗須磨寺派の大本山。源平一の谷合戦ゆかりの寺。源氏の武将熊谷直実に討ちとられた平家の若武者平敦盛の遺品や首塚がある。
<須磨離宮公園>
もとは天皇の別荘「武庫離宮」であった所。戦災により神戸市に下賜されたものを、昭和42年市が今上天皇のご成婚記念事業として整備、須磨離宮公園となる。美しい欧風噴水庭園。「王侯貴族のバラ園」をはじめ「つばき園」「花しょうぶ園」サクラ、ツツジ等、四季折々に楽しめる。
<松風・村雨堂>
謡曲にも取り入れられている。<在原行平(業平の兄)と松風・村雨(行平に仕えた二人の女性)の悲しい別れの舞台。
※当日の配布資料はもっと詳細なものにします。
19回生 太田記
写真左上から現光寺、関守稲荷神社、須磨寺龍華橋、須磨寺境内、須磨離宮公園
第30回さるく会は須磨離宮公園さるくです。
タイトルは離宮公園のバラ園が中心ですが・・・
須磨は古く源氏物語や源平合戦の舞台でもあり、芭蕉や蕪村、子規、など多くの文人が訪れ、また在原行平がわび住まいしたり、近年では山本周五郎が在住したりしています。このため、多くの歌碑や文学碑があります。離宮公園内にも在原行平にまつわる場所などがあり、また社寺など多数存在し歴史の宝庫でもあるので、「須磨の歴史散策さるく」ということになりそうです。もちろん須磨離宮公園では「王侯貴族のバラ園」では約180種4000種のバラが開花。5月13日~28日まではちょうど「春のローズフェスティバル2017」です。たくさんの参加をお待ちしております。
◆日 時:5月28日(日) 10:00集合 10:15出発
◆集合場所:JR「須磨」駅 改札口
◆コース:須磨駅 → 現光寺 → 関守稲荷神社 → 須磨寺 → 須磨離宮公園 → 松風・村雨堂 → 山陽電鉄「月見山」駅 → JR三ノ宮駅解散 距離 約 4Km
◆費 用:会費 300円、離宮公園入園料400円(15人以上団体割引あり)
※兵庫県在住65歳以上の方無料(住所、年齢を証明できるもの必要)
◆参加自由。雨天決行。連絡不要。家族参加大歓迎。弁当持参。 レクリェーション保険加入。 気軽に参加できる同窓会活動です。
さるく会、18才の君がいる、僕がいる!
※5月度運営担当 太田康美(19回生)記
第30回さるく会は「歴史遺産と琵琶湖畔・大津さるく」です。 大津は、京都に近いこともあり、昔から人や物が往来する交通の要衝として栄えてきたところです。
今回は、大津にある重要文化財や国指定史跡等々を巡り、シバサクラが咲く琵琶湖畔を散策します。その他にも競馬の馬主達が祈願に訪れるという馬神神社や忘れられた大津城跡、昔の人が通った東海道など知らなかった大津を再発見できると思います。ぜひご参加ください。(21回生 鳥山記)
見どころを紹介いたします。
<義仲寺 (ぎちゅうじ) >
粟津(あわづ)の地で壮烈な最期を遂げた木曽義仲(室町時代末期に葬ったといわれています。江戸時代中期までは小さな塚でしたが、周辺の美しい景観をこよなく愛した松尾芭蕉が度々訪れ、のちに芭蕉が大阪で亡くなったときは、生前の遺言によってここに墓が立てられました。境内には、芭蕉の辞世の句や直筆の句碑など数多くの句碑が立ち、偉大な俳跡として多くの人が訪れます。境内全域が国の史跡に指定されていますが、特に、翁堂の天井画は、伊藤若冲が描いたと言われており、必見の価値があります。
<なぎさ公園のシバザクラ>
においの浜にある、なぎさ公園「なぎさのプロムナード」エリアには花壇一面にシバザクラが咲き誇ります。琵琶湖の青とのコントラストも美しく、湖岸散策を楽しむ市民や観光客に親しまれています。
<大津城跡>
安土・桃山時代に、豊臣秀吉が、坂本城にかわり、新たに大津城を築城しました。関ケ原の戦で、東軍(徳川家康側)に味方した城主の京極高次が、関ヶ原に向かう毛利元康の大軍を食い止めて時間稼ぎをしたという「大津籠城」は、勝敗を決める大きな要素となったことで有名です。徳川家康(1541-1616)が大津城で戦後処理を行ったこともよく知られています。この後廃城となり城は解体されましたが、城郭の資材は、彦根城や膳所城の築城に使われたといわれています。
<琵琶湖疏水>
京都への飲料水の供給と灌漑、水運、発電を目的として約5年の歳月をかけて明治23年(1890)4月に完成しました(第2疏水は明治45年(1912)に完成、全線トンネルで、延長7.4km)。全長11.1km、日本人だけの技術で、資材面などの困難を克服し、明治中期における日本土木技術の確立を示す画期的な事業といわれます。
<三井寺>
天台寺門宗の総本山で「長等山園城寺」と言います。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから、「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになりました。国宝の金堂を始め、西国第十四番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎が建ち並び、国宝・重要文化財は一〇〇余点を数えます。その他のみどころとしては、近江八景「三井晩鐘」や弁慶の引摺り鐘などがあります。
<大津事件の碑>
明治24年(1891)、来日したロシア皇太子ニコライが、警備中の巡査津田三蔵に斬りつけられた事件。ロシアを恐れる明治政府は、津田三蔵を大逆罪で死刑にするよう迫りましたが、 大審院長の児島惟謙の主張により、刑法どおり無期徒刑とし、司法権の独立を貫きました。 事件現場には、「此附近露国皇太子遭難之地」の碑が建っています。
第30回関西さるく会「滋賀大津 琵琶湖畔さるく」を実施します。春のうららかな琵琶湖の湖畔をさるいてみませんか。
◆日時:4月23日(日) 10:00集合 10:15出発
◆集合場所:JR膳所駅
◆コース:膳所駅~義仲寺~においの浜~大津城跡~琵琶湖疎水~三井寺~大津事件碑~JR大津駅(約6㎞)
※詳細は追って連絡します
◆参加自由。雨天決行。連絡不要。家族参加大歓迎。弁当持参。 レクリェーション保険加入。 気軽に参加できる同窓会活動です。
さるく会、18才の君がいる、僕がいる!