2026年1月25日(日)第95回関西さるく会「滋賀 大津京さるく」紀行文

今年初めてのさるく会は「大津京」。
寒波襲来の中、14名が参加して初春の大津京を巡りました。
大雪のためのダイヤ乱れを乗り越えて近江神宮駅10時集合。
まずは天智天皇の宮跡、近江大津宮錦織遺跡を見学。
667年遷都からわずか5年で廃都となった幻の都。ひっそりと街中にある旧跡にはかなさを感じてしまいました。

【大津京錦織遺跡】

続いて天智天皇を祀る近江神宮へ。
境内に上がると日時計や火時計が目に入ります。
天智天皇が大津の都で初めて漏刻により鉦鼓を鳴らして時を知らされた由来とのこと。
みなさん日時計で時刻を確認したり、火時計の仕組みを考えたりと興味津々。

【近江神宮楼門】

【珍しい火時計】

【近江神宮本殿】

【雪降る境内】

参拝の後はかるた名人・クイーン戦の会場、近江勧学館へ。
会場は見学できませんでしたが「ちはやぶる」の撮影スポットの前で主人公になり切った乙女たちがとても印象的でした。

【近江勧学館で】

【「ちはやふる」っぽくしてみました】

【近江神宮参道の「近江八景」のタイル】

続いて昼食会場の近江神宮外苑公園まで移動。
昼食は寒さと雪のため自由喫食。
ベンチでお弁当を広げたり、ハンバーガーを食べたり、スーパーのフードコートでお弁当を食べたり、カフェでゆったり食事したりとそれぞれにランチを楽しみました。

【昼食会場の近江神宮外苑公園】
昼食後は「国宝」のロケ地となったびわ湖大津館へ。
昭和9年に外国人のためのホテルとして開業された建物は豪華で趣のある建物。
早速「国宝」撮影の紹介コーナーを見学。みなさん映画の余韻を楽しんでられました。
さらに館内を見学。最初にテラスに出ると琵琶湖や大津方面は雪で真っ白。ちょっと残念!
気を取り直してホテルの歴史や宿泊した人たちの写真が展示されている各宿泊室跡へ。
ヘレンケラーや石原裕次郎と言った有名人の写真の前ではみなさんじっくり鑑賞。
そろそろ次へと部屋を出ると雪は皆無!テラスでは湖面に光が当たりまさに絶景そのもの。素晴らしいひと時を与えてくれました。

【びわ湖大津館で記念写真】

【びわこ大津館のテラスから。雪でほとんど視界ゼロ】

【奇跡的に天候回復!】

【ヘレンケラーもお泊りになりました】

最後はイタリアンのPISOLA 大津京店で新年会。お酒なし組、ちょい酒組、どっぷりお酒組に分かれてのひと時は美味しい料理やお酒・飲み物で最高の盛り上がり。
解散するのが惜しいくらいでした。
それでも思いを断ち切り帰路につくことに。今年初めてのさるく会も歴史とロマンたっぷりの思い出に残る一日となりました。

【新年会会場「PISOLA大津店」】

【お酒無し組】

【お酒無し組】

【どっぷりお酒組】

福地定義(19回生)記

2025年12月21日(日)第94回関西さるく会「京都 方広寺さるく」紀行文

今年最後のさるく会は、総勢20名で師走の京都をさるきました。
あいにくの雨でしたので、予定を変更し、京都駅ビルで早めにお弁当をいただくことに。
京都駅1階・中央改札口に集合した後は、大階段沿いのエスカレーターで一気に屋上へ。そこから少し戻って駅ビル内に入り、空中経路を通り抜けました。1階の喧騒が嘘のように静かで人通り少なく、京都タワーや東西本願寺を望む“空中さるく”はとても快適。参加者の皆さんも初めての体験だったようで、ご好評をいただきました。

【京都駅(大階段)】

【京都駅(空中経路)】

【京都駅(京都タワーを望む)】

その後は東広場へ抜け、南広場を経由して大階段へ戻るルートを散策。再び東広場に戻り、屋内ベンチで少し早めの昼食をとりました。

【京都駅(東広場で昼食)】

腹ごしらえの後は、雨の中を塩小路通、河原町通、七条通と歩き、三十三間堂へ。
1001体の千手観音像をはじめ、風神雷神像、二十八部衆像など、国宝の数々がずらりと並ぶ光景は圧巻でした。通し矢で知られる長大な本堂も見事でした。

