2017年9月4日(月) 第35回関西さるく会の下見を実施しました。

第35回関西さるく会「大阪万博公園記念公園BBQ大会」の下見を実施しました。
<下見メンバー>
白垣さん(25回生)青木さん(23回生)犬塚さん(25回生)と泉田(24回生)

<下見コース> 
万博記念公園内(自然文化園入口→BBQ会場→日本庭園→ソラード回廊→花の丘)
→EXPOcity(スーパーイズミヤ)BBQ会場    

<BBQ会場の確認>
係員に人数についてキャンセルする場合などの事を確かめました。     
洗い場、テーブルなどの設備もしっかりしており、参加者全員十分に楽しめる施設と思います。     

<散策コースの確認>
自然文化園・日本庭園は非常に広く、すべて見て歩くには1日がかりでも相当疲れてしまうことになりそうです。
ルートとしては、自然文化園を中心にソラートと呼ばれる空中回廊を通って、花の丘をめぐるコースが良さそうです。花の丘には秋桜が一面に咲いているはずですので楽しみです。     
日本庭園もなかなか見どころ十分なのですが時間的にも体力的にも大変です。     
思い切って散策コースからは外したいと思います。
ただ家族ずれの方などの参加も期待されますし、     
日本庭園も見たい方もおられるかもしれませんので、BBQ会場での集合時間を決めたうえで     
自由行動も可としたいと思っています。

さるいた後のBBQ。夏の疲れを癒しましょう。
子供さん、お孫さんもご一緒に家族で参加されてはいかがでしょうか。
皆様のたくさんの参加をお待ちしています。(泉田 記)

<重要事項>
当日は雨天決行です。
BBQ会場は予約制になっており、50席を確保していますが人数未達の場合などではキャンセル料が発生します。
また 食材につきましても事前に予約しますので確認が必要になります。
恐縮ですが参加いただける方は下記の幹事泉田まで人数をメールでご連絡願います。(9月15日まで)
(すでに8月のさるく会で参加を表明された方は連絡不要です。)

2017年8月27日(日) 第34回関西さるく会を実施しました

     

 左上から明石城坤櫓、明石上ノ丸教会の日時計、柿本神社寿祥松、明石天文台から見た明石大橋、プラネタリウム、記念撮影、百日紅、魚の棚商店街、乾杯!

 8月27日(日)に第34回関西さるく会が開催されました。
今回は、東経135度日本標準時子午線が通過する町、兵庫県明石市をさるきました。JR明石駅に33名が集合。
 猛烈な残暑にもめげず全員無事に完歩しました。
まず明石公園の散策。武蔵の庭園と明石城の坤櫓と巽櫓。さすがに見晴らしの良い場所に建っています。
続いて、上の丸教会。屋根の下正面の壁に日時計。ぴったりの時刻を示している。
柿本神社には幸福長寿を願う黒松(壽祥松)が壽の字形に見事に枝を広げていました。
 午後からは、天文科学館へ。
最上階(16階)の天体観測室では口径40cmの反射望遠鏡で金星を眺め、14階展望室からは360度の大パノラマ。西神中央のビル群、明石海峡大橋の全景、淡路島などが明瞭に見えました。2階では、稼働期間日本一、現役最古(57歳)のプラネタリウムで日没から日の出までの天体ショーを解説つきで楽しみました。8月度は土星探査機カッシーニの旅を投影中。中には睡魔に誘われて寝息を立てている人もチラホラ。皆様お疲れのご様子です。
外に出ると午後の日差しは一段と強烈。眠気も一気に飛んだところで天文科学館の前での記念撮影。あまりの暑さに予定のルートを短縮して、魚の棚商店街へ。ずらりと並んだ商店を覗きながらそれぞれ蛸や蒲鉾など目当ての土産を買い求めていました。
 最後は、明石駅に戻り、恒例の反省会。冷えたビールで乾杯。名物、明石焼もたっぷり頂いて終了。暑い中、企画、準備、運営に当たられた兵庫地区の世話役の方々、ありがとうございました。  23回生 手嶋記

 

