「大学生になったら、こんな風に過ごしているだろうな」という想像とかけ離れた生活も1年以上が過ぎました。だんだんこの暮らしにも慣れてきましたが、大学のテストを一度も経験していないことには未だに妙な気分にさせられます。
高校時代、私はあまり勤勉な方ではありませんでした。それでも、テスト期間にはテスト勉強に励み、テストを受け、結果に一喜一憂しました。高校生活の中で「テスト」は当たり前に存在するものでした。
しかし、大学に入学してみると、1年生はほとんどオンライン授業になり、対面でのテストどころか、オンラインでのテストもなく、レポートで学期を締めくくりました。これは、2年生になった今でも同じで、私は未だに大学でテストを受けたことがありません。
テストが受けたくてたまらない!と言うと嘘になりますが、全くないというのも寂しいものだと最近思うようになりました。状況がだんだん回復にむかってきて、全部が対面授業になり、テストが再開される日もそう遠くないのではないかなと思います。
神戸の下宿で、大学から出される宿題をもくもくとこなしていた寂しい時期に、東高の先輩として、楽しいお話を沢山聞かせてくださった37回生の山崎博美さんにこのタスキを繋ぎます。