2025年4月6日(日)関西さるく会特別行事「背割堤お花見さるく」紀行文

U先輩が急遽ご欠席となったため、運営は私が臨時代行。U先輩からはLINEで情報提供頂き、さらにU先輩ご友人を介して、U先輩ご準備の資料を駅で受け渡し頂く。U先輩、ご友人の方、ご準備、ご協力いただき有難うございました。
さて、雨上がりの朝10時、京阪電車「石清水八幡宮駅」に集まった参加者は8名。花見時期にしては観光客も少ないので、天気の影響と理解。コース取りは、先に男山に登るか、背割堤に行くか、2つの選択肢。どちらから行くか。午後に晴れ間が出る予報、U先輩情報、そして参加者希望等を考慮し、まずは男山に登ることに。ケーブルカーで楽に。まだ混んでなくて、座れて、たった3分で山上駅に到着。
そこから少し歩いて男山展望台へ。京都市街方面を見渡す眺めは絶景。北側にはこれから行く背割堤の桜も見降ろせました。

【ケーブルカー】

【男山展望台から京都市街遠望】

【男山展望台から望む背割堤】

次は石清水八幡宮へ。社殿にお参り後に集合写真。それから、楠木正成の楠、信長堀などを巡りました。若宮殿社は、陽光を浴びて、雨上がりの檜皮葺屋根から蒸気を上げていました。再び社殿の前に戻ったところで、社殿と参道が少しずれた位置関係にあると気付きました。石清水八幡宮の七不思議の一つだったようです。

【石清水八幡宮①】

【石清水八幡宮②】

石清水八幡宮をあとにして、ケーブル駅に戻ろうとしたところで、元気な声に遭遇。あ、走井餅の出店です。前回たべて美味しかったという方、ケーブル車内の広告を見たときから気になっていたという方もいて、結局、ほぼ全員がお土産に購入。帰宅後に食しましたが(一部の方は昼食時には食してましたが)、柔らかくて甘くて、とても美味でした。きっと次回も購入すると思います。
そうして、ケーブルで下山。駅前を過ぎて、左折し、木津川を渡って、12時過ぎに背割堤へ到着。この頃には天気は回復し、多くの花見客で賑わっていました。さて、どこで昼食にするか。土手の南側に下りてみましたが、出店が延々と続き、近場に十分なスペースは無さそうでした。引き返して、土手の北側斜面に場所を見つけて、腰を下ろしました。サクラと宇治川を眺めながらの楽しい昼食となりました。

【背割堤で昼食】

そう、ここは木津川、宇治川、桂川の三川が合流する地。お陰でソメイヨシノは太くて立派です。昼食の後は、堤の上に登り、1.4㎞続く立派なサクラのトンネルを満喫。素晴らしい空間です。トンネルを抜けたら、堤の先端を降りて、南側の道を引き返しました。出店の前を抜けて、橋の下をくぐり、行きとは反対側の道を歩いて橋を渡り、駅に到着して解散。お疲れ様でした。

【背割堤①】

【背割堤②】

U先輩、今回のさるくを計画いただき有難うございました。思いっきり春を堪能できました。来年のお花見はどこですか?素敵な企画を楽しみにしております。
大久保(37回生)記

2025年3月23日(日)第85回関西さるく会「京都 大原さるく」紀行文

京都市営地下鉄国際会館駅に15名が集まりました。天気は晴れ、最高気温24度の予報の中、京都市北東部にあたる大原地域をさるきました。
まずは、国際会館駅からバスに乗り大原に向かいました。バスは満席、桜咲く翌週だったら乗れなかったかもしれません。大原バスターミナルで下車、ここから最初の目的地「三千院」「宝泉院」を目指します。土産物屋を左手に見ながら、急な坂を約20分上り目的地に到着。
三千院」は最澄上人が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結ばれたのに始まり、代々皇族が住職を勤めた宮門跡となっています。お堂に納められている「阿弥陀三尊像」は国宝、「有清園」は回遊式庭園で光が差し込む杉木立の中、一面の苔は見応えがありました。残念ながら、歌にある恋に疲れた女性は発見できず、次に移動しました。
宝泉院」は法要儀式に使用されるお経に節がついた、声明(しょうみょう)由来の寺院です。玄関を上がったところにある石盤は、声明の音程を確かめるための石の楽器で、叩くと澄んだ美しい音色がしました。柱を額縁に見立てる「額縁庭園」の樹齢七百年の五葉松は圧巻でした。抹茶と和菓子をいただきながら見ていると、19回生Fさんが「私、昔きたことを思い出したわ!」その時は、樹齢六百五十年だったようです。他に、伏見城で亡くなった徳川武将たち供養のための血天井、水琴窟などいろいろ楽しめました。

【01_三千院①】

【02_三千院②】

【03_三千院付近】
1時間はあっという間に過ぎ、来た道を戻ります。下り坂なのでスイスイと児童公園まで移動。昼食としました。

【04_公園で昼食】

公園から15分程で「寂光院」に到着。門前のしば漬け屋さんでちょっと試食してから拝観開始。「寂光院」は、聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられています。代々高貴な家門姫君らが住持を勤めてきた尼寺で、有名なのは第三代の建礼門院です。建礼門院は壇の浦で滅亡した平家一門と、わが子安徳天皇の菩提を弔い、終生この地で過ごしました。今回はお寺のスタッフがより詳しく説明してくれました。帰りはしば漬け屋のおばあちゃんに「さっき試食した人たちやねぇ~」と声をかけられ、何人か買い物をしました。さすが大原女です。戻る途中で、遠景ながら大原女衣装を着た若い?女性を発見したひともいました。私はまったく気付きませんでした、残念。

【05_寂光院付近】

【06_寂光院①】

【07_寂光院②】
天気もよく順調な行程で帰りは少し早いバスに乗ることができました。出町柳で京阪電車に乗り換え、清水五条で下車、反省会の会場へ足取り軽く向かいます。
反省会は前回大好評の33回生Tさんのお店です。おでん、おつまみ、アルコールだけでなく城南宮名物のおせきもち・おはぎも用意していただき、甘党も辛党も大感激です。

【08_反省会】
今回も無事に楽しくさるくことができました。
参加者の皆さん、33回生Tさん有り難うございました。

田部(23回生)記

2025年3月14日第18回ゴルフコンペ開催レポート!