2017年7月21日(金) 第34回関西さるく会の下見を行いました

明石(魚棚商店街)さるくの下見を7月21日い実施しました。

「ときどき、ドキドキ」!明石市立天文科学館のリーフレットに記載されたキャッチコピーです。8月は子午線のまち、日本の標準時を示すまち明石をさるきます。

19回生南都さん、25回生松崎さんと3人で、松崎さんが企画した案を中心に現地確認を行いました。JR明石駅を拠点に、時計回りに明石城、柿本(人麻呂)神社、子午線上に位置する一連の建築物、モニュメント類を見て、旧西国街道から魚棚商店街へと巡ってきました。
猛暑の中、老年パワーを発揮しながら?身も心も熱き1日でした。
最初に、駅の北側に広がる明石公園へ、「明石城武蔵の庭園」を経て明石城史跡へと登りました。ここはあまり名を知られていませんが、徳川二代将軍秀忠の命を受けた、小笠原忠真(ただざね)により築城された約400年の歴史を持つ名城の1つで、現在では三重櫓の巽櫓、坤(ひつじさる)櫓を残した本丸跡などが広がっています。巽櫓の横にある展望台からは、明石の市街、明石海峡大橋などが望めます。
 
城跡をあとに東へ、傍の明石市立文化博物館で、催し物、入館料など伺い(結果、当日は立寄らないことに決定)その後、「時の道」と名付けられた道路沿いに上ノ丸教会、本松寺を見ながら月照寺、柿本神社へと歩を進めました。道中木陰はあるものの人丸山と言われる小高い山への登りが続きます。途中にあった上ノ丸教会には明石らしく正面に日時計が掲げられていました。柿本神社は、名が示すよう歌仙柿本人麻呂を祀った神社です。そしてこの前には、今回巡る4つの子午線標識の最初のものとして、「トンボの標識」の愛称で呼ばれる子午線標示柱があります。ここを下った所にある人丸山公園で一休み。当日は、ここで昼食を予定しています。

 休憩後、ここから子午線に沿ってほぼ南へ下ります。すぐ傍にある天文科学館に入って、暑さを凌ぐと共に暫し宇宙へ想いを馳せて頂きます(当日)。科学館前の路上にも子午線標示がありました。出た後、国道2号にある標識(3つ目)及び子午線上にある「明石子午線郵便局」を外から眺め、さらに南へ。子午線交番前にある、明治43年に建てられたという「子午線通過地識標」(4つ目)を右に見て、ここから旧西国街道を西に向かって一路魚棚へ。魚棚は地元では「うおんたな」とよばれ、明石城築城と時を同じくして営業を始め、400年の歴史を持っているとか。明石鯛や明石蛸、干物、かまぼこなど練り製品はじめおすすめ品も数多く、是非お土産に如何ですか。仕上げは、他では食べられない名物「明石焼(玉子焼)を堪能しながら反省会をしたいと思います。暑い中ですが、明石焼を食べに多数の参加をお待ちしております。因みにこの日3人が食べたのは、茶わん蒸しタイプの明石焼でした。(当日は本物ですよ!) (19回生 太田記)

2017年7月23日(日) 第33回関西さるく会を実施しました

写真上段左から追手向櫓(手嶋)、追手門(大久保)、城址会館前(手嶋)、天守台(大久保)、天守台からの眺望(大久保)、永慶寺弁天門(手嶋)、キリシタン受難碑(大久保)、金魚資料館(大久保)、金魚ボックス(大久保)、源九郎稲荷神社(手嶋)、反省会(大久保)敬称略

 