【三十三間堂】
続いて豊国神社へ。国宝の唐門から参拝し、宝物館では豊国祭礼図屏風、豊公点茶図、秀吉の歯など、豊臣秀吉ゆかりの品々を拝観しました。屏風図は当時の賑わいが伝わるだけでなく、「○○を探せ」的な楽しみもあり、つい見入ってしまいました。

【豊国神社(唐門)】

【豊国神社(豊国祭礼図屏風)】

さらに隣接する方広寺へ。日本史で学んだ「国家安康」「君臣豊楽」の鐘の実物と対面し、奥へ進むと大仏殿跡緑地が広がります。かつて東大寺大仏よりも大きな大仏があり、この地を中心とした街づくりが構想されていたこと、そして豊臣から徳川へと時代が移っていったことなど、歴史の流れに思いを馳せるひとときとなりました。

【方広寺(国家安康の鐘)】

【方広寺(大仏殿跡)】
その後は16名でTさんのお店に向かい、反省会兼忘年会。Tさん、今回も楽しい時間をありがとうございました。そして、雨にも負けず、さるく会にご参加くださった皆さんにも心から感謝いたします。
とても楽しい一日でした。有難うございました。

【反省会】
大久保(37回生)記

2025年11月23日(日)第93回関西さるく「瀬田の唐橋・石山寺さるく」紀行文

2025年11月23日(日)第93回関西さるく会「瀬田の唐橋・石山寺さるく」を実施しました。
秋晴れ、紅葉はピーク、と最高のさるく日和の中、JR石山駅に17名が集まりました。今回初めての方、2回目の方、8年ぶりの方に自己紹介をしてもらい、出発しました。約10分ほどで瀬田川西河岸に到着、川の流れに沿って南に向かいます。川面はキラキラと輝き、川の中程では競漕用ボートが練習をしていました。しばらく歩き、瀬田の唐橋(全長約224m)を渡ります。川を見下ろすと3艘のカヌー、空を見上げると幾筋もの飛行機雲、と気分爽快になりました。橋の近くにある琵琶湖大洪水(明治29年)の碑を見学し、石山寺を目指します。

【瀬田川①】

【瀬田川②】

【瀬田の唐橋】

途中、京阪石山寺駅の前の公園で小休止し、ここからは石山寺参道となり、約1kmで目的地です。門前は飲食店や土産物店もあり賑わっていました。東大門をくぐると境内は紅葉、紅葉・・・です。お昼は境内の中の休憩所でとりました。それぞれお弁当をひろげ、甘いお菓子のおすそ分けも頂き、復活したところで急な坂道に向かいます。平安時代に再建された本堂(国宝)を参拝し、石山寺の名前の由来となっている硅灰石(天然記念物)を見ながらさらに上ります。

【西光寺】

【紅葉①】

多宝塔(国宝)は源頼朝の寄進で建立されました。ここから、もう一踏ん張り上り、紫式部展を催している施設に到着。「源氏物語」の起筆伝説にちなんだ絵画や工芸品を見ることができました。最後は曲がりくねった坂道を下ります。ここも周囲は紅葉、紅葉・・・です。

【紅葉②】

【多宝塔】
紅葉に出迎えられ、見送られた石山寺となりました。
京阪石山寺駅まで戻る途中、次の電車に乗らないと反省会に間に合わないと号令がかり、並足から早足へ、まだまだ皆さん元気です。反省会はJR石山駅近くの小さな飲食店。貸し切りにしてもらったので気兼ねなく、大きな声で語らい、笑い、楽しい一日を無事終了することができました。参加者の皆さん、ご協力有り難うございました。

【反省会①】

【反省会②】

来月は京都です。
いつもの方は勿論、初めての方、久しぶりの方もお待ちしています。
23回生田部

2025年10月26日(日)第92回関西さるく会「山辺の道」紀行文

今月は「山辺の道」。
当初ミカン狩りの予定を前日までの雨予想で断念。18名が参加して、檜原神社から大神神社(おおみわじんじゃ)までの山辺の道をさるきました。
JR巻向駅に集合。そのままホームから巻向(まきむく)遺跡や箸墓(はしはか)古墳を見学。
【巻向遺跡】

