今回は大阪府と奈良県の境にある「亀の瀬地すべり地域」をさるきました。
10時半にJR河内堅上駅に集合。11名の参加です。
最初は地すべり資料室でボランティアガイドさんによる地すべりのメカニズムや被害の実態、地すべり対策の説明を受けた後、水抜きトンネルを見学。
集水井から地下水がしたたり落ちてくる様は地すべり対人間の戦いそのものでした。
続いて昭和7年の地すべり時に崩壊したものの奇跡的に残った旧関西本線のトンネル跡を見学。
明治の職人たちのきめ細やか仕事振りがわかるレンガ組みや蒸気機関車の煙のすすがそのまま残された天井部など、往時を偲ばせる貴重なひと時になりました。
お弁当タイムの後は、龍田古道を経て風の神様、龍田大社へ。
柱に巻かれた登り龍のしめ縄が印象的な本殿を参拝したのち帰途へ。
自然に立ち向かう人間の力強さに感動した一日になりました。
写真は順番に
(1)大和川鉄橋(2)取水口トンネル(3)取水口を上部から見学(4)トンネル遺産(5)龍田古道、峠の八幡神社(6)龍田大社登り龍のしめ縄(7)龍田大社で記念写真(8)頭を垂れる稲穂と彼岸花