    7月23日(日)に第33回関西さるく会を実施しました。
今回のテーマは「金魚が泳ぐ城下町 大和郡山をさるく」です。
今回のさるく会は、郡山在住の伊藤さん(24回生)ご夫妻が中心になって事前の情報収集や企画・運営に参画された結果、成立したことをまず感謝の意を込めて報告します。
天候は曇り時々晴れ。梅雨明けの湿度の高い蒸し暑い中にもかかわらず、17名の方々が近鉄郡山駅前に集合しました。伊藤さんご夫妻が事前に準備された散策マップでルートを確認した後、スタート。
まずは、郡山城跡へ。お城跡には、鉄(くろがね)御門から入り追手門へ。織田信長と組んでいた筒井順慶が城郭の整備に取り掛かったこと、その後、豊臣秀吉の弟、大和大納言秀長が100万石を領して城郭の大増築と城下町を建設したこと、更に水野、松平、本多が城主を務めた後、柳澤吉里が公布から15万石で入城し、明治まで6代145年間柳澤氏が続いたことなどを説明。次は、重厚な建築様式の城址会館へ。説明員の方が石垣の由来など見どころをしっかり説明してくださいました。ここで記念撮影。
予備知識を得た上で天守台へ。標高81mの天守台からの眺望は素晴らしく、大和国を支配するための好適地であったことを体感させてくれます。
南御門跡近くの公園で弁当を広げての昼食。その後、鰻堀池周辺を散策して、郡山藩主柳澤家の菩提寺である永慶寺へ。黄檗宗のお寺で、長崎の崇福寺の山門に似た朱色の弁天門がありました。門の前で記念撮影。法光坂を下ると大和郡山カトリック教会の敷地内に浦上切支丹流配の記念碑があります。明治の初めでもキリシタンに対する厳しい弾圧があったようです。長崎浦上のキリスト教信者の内86名がはるばる遠き大和郡山へ強制送還され苦難な歳月を送ったという悲話がありました。
次に立ち寄ったのは、紀伊・和泉・大和 百万石の城主、大納言秀長の墓所、大納言塚。暑さもピークとなり、皆さんそろそろお疲れ気味。水分を補給して、金魚田が広がる道を歩きます。朝どり金魚の自動販売機を発見!続いて、やまと錦魚園(郡山金魚資料館)へ。希少な金魚や高級な金魚など40種類の金魚を見ることができます。少し時間をとって金魚を眺めることにしました。
更にさるくと、金魚が泳ぐ電話ボックス。大和郡山ならではの発想ですね。日本三大稲荷神社で、当代の歌舞伎役者も参拝するという源九郎稲荷神社にも立ち寄りました。管理人の方が当神社の由来などのユーモアを交えて話をしてくださいました。ご神木の楠の枝を加工したペンダントも頂きました。昔、遊郭もあったという洞泉寺町を通り抜けて紺屋町へ。そして、近鉄郡山駅に戻り、恒例の反省会。和食のおつまみと冷えたビールで乾杯。火照った体を冷ましてひとまず一服。金魚の由来や種類の話や今後のさるく会のコース選定状況など、話は弾み、約1時間半の反省会終了。暑さの中、無事に全員完歩。お疲れさまでした。 (23回生 手嶋記)

2017年7月1日(土) 第33回関西さるく会の下見を実施しました

   