ミーティングの後、柿本人麻呂屋敷跡を経て檜原神社へ。

【柿本人麻呂屋敷跡】

途中刈入れ前の稲穂やたわわに実った柿、そしてキバナコスモスなどの花々を愛でながらさるきました。

【箸墓古墳と遠く二上山】

【秋の田園風景】

【たわわに実った柿】

天照大神を伊勢神宮創建前にお祀りしたという由緒を聞いたり、珍しい三つ鳥居を参拝したり、道端の販売所で柿やミカンを購入したりと楽しいひと休み。

【檜原神社三つ鳥居をバックに記念写真】
続いて
山辺の道大神神社へ向かいます。

【古代に思いを馳せながら山辺の道を歩きます】
欝蒼とした木立や石畳の道はまるで古代にのめり込んだよう。最後の急坂を登りきると山自体がご神体の「三輪山」への入り口でもある狭井神社。御神水が湧き出ることでも有名です。
大神神社休憩所での昼食
。おいしいお弁当とふるまいのお茶、楽しいおしゃべりの後は大神神社神社拝殿へ。

【大神神社ご神木】
三輪山が
ご神体なので拝殿を通して参拝です。さらに中を覗くと直径1.5m、重さ200㌔もの大きな杉玉(酒林)が!11月14日の神事の後、ここから全国に杉玉が届けられるとのことです。

【拝殿の巨大な杉玉】

【お酒の神様へ菰樽の奉納】

【大神神社で記念写真】
記念写真を
撮ったあとはお待ちかねの懇親会。有名な三輪そうめんのお店での懇親会はもちろん日本酒中心。天ぷらやスペアリブをお供にとてもおいしそうに飲まれていました。もちろんおしゃべりも最高!

【おちゃけ会①】

【おちゃけ会②】

【おちゃけ会③】
古代のロマンあふれる道を
、仲間と語らいながら歩いた一日。心配された雨も全く降らず、自然と歴史と友情が溶け合った、忘れられないさるく会になりました。
福地定義記(19回生)

2025年9月28日(日)第91回関西さるく会「富田林寺内町」紀行文

今月は初参加の二人も加えた20名が南河内の「旧家の生きた博物館」と言われる富田林寺内町をさるきました。

電車の遅れもあり10時半ごろ富田林きらめきファクトリーを出発。
「夫婦善哉」
の作者織田作之助の碑やPLタワー、旧田中家住宅など、寺内町さるくの始まりです。
メインストリート
の城の内筋を南下し、この町発祥のお寺、興正寺別院へ。どっしりした構えはまさにこの町の核としての存在感を放っていました。

犬矢来?

織田作之助の碑

【PLタワー】

さらに豪商の家並みが続く路地を散策。まるで江戸時代にタイムスリップしたようです。

寺内町の街並み

寺内町の核、興正寺別院】

また展望広場からは二上山、葛城山、金剛山の山々を遠望。奈良県側から見るのとまた違った趣でした。

展望広場から葛城山、金剛山を遠望

じないまち交流館でのお弁当タイム。それぞれのテーブルでは故郷や母校の話など、時には懐かしい長崎弁も交え楽しい会話が飛び交いました。
続いて
NHKの朝の連ドラにも登場した重要文化財の旧杉山家住宅を見学。江戸期の町家建築を色濃く残した屋内や見事な書画(ほぼ読めませんでした(笑))や、風情たっぷりの庭など、みなさん興味津々です。なかでも滝を思わせるように咲き誇る萩の花にはくぎ付け。

旧杉山家住宅①

旧杉山家住宅②難読な掛け軸の文章

旧杉山家住宅③滝のように咲き誇る萩の花

最後は寺内町の歴史空間を写生しているたくさんの画家さんたちの作品を垣間見ながらお待ちかねの工場直営のバンリノハルビアホールへ。
出来立てのおいしいビールと楽しいおしゃべりはまさに至福のひと時。時が停まったかのようでした。

美味しいビールで乾杯!

美味しいビールで乾杯!

今回のさるく会もまさに地域再発見。思い出に残る一日となりました。

福地定義記(19回生)

2025年8月24日(日)第90回関西さるく会「奈良 興福寺を一日かけて歩く」紀行文

15名の若人(気持ちだけ)が集い、熱波(奈良は37度の酷暑)をものともせずに(数人は反省会の冷たいビールのため、辛抱 辛抱!)、興福寺の建物と仏像を巡りました。共通券1600円で、中金堂、東金堂、国宝館を拝観しました。

【近鉄奈良駅に集合】
先ずは平城京遷都710年に藤原不比等が創建した中金堂(2018年再建)。鴟尾が黄金色に輝き興福寺の本堂であった威容に藤原家の権力を感じました。ただし、残念ながら国宝の四天王立像は東京に出張中で、「えぇ〜そんな〜、留守で正規料金かょ〜」、「そんな仏様の前ではしたないこと、言うもんではありません」とのやりとりも。

