卒業後、東京、ロンドン、東京、神戸と転居を重ね、神戸在住22年です。気が付けば今の住まいが郷里の長崎を含めても最も長く暮らしている場所となりました。
2017年に娘が中学生になったのを機に再就職活動をして当時大阪本町に開業されたばかりの全館165室ほどのビジネスホテルのスタッフとして働き始めました。2019年に全4店舗の予約を統括して行う本部で働き始めて半年ほどでコロナ禍が始まりました。インバウンド団体の予約を主に団体予約の獲得に力を注ぎ、自社清掃部を立ち上げ外国人留学生のアルバイト雇用を進める等頑張って来た事の全てが大波にさらわれた砂の城のように簡単に崩れてしまいました。
4月末から休業手当を貰いながら自宅待機。色々と考えを巡らすうちに大阪の介護スクールで7月開講の短期コースを授業料、教材費免除で受講出来る機会に恵まれました。7月末に介護士の資格を取得し、8月後半から現在の職場で研修を始め、月末に正式にホテルを退社。
研修を経て10月から正職員として働き始めました。今の職場は養護盲老人ホームという視覚障害を伴う高齢者の暮らしをサポートする施設です。介護の仕事に慣れる事も勿論ですが、視覚障害のある高齢者の方の生活支援について日々新しい気付きや学びがあります。一通りの業務に慣れて来た今、私に出来るプラスαを考えながら自分自身も高めて行ければと思っています。
次の襷は、関西さるく会の同じ兵庫県の地域役員でお世話になっている19回生の太田さんにお願いいたします。
PS 森島さんへ、タスキを渡していただきありがとうございます。また機会があればご一緒しましょうね。