写真左上から、金魚選手権郡山大会、郡山城追手門、天守台から若草山を望む、永慶寺弁天門、浦上四番崩れ記念碑、豊臣秀長大納言塚、金魚の自動販売機、金魚ボックス、源九郎稲荷神社にて、金魚の灯篭
7月1日(土)にさるく会「奈良郡山金魚の町さるく」の下見を行いました。
 今回は特別に、郡山在住の伊藤さん(24回生)ご夫妻が中心になって企画・準備を進めていただきました。下見には、福地さん(19回生)と奈良地区委員の森さん(34回生)、手嶋(23回生)が加わりました。
 集合は近鉄郡山駅前。伊藤さんご夫妻が事前に準備された散策マップでルートを確認した後、郡山城跡へ。
 途中、中央公民館(三の丸会館)では全国金魚すくい選手権大会大和郡山市大会真っ最中!1チーム3人256チーム(合計768名)が参加。5位までが全国大会に出場できるとあって会場は熱気に包まれていました。因みに全国大会は8月20日、勿論、大和郡山市で開催されます。金魚の歴史、種類や育て方などの資料も沢山いただきました。さるく会当日説明できるよう準備しておきます。
 お城には、鉄(くろがね)御門から入り、追手門を通り抜け、重厚な建築様式の城址会館へ。程よく冷房の効いた中で説明員の方から見どころをしっかり聞くことができます。石垣が織りなす物語などの予備知識を得た上で天守台展望施設へ。天守台からの大展望は、大和国を支配するための好適地であったことを体感させてくれます。暫らくの間、この大展望を堪能しましょう。
 南御門跡近くの公園で弁当を広げての昼食。その後、鰻堀池周辺を散策して、郡山藩主柳澤家の菩提寺である永慶寺へ。法光坂を下ると大和郡山カトリック教会の敷地内に浦上切支丹流配の記念碑。長崎浦上のキリスト教信者の内86名がはるばる遠き大和郡山へ強制送還され苦難な歳月を送ったという悲話がありました。
次に立ち寄ったのは、紀伊・和泉・大和 百万石の城主、大納言秀長の墓所、大納言塚。
 金魚田が広がる道を歩くと、なんと朝どり金魚の自動販売機を発見!これには驚きましたね!この嶋川養魚場は金魚すくいセットを販売していました。続いて、やまと錦魚園(郡山金魚資料館)へ。希少な金魚や高級な金魚など40種類の金魚を見ることができます。少し時間をとって金魚を眺めることにしましょう。ここで、金魚を購入することもできます。
更に歩を進めると、金魚が泳ぐ電話ボックス。大和郡山ならではの発想ですね。
 日本三大稲荷神社、当代の歌舞伎役者も参拝するという源九郎稲荷神社にも立ち寄ります。面白い話も聞けそうですよ。昔、遊郭もあった洞泉寺町を通り抜けて紺屋町へ。藍染めが盛んだったそうです。めだかも泳いでいました。金魚すくいができる「こちくや」にも入ってみます。腕に自信のある人、初めての人、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
 近鉄郡山駅に戻り、いったん解散。有志による恒例の反省会は、和食のおつまみと冷えた飲み物。ひとまず一服しましょう。
帰りは、近鉄郡山か15分ほど歩いてJR大和郡山が利用できます。本番当日は、梅雨明けで日差しが強いかもしれません。水と日傘、日焼け止めのご用意を!
では、7月23日にお会いしましょう。 23回生 手嶋記

2017年6月25日(日) 第32回関西さるく会を実施しました

 

写真左上から①出発前のミーティング(倉田さん)、②河合神社(大久保さん)、③糺の森で記念写真(大久保さん)、④下鴨神社みずみくじ(大久保さん)、⑤下鴨神社で記念写真(手嶋さん)、⑥みたらし団子屋(大久保さん)、⑦・⑧賀茂川(手嶋さん・大久保さん)、⑨(倉田さん)、⑩上賀茂神社で記念写真(大久保さん)、⑪上賀茂神社茅の輪めぐり(大久保さん)、⑫上賀茂神社細殿と立沙(手嶋さん)

 6月25日(日)に第32回関西さるく会「京都・賀茂川さるく」が開催されました。
「古都京都の文化遺産」として 世界遺産に登録された下鴨神社と上賀茂神社に立ち寄り、平安時代に想いを馳せながら同窓と共に賀茂川沿いをさるくという趣向です。今回は、地域役員の19回生の大石さんと21回生の鳥山さん、そして、37回生の大久保会長が世話役となり企画・運営されました。

 10時に京阪出町柳駅に26名が集合。出町柳は、賀茂川と高野川の合流地点。大久保会長の説明によると、鯖街道の終点であり洛中への入り口としての重要拠点であったとのこと。1200~1300年も前から、若狭から鯖や鯛などの魚介類を京都や奈良に運んでいたらしい。今まで何気なく通過していましたが、いきなりの地域再発見。さるく会、勉強になりますね。

 10時15分出発。暫らく北上して河合神社へ。方丈記の作者で有名な鴨長明はこの神社の禰宜の二男。この神社は美麗の神様として女性にも人気。お参りした後の女性陣が一段と美しく見えたような気がしたのは私だけ?