【興福寺(中金堂)】
次は東金堂。1415年の再建とはいえ、奈良時代の雰囲気を伝え、重厚でした。中はわりと薄暗く、仏像が多いため狭く感じる須弥壇の上には、7世紀(白鳳)~9世紀(平安)~12、13世紀(鎌倉)までの計18体の国宝像。そのほか、重要文化財の仏像も多数ありました。

【興福寺(東金堂)】
外に出た一同は、如来像、菩薩像の安らぎに触れたにもかかわらず、暑さと、四天王や十二神将像の怒った顔に圧倒されたのか、少々お疲れ気味でした。さあ〜、気を取り直して、猿沢池畔でお昼です。1頭居た神鹿に他所へ行ってもらい、ベンチでお弁当にしました。

【猿沢池畔で昼食】
昼からは、近くの奈良町界隈、中川政七商店や名物餅屋さんに立ち寄り、国宝三重塔北円堂をみて、まさに灼熱の砂利道をぬけ(不思議にも、誰も暑いーとは言わなかったように思う)、いよいよラストの国宝館へ。

【興福寺(三重塔)】
言わずもがなですが、ここ国宝館はすごいです。館内には旧食堂の千手観音立像(5m20cm)を中心に鬼彫刻の傑作、天燈鬼、龍燈鬼立像、仁王像表現の頂点といわれる金剛力士などなど、見どころがいっぱいです。最後はお目当て異形の守護神 阿修羅像を含む八部衆像です。でも、気が付くと、周りにいた、さるく衆は3人だけでした。ゆっくり、しっかり観てると、1度目の「もう、みんな集まってるよ〜」 しばらくしてから2度目の「もう、みんな集まってるでぇ〜」 悪魔の囁きに耐えて阿修羅像を見つめて居た3人衆でした。

【興福寺(国宝館)】
余韻を残しながらも国宝館を出た後は、奈良在住F君のご提案で奈良基督教会に立ち寄らせていただき、和風建築の美しさに感動。涼ませても頂き、有難かったです。

【奈良基督教会】
そして、待ちに待った反省会。ビールが格別においしく、国宝の仏像を思い起こしながら、大満足の一日でした。

【反省会】

今回ご参加いただけなかった皆さんも、おいでませ興福寺へ。
守護神 脱活乾漆像八部衆(阿修羅)がお金と健康以外の悩みは解決してくれますよ。

19回生.15部衆 梅木

2025年7月27日(日)第89回関西さるく会「兵庫 神戸どうぶつ王国さるく」紀行文

連日の猛暑の中、16名の参加を得て「神戸どうぶつ王国」さるくを実施しました。当王国は神戸ポートアイランドにあって、広大な温室内に動物と植物が共生する独自の展示が魅力です。冷暖房完備の屋内施設が中心となっており、真夏でも快適に見学できるのが大きな特徴です。
本日の行動予定、園内施設の概略説明の後、フリータイムとし各自思い思いの動植物の生態を見学しました。当園の有名な鳥ハシビロコウは一般的には彫像のようで、静止している姿ばかりが知られていますが、当園ではゆっくりですが、意外と動く鳥なんだと実感しました。

【どうぶつ王国入口】

【どうぶつ王国屋内】

【ハシビロコウ】

11時30分からの「フリーフライトバードパフォーマンス」は、当園最大の呼び物ですから、参加者の皆さんには是非見るよう事前に勧めておきました。会場の広場を鋭く飛び回るシロオオタカやハヤブサなどの猛禽類の姿は圧巻で、狩の再現や野性味あふれる姿に一同固唾をのんで見つめていました。大型のオウムやインコ、特にインコの赤や黄色、青のカラフルな色の鳥たちが広場や観客の目の前を飛んで行ったり、また上空高く舞い続ける姿に、一般の動物園では見られない生き生きとした鳥本来の姿を垣間見た気がしました。輪くぐりなど飼育員さんと鳥たちの見事な連携は、観客の拍手を呼び込みました。大変見ごたえのあるショーでした。

【バードパフォーマンスショー】

12時15分からは「ペリカンフライト」を見学。大きな翼を広げて空中を滑空するペリカンの迫力に皆さん見とれてしまったようです。園内での昼食をはさみ午後の見ものは「レッサートーク」。小さくて愛らしいレッサーパンダの生態について、飼育員の方が解説してくれました。活発に動き回る可愛いしぐさに、カメラを向ける観客の姿が印象的でした。