3月14日(金)山の原ゴルフクラブ・山の原コースにて、第18回「関西ナイスショット&ファーの会」を開催しました。
参加人数は6名と少なかったものの、3月に入ってから寒さや雨がつづいていた中で、この日は快晴で絶好のゴルフ日和。
楽しいラウンドとなりました。
ただその割には皆さんスコアが悪かったのはなぜ?

優勝はこれで4回目となる多田さん(25回生)、準優勝は赤崎さん(30回生)でした。
今回の優勝・準優勝賞品は、ホワイトデーということもあり、洋菓子セットを奥様へのお土産に持って帰って頂きました。

次回は11月頃に奈良あたりでの開催を考えています。
3組ぐらいで楽しくプレイしたいですね。皆さんのご参加をお待ちします。

(記 中嶋)

2025年2月23日(日)第84回関西さるく会「京都 大徳寺さるく」紀行文

最高気温8℃の寒い中、防寒対策の上、地下鉄北大路駅に計15名集合。
まずは北大路通を西進し大徳寺へ。朱塗りの美しい山門の前で記念撮影。利休と秀吉の確執に想いを馳せました。大徳寺には20以上の塔頭がありますが、今回は大仙院を有料拝観。沢庵和尚の居室では禅の教えの書、庭園では枯山水が変化していく様子について、お寺の方に丁寧に解説していただきました。私含めて5名が「気は長く、心はまるく・・・」の書が付された沢庵漬を購入。美味でした。
【大徳寺山門】
【大徳寺境内】
次は船岡山へ移動。日向のベンチを選んでお弁当。先月ご欠席のKさんに完歩賞の表彰。喜んでいただきました。
【船岡山で昼食】
【完歩賞表彰】
昼食後は山頂へ。清少納言が「岡は船岡」と書いた船岡山からは、素晴らしい展望が楽しめました。古の平安京は、船岡山を北の起点として、南へ大内裏、朱雀大路、その両側に東寺と西寺があったとのこと。ビルの立ち並ぶ中、東寺を探して、古の景色を想像しました。
【船岡山山頂】
山頂から少し下って建勲神社へ。織田信長を主祭神とする社殿は立派な造り。左京~比叡山方面の展望が絶景でした。
【建勲神社】
【建勲神社から東】
船岡山を下りたら街中を南へ東へ進み、小川通へ。ちょっとお邪魔いたしますと、茶道家元界隈の落ち着いた街並みを鑑賞させていただきました。少し南の白峯神宮では蹴鞠の練習に遭遇。意外と難しそうでした。
【小川通】
地下鉄今出川駅で行程終了。しかし、例によって、全員が反省会にご参加。河原町五条付近へ移動し、33回生Tさんのお店で、おでん、五島うどん、おつまみ、アルコール、そして長崎談義で大いに盛り上がりました。Tさん有難うございました。
【反省会①】
【反省会②】
大久保(37回生)記

2025年1月26日(日)第83回関西さるく会「兵庫 西宮神社初詣さるく」紀行文

この季節らしい寒さながらも好天に恵まれ、14名が阪神西宮駅に集合。福の神として崇敬されているえびす様をお祭りする神社の総本社である西宮神社を皮切りにさるきました。

西宮神社は十日えびすの1月10日早暁に行われる神事、走り参りでも有名です。走り参りのスタート地点である表大門(赤門)からそのルートに沿ってゴールの本殿まで歩き、少し遅い初詣の参拝をしました。参拝後は資料展示室をのぞき、飾られた多くの著名人の奉納絵馬などを見学しました。

【西宮神社】

西宮神社のあとは清酒白鹿の辰馬酒造が運営する「酒ミュージアム」(白鹿記念酒造博物館)を見学。記念館と酒造館に分かれており、記念館は日本唯一の酒と桜の博物館と銘打っていて、日本酒に関する資料や美術品、桜の保護・育成に尽力した笹部新太郎が収集した桜にまつわる美術工芸品や資料などの展示の他、季節の特別展として辰馬家所有の多数の節句人形がかざられていました。
中でも我々の目を引いたのは一枚の古い木製の看板でした。「白鹿」と大書された両脇に「辰馬総本家」の文字と「長崎市銀屋町高田文次郎」の文字が。これは辰馬酒造が高田文次郎氏に白鹿のPRの為に寄贈し、その後高田氏から辰馬酒造に返却されたものだそうで、高田屋という酒屋が銀屋町にあったらしいことも後日判明しました。期せずして辰馬酒造と故郷の縁を感じた一件でした。
酒造館はかつて明治2年に建造された辰馬酒造の旧酒蔵を使い、伝統的な日本酒の製造工程を紹介するもので、これまで訪れた神戸の酒蔵と同様なものでした。
酒造館の後は隣接する白鹿のショップ「白鹿クラシックス」を訪れ、めいめいが買い物をしたり試飲を楽しんