雨の中、JR彦根駅に14名が集まりました。今回は彦根城を下から上まで、端から端までさるきました。
まずは、彦根駅西口にある井伊直政公の騎馬像にご挨拶、いざ出陣。
城の入り口である表門を目指します。約20分で到着、ここで観覧券を購入いよいよ城攻めです。
表門を入ると急な登り坂が続きます。石段も不規則に組まれており、一気に駆け上がれないようになっています。
我々は当然、無理。急な坂を登り詰めたところにあるのが天秤櫓です。敵を攻撃撃するのは勿論、ここに架かっている廊下橋を壊すと本丸へはすすめなくなります。
さらに登り、太鼓門櫓を通過すると目の前は天守閣(国宝)です。丸みをおびた唐波風や切妻波風を駆使した屋根は、他の現存天守にはない美しさがあります。残念ながら、今回は工事中のため中へは入れませんでした。
天守閣を背景に集合写真を撮った後、西の丸三重櫓に移動。内部は急な階段が二つありミニ天守を経験できました。西の丸の広場は最高のロケーションで、絶好の昼食場所なのですが雨のため断念、逆に雨のため閉店していたお店の軒下を借りて無事昼食をとることができホットしました。
帰りは表門を目指して一気に下ります(行きはよいよい、帰りは恐い)。表門まで帰り着いて、隣にある彦根城博物館を見学。
井伊家伝来の美術工芸品・武具・古文書だけでなく、能舞台や、江戸時代さながらに再現された表御殿では藩主の居間や茶室も見ることができました。博物館を出ると雨も上がり、「ひこにゃん」登場まであと15分ということわかり待つことにしました。「そんなに待つの~」の人も、会えてからは「ひこにゃ~~ん」と満足いただいたようです。
気分転換したところで、馬屋(当時21頭つながれていた)、佐和口多聞櫓を見学し、江戸前期に作庭された玄宮園に向かいました。天守背景の集合写真は、雨が上がっていたので池の水面に映る天守も撮れた最高の1枚です。
最後はJR彦根駅前でいつものお楽しみ会。参加された皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
23回生田部