河合神社から、葵祭の流鏑馬が行われる馬場や、2本の木が途中から1本に結ばれている連理の賢木(れんりのさかき)を見ながら、糺(ただす)の森の中を北上し、下鴨神社へ。ここで記念撮影。それぞれ自由に境内を散策。国宝、重文の社殿が並んでいます。舞殿は、葵祭で舞楽が奉納される場所。境内の御手洗社前の池は、葵祭斎王代みそぎの儀が行われます。その池の水泡の形に着想し、5つの団子で人の形を模したものが、みたらし団子です。神社近くの「加茂みたらし茶屋」に立ち寄り、団子をゲットして満面の笑み。

 賀茂川沿いの公園で昼食。みたらし団子も美味しくいただきました。昼食後は、五山を眺めながら賀茂川沿いをさらに北へ上がっていきます。御園橋付近で賀茂川を離れ、社家の家並みを楽しみました。社家は賀茂川の水を取り込んで禊の水などに利用していますが、ここで大久保会長から、賀茂川の水位低下によって水の流れが変わっている部分があるという説明。
 そして、終点の上賀茂神社へ。長い直線コースの馬場は加茂競馬(くらべうま)が行われる場所。境内の細殿の前の円錐形のふたつの立て砂は、神さまが降臨した神山を模したものだそうで、頂には松葉が立ててあります。これが、鬼門に砂をまき清める風習の始まりでもあり、門松の始まりでもあるそうです。色々と勉強になりますね。
 終了後は、少し北上して、MKバイキングで反省会。食券方式で、バイキング食事550円。生ビール1杯250円。つい先ほど昼食だったはずなのに皆さん食欲旺盛。ビールもグイグイ!そう言えば、今日の反省をしていなかったような?
 反省会が終了する頃から、外は土砂降りの雨。暫らくの雨宿りの後、鴨川沿いを少し下って市バスを利用して北大路へ。ここからそれぞれ家路へ。
 梅雨時のさるく会。途中、傘をさす時間帯もありましたが、概ね天気が持って良かったですね。  
世話役の皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。     23回生手嶋記

2017年6月3日(土) 第32回関西さるく会の下見を実施しました

写真:左上から糺の森、下鴨神社楼門、下鴨神社御手洗社、鴨川、社家の家並み、上賀茂神社御手洗川、上賀茂神社細殿と立砂、上賀茂神社競馬コース。

6月3日(土)に第32回さるく会「鴨川さるく」の下見を実施しました。参加者は、19回生Oさん、21回生Tさん、37回生大久保の3名。下見の結果、次のようにコースを確定しました。

出町柳駅(集合)⇒河合神社⇒下鴨神社⇒鴨川(昼食)⇒社家の家並み⇒上賀茂神社(解散)⇒反省会(MKバイキング)あるいはバスで帰宅。

出発地は出町柳。今回、ここが福井からの鯖街道の終点、すなわち、洛中への入り口でもあることを知りました。実は地理的に意味ある場所だったと、地域再発見です。そこから北上し、河合神社へ。方丈記で有名な鴨長明ゆかりの神社です。この神社は美麗の神様として女性にも人気。境内にはヤタガラスをお祭りする任部社(とうべのやしろ)もあり。サッカー必勝の神様です。
そこから、葵祭の流鏑馬が行われる馬場や、2本の木が途中から1本に結ばれている連理の賢木(れんりのさかき)を見ながら、糺(ただす)の森の中を北上し、下鴨神社へ。下鴨神社、上賀茂神社のいずれも豪族加茂氏の氏神で、世界遺産です。御所の鬼門を守る社でもあります。葵祭は、567年、風雨激しく五穀が実らなかったことを加茂の神々の祟りと考えて祭礼を始めたのが由来とのことで、御所を出た行列は、下鴨神社を経由し、上賀茂神社に向かいます。下鴨神社の境内には、国宝、重文の社殿が並びます。舞殿は、葵祭で舞楽が奉納される場所。境内の御手洗社前の池は、葵祭斎王代みそぎの儀が行われます。その池の水泡の形に着想し、5つの団子で人の形を模したものが、みたらし団子です。神社近くの「加茂みたらし茶屋」で団子が買え、とても美味でした。当日も、希望者はご案内いたします。
昼食後は、五山を眺めながらの、川風そよぐ、気持ちの良い鴨川沿いをさるきました。御園橋付近で鴨川を離れ、社家の家並みを楽しみました。鴨川の水を取り込んで利用していますが、水の流れに関しては、ブラタモリ的な楽しみ方もできるところです。
そして、終点の上賀茂神社へ。長い直線コースの馬場では加茂競馬くらべうまが行われます。境内の細殿の前の円錐形のふたつの立て砂は、神さまが降臨した神山を模したものだそうで、頂には松葉が立ててあります。これが、鬼門に砂をまき清める風習の始まりでもあり、門松の始まりでもあるそうです。
終了後は、少し北上して、MKバイキングへ。約100名収容可です。予約はできませんでしたが、3時前後は空いてるとのことですので、反省会はここでOKです。食券方式で、バイキング食事550円。生ビール1杯250円です。3人で乾杯しました。
帰宅は、MKタクシーに分乗するか、少し下って市バスを利用すればよいことを確認。
以上で下見終了です。なかなか面白いコースだと思います。梅雨の最中ですが、どうぞ奮ってご参加下さい。37回生 大久保記