【ペリカンフライト①】

【ペリカンフライト②】

本日の最後予定の「ワオワオトーク」は、ワオキツネザルが観客のそばに寄って来、同じ空間を過ごせるようなショーですが、始まるまでに時間があるということで、本日の予定をここで切り上げました。心は早くも反省会での冷たい飲み物を欲しているようです。
神戸どうぶつ王国には猛獣のトラからスナネコなどの小動物まで様々な動物、植物など種類も豊富です。見ごたえのあるバードショーなどまた個別に見るのもいいかと思います。
最後は神戸の中心地に近いところで反省会です。参加者一同感動と笑顔に包まれた一日となったでしょうか。

【いざ反省会へ】

【反省会】

19回生 太田康美 記

2025年6月22日(日)第88回関西さるく会「大阪 黒門市場さるく」紀行文

今回は、梅雨を考慮してアーケード街を歩く「黒門市場さるく」の企画でした。
昼食を予約する必要から定員30名としましたが、すぐに打ち止めとなり最近では久しぶりの盛会となりました。最終的には、2名の方が用事で辞退して28名となりました。
初参加の方も4名来られました。久しぶりに2班に分けてさるくことにしました。

この企画・立案はF先輩でしたが、都合により参加できず、急遽、私が運営の代役を務めさせてもらいました。

まずは、黒門市場。「ナニワの台所」とよばれ、総延長580mのアーケード街です。プロの料理人が仕入に来ると云われてましたが、いまや、インバウンド客相手の店となっており、店の中にはイートインスペースまであります。昔、電気街に行くつもりが市場に迷い込んだ経験があり、その頃との様変わりにびっくりしたところです。インバウンドの観光客とぶつかり乍ら、黒門市場を抜け、道具屋筋商店街を目指しました。

【黒門市場】

10分ほどで道具屋筋商店街に到着です。この間は炎天下の歩きでした。大変暑かったとおもいます。
商店街のアーケードは道幅が狭く、飲食店が少ないせいか店の冷房がアーケードまで流れていて、涼しさを感じられました。道の両サイドには、刃物屋、食器類、調理台等を扱う店が並んでいました。キョロキョロしながら歩きますと、吉本新喜劇の「なんば花月」に着きます。
その前が次の目的地の上方演芸資料館(ワッハ上方)です。

【道具屋筋商店街】

上方演芸資料館に入る前で、人数確認です。隊列が長くなった「さるく隊」が集合するのを待って、ビルの7階に上がります。
上方演芸資料館は、落語、講談、浪曲、漫才等の上方演芸の資料を展示している大阪府立の施設で、上方演芸の歴史を知ることができます。この中は冷房も効いており、人心地したのではないでしょうか。

【ワッハ上方①】

【ワッハ上方②】

千日前商店街のアーケードを通って、法善寺横丁を目指しました。
法善寺はミナミで一番有名なところで、参詣者が絶えず訪れています。法善寺の境内に2本の石畳の横丁があり、西と東の入り口には藤山寛美と3代目桂春団治が揮毫した看板が掲げられています。水掛不動への願かけをして、予約しておいた昼食場所に向かいました。

【水掛不動】

【法善寺

大阪松竹座の地下2Fにあるたちばなで頼んでおいた定食とビールを頂きました。この「たちばな」にはビール醸造所があり、作り立てのビールを味わうことができます。ほとんどの方は3種類のビールを味わうことができる「飲みくらべセット」を味わいました。

【たちばな①】

【たちばな②】

【たちばな③】

お腹も、のども潤ったところで、最後の目的地であるなんばパークスに向かいました。
なんばパークスは南海ホークスのホームグランドだった大阪球場の跡地にできた商業施設です。この2Fには、ピッチャーマウンドとホームベースの跡がありました。そこで記念撮影を行い、今回のさるく会もこれで終了。

【なんばパークス】

お疲れ様でした!!!

