7月23日 第65回 天神橋筋商店街さるく

コロナ禍を経て再開後2回目のさるく会です。

地下鉄天神橋筋6丁目駅に集合。参加者は8名(男性6名、女性2名)と低調でしたが、明日から行われる天神祭りの雰囲気も味わいたく元気に出発しました。

本日のコースは商店街を北から南へ、6丁目から1丁目と数字は逆に辿ります。途中関西テレビ局を経て天満天神繁昌亭、大阪天満宮へと、中之島での昼食を挟んでまた商店街途中にある南森町駅まで戻り解散の予定です。

商店街進入後間もなく目に飛び込んだのは、奉安所に置かれた神輿です。天六町会とありました。両側には食料品店、衣料品店などが並びます。またしばらく行くと同じように奉安所に置かれた神輿がありました。天五町会とありました。この後天四北商店会の神輿(これは立派でした)を見て、四丁目商店街から少し西に歩いて関西テレビ(放送株式会社)へ、外観は銀色と青のユニークな建物でした。中へ入るとキッズプラザや大型のビジョンが目に付きましが、少しの涼を取って次に向かうことにしました。

 道中、御羽車講(おはぐるまこう)の曳く御羽車の巡行 と出会い、祭りの気分が伝わってきました。この講(講社)というのは各祭事を実行する団体で、天神祭りを支える大きな役割を果たしているとか。船渡御の船を世話する御船講(おふねこう)や獅子舞の天神講など、数十団体あるようです。

 次の目的地は天満天神繫昌亭です。同じく神戸の新開地にある喜楽館にくらべると天満宮の傍にあって周りの広がりが感じられます。出演者の看板を見て一同 ”誰も知らんな”。この日有名人は出ていなかったようです。

 この後大阪天満宮へ、鳳神輿や玉神輿などが仮設小屋に鎮座して明日からの祭りを待っていました。天満宮を後に船渡御の出発地の天神橋を渡り中之島公園で木陰を探して昼食を取ることにしました。大阪からきたMさんとは用事のため、ここでお別れです。

 

 昼食後、折り返して一同解散場所の南森町駅を目指しました。往路の商店街では、あの店のビールは100円だって!! どんなビールや? 190円のビールの店があったなど男性陣は早くからビールの虜になっていました。復路では反省会に備えて、かき氷とビールのある店を集中的に探しましたが、それなりの店がみつかりません。そうこうしていると人だかりの中に、だんじりが曳行され近づいてくるのが見えました。

祭りの気分が盛り上がってきます。この時南森町駅を通り越し環状線天満駅近くまで来ていました。更に商店街から少し外れたところで人だかりがするので行ってみると、ギャル神輿(若い女性だけで担ぐ天神祭女性御神輿・23日催行)の神輿だけがあって観衆はギャルが担ぐのを待っていましたが、ギャルの姿はどこにも見当たりません。諦めて男性陣は肩を落として反省会場所へと気持ちを切り替えましたが、いい店が見つからず泣く泣く付近で解散となりました。(反省会行く人は行きました)

テレビでしか見たことのない大阪天神祭の雰囲気が、少しでも味わえたさるく会でした。

                               (太田康美 記)