2017年5月28日(日) 第31回関西さるく会を実施しました

       

写真左上から①現光寺、②関守稲荷神社(大久保さん)、③須磨寺平敦盛・熊谷直実、④須磨寺記念写真、⑤須磨寺本堂、⑥スイレンの花(大久保さん)、⑦須磨離宮公園月見台から神戸市内遠望、⑧⑨⑩王侯貴族のバラ園(⑩大久保さん)、⑪記念写真、⑫反省会(大久保さん) 
  5月28日(日)に第31回関西さるく会を実施しました。
今回は、源平ゆかりの地、須磨を散策するという趣向です。初夏を思わせる五月晴れの元、JR須磨駅に33名が集まりました。ご案内人は兵庫県在住の19回生太田ご夫妻です。お二人は共に19回生です。 初参加の方の紹介の後、2班に分かれて出発しました。
まずは、光源氏ゆかりの現光寺。太田さんの解説で、皆さん源氏物語の世界へ。子規や芭蕉も物語の世界を求めて句を詠んでいます。有名な句の句碑が建っていました。
次は、坂道をやや上がった所に須磨の関の守護神として祀られた関守稲荷神社。太田さんの解説も次第に滑らかになってきました。
更に坂道を上がると、上野山(じょうやさん)福祥寺(通称、須磨寺)。源平ゆかりの古刹として全国に知られています。平敦盛愛用の「青葉の笛」「高麗笛」や弁慶の鐘、義経腰掛の松など多数の史跡があり、皆さんそれぞれしばらく散策していました。熊谷直実と平敦盛の一騎打ちの場面の要約をしっかりと読み、平家物語で最も涙を誘う哀話である「敦盛最期」に思いを馳せた後は、みんなで記念撮影。
須磨離宮公園に移動して、それぞれバラの香りに包まれての昼食。ここには美しい欧風噴水庭園。王侯貴族のバラ園になっていて、多品種のバラがいままさに満開!写真の好きな方は熱心に撮りまくっていたようです。
最後は、在原行平ゆかりの松風村雨堂に立ち寄って、今回のさるく終了となりました。最後まで、太田さんの解説は名調子で続きました。太田さんご夫妻、ありがとうございました。
その後、三ノ宮に場所を移して恒例の反省会。冷えたビールで乾杯。愉快な話で盛り上がりました。
例の4人組は三ノ宮ガード下のすし屋で二次会。長崎の方言の話で、店員も一緒になって盛り上がりました。特に「しぇからしか」と「うんにゃ」で大盛り上がり。今日も楽しい一日でした。(23回生手嶋 記)
倉田さん(25回生)からも写真をいただきましたので掲載させていただきます。

2017年5月9日(火) 第31回関西さるく会の下見を行いました

     (写真はお知らせに掲載したものと同じです)