反省会は、有志で「なんば南海通」の店に入り2時間ほど歓談しました。

(21回生 鳥山記)

2025年5月25日(日)第87回関西さるく会「兵庫 須磨さるく」紀行文

雨が予想されましたが、なんとか曇り空で当日を迎えることができました。
13名の方が山陽電鉄「月見山」駅に集合。本コースは丁度8年前のさるく会で実施されたものとほぼ同じ企画のものとなりました。
本日の行動説明の後、最初の目的地須磨離宮公園を目指します。離宮公園は、もと「武庫離宮」といわれ天皇の別邸であったのを、戦災復興の折、神戸市に下賜され、そののち市が欧風噴水公園として整備したものです。この時期「春のバラ鑑賞会」を実施中で園内は、300種、4000株のバラが咲き誇っているとか。
公園入口から離宮建設当時より残っている馬車道を上ってバラ園へ。いきなり甘酸っぱい感じの香りが漂ってきました。日本の皇室や王侯貴族、芸術家などの名を冠した品種のバラや中国、ヨーロッパ、北米など原産地のバラを各々で巡り、その花々の鮮やかさ、素晴らしさに目を見張りました。

【須磨離宮公園①】

【須磨離宮公園②】

昼になると園内にある古今和歌集や百人一首に登場する平安時代の歌人、役人でもあった在原行平(業平の兄)ゆかりの月見台から、遠く月ならぬ大阪、和歌山方面の海と山並みを眺めながら昼食をとりました。月見台は須磨に流された行平が遠く都を思い、つれづれ月を眺めたというところです。

【昼食風景】

午後からは、二番目の目的地須磨寺を目指します。道中須磨寺公園のハスの華、大きくて緋の色も鮮やかな錦鯉が目に留まりました。
須磨寺は1200年の歴史をもち、800年前の源平一の谷の合戦ゆかりの古刹でもあります。室町期の宮殿や平敦盛塚、敦盛遺愛の青葉の笛、弁慶の鐘、義経腰掛の松などあり、合戦の浪漫を偲んで芭蕉や蕪村などの文人墨客らも訪れています。
平敦盛・熊谷直実の一騎打ちの場面を再現した庭の前で、寺が発行する平家物語「敦盛最後」の要約書を各自読んで当時を偲んでいただきました。また境内の重宝や史跡を各自で巡っていただきました。

【須磨寺①】

【須磨寺②】

本日最後の目的地は現光寺(源氏寺)です。源氏物語の光源氏も須磨に退去しますが、モデルとされる行平は須磨に流され、当時この場所に住んだと言われたことから、光源氏が過ごしたわび住まいの舞台として、光源氏ゆかりの寺と言い伝えられています。物語の世界を求めて訪れた芭蕉や子規などの句碑もありました。しばし古の世界に足を踏み入れることができました。

【現光寺①】

【現光寺②】

集合場所の山陽電鉄月見山駅から一つ西の須磨寺駅で解散し、反省会を心待ちにしていた皆さんは、神戸三宮へと向かい、アルコールとともに本日の無事を感謝しました。

【三ノ宮で反省会】

(19回生 太田 記)

2025年4月27日(日)第86回関西さるく会「奈良 長谷寺さるく」紀行文

大和國長谷寺をさるきました。全国に85カ寺ある長谷寺の総本山です。
奈良県在住者は4名で、他の11名の方々は初参加のHさん含めて2時間、またそれ以上の時間をかけて来ていただき感謝です。
15名でスタートしました。麗らかな1日。天気にも恵まれて最高でした。

←長谷寺駅

まずは総門の「仁王門」をくぐり、「登廊」平安時代に造られ本堂まで、400段あります。風雅な長谷型灯籠を吊るしてます。両サイドは、春牡丹、ショクナゲが咲き誇ってました。私を含めバテバテでした。

←門前町

←仁王門

←登廊①

←登廊②

「本堂」国宝です。徳川家光により造営された大殿堂。10mを超す十一面観世音菩薩には圧倒されました。長谷の舞台からみる新緑の山々、及び五重塔は感動でした。

←本堂

←長谷の舞台

それから疲れを癒してしばしランチタイム。Mさんの差し入れがありがたかったですね。

後半「五重塔」昭和29年、戦後日本に初めて建てられた昭和の名塔です。
「本坊」事相、教相の根本道場である大講堂、書院などがあります。この辺りは、春牡丹、シャクナゲ、御衣黄桜、大手毬、それと初めてみた紅花常磐万作などが、咲き乱れてました。

←五重塔
「門前町」長谷寺駅までの帰路にありますが、朝方、ターゲットを絞っていらっしゃた女性の方々が観光客と共に草もち屋に一目散でした。

←本坊前

その後、八木にて90分、ワイワイガヤガヤ反省会を実施しました。

皆さん遠路はるばるありがとうございました。

長岳(25回生)記