 今回は地域委員の代理として5月9日に夫婦で「須磨離宮さるく」の下見を行いました。
集合場所はJR須磨駅ですが自宅(加古川)から便利な山陽電鉄須磨寺駅をスタート。
テーマは「須磨離宮公園(バラ)」でしたが、かつて在住した須磨でしたのでやはり現光寺、関守稲荷神社、須磨寺は外せません。本当は一の谷の合戦跡や、敦盛塚などまでさるくコースに入れたらよかったのですが、ちょっと遠くなり距離も長くなるので省略させてもらうことにしました(下見は実施)。それでも今回のコースは、遠いいにしえ人を想うさるくになるように思われました。
 須磨寺には青葉の笛と呼ばれる敦盛が愛用していたという笛なども残っており、若くして亡くなった敦盛が偲ばれます。離宮公園には在原行平が、この地で月見をしたという場所がありました。行平をモデルに源氏物語が須磨の月見の情景から書き始められてるようです。(知らなかった・・・)
また、離宮公園のバラは2~3分咲きといったところでしたが、さるくの日には綺麗な花が咲き乱れていることでしょう。     
 今回は久しぶりに家内と二人で懐かしい須磨をさるきました。機会を与えていただいたさるく会に感謝いっぱいの一日でした。
※もちろんトイレや昼食場所、そして反省会会場もしっかり確認してきました! 19回生 太田記

2017年4月23日(日) 第30回関西さるく会を実施しました

写真左上から義仲寺朝日堂、(芭蕉)翁堂、琵琶湖湖畔(大久保さんの写真)、芝桜を前景に記念撮影、琵琶湖疎水、三井寺仁王門をバックに記念撮影、三井の晩鐘(大久保さんの写真)、恒例の反省会

 完璧な快晴!
青空を背景に、比叡山、蓬莱山の稜線をはっきりと眺めることができます。遠く琵琶湖大橋や近江富士(三上山)もくっきりと見えます。琵琶湖の湖面は太陽光の反射で、きらきらと輝いています。真っ白な帆を上げたヨットが何艘もゆったりと浮かんでいます。湖面を通り抜けた風は心地良く、緩やかに新緑を揺らしています。
第30回関西さるく会「歴史資産と琵琶湖畔・大津さるく」を4月23日に実施しました。JR膳所駅に22名が集合。地域役員の山口さん(13回生)と鳥山さん(21回生)からコースと注意事項の説明があり、さるくのスタートです。
まずは、義仲寺。
近江国粟津(現在の大津市)で壮烈な最期を遂げた木曽義仲と大津の地をこよなく愛した松尾芭蕉の墓が並んで立っています。 義仲のお墓の傍らには巴御前の碑、芭蕉の墓のそばには辞世の句の句碑や直筆の句碑もあり、歴史好きや俳句好きの人が多く訪れるそうです。管理人の説明を皆さん熱心に聞いています。他にも見どころが多く、いきなり予定時間をオーバー。
次は、湖岸散策。
眼前に大きく広がる琵琶湖をバックに満開の芝桜前にして記念撮影。皆さん気持ちよさそうに歩いています。
関ヶ原の 戦いの中で、「大津籠城」として有名な大津城跡を通り、琵琶湖疎水へ。
そして、疎水沿いに緩やかな坂を登りきったところが、長等山園城寺(俗に三井寺)。
ここは、近江八景「三井の晩鐘」でとくに有名ですが、国宝の重要文化財が多数あって、見どころ満載です。山口さんと白垣さん(25回生)がついた鐘の音色は荘厳で、山に響きました。
全行程約7kmを元気に歩いて、無事ゴールに到着。
反省会は、1名加わり、琵琶湖畔のレストランで。
冷たいビールでの乾杯のあと、初参加の京都在住の田部さん(23回生)から自己紹介。
続いて、4月生まれメンバーからそれぞれひと言づつ。さらに、メンバー全員リレー方式で、さるく会への思い入れなどを話してくださいました。皆さんの話は、それぞれに味わいがあり、特徴があって、親睦はさらに深まりました。最後は、会が益々発展することを願い、大久保会長の発声による一本締めでお開き。
皆さんそれぞれにリフレッシュした笑顔で帰路につきました。
(関西同窓会 広報担当 23回生 手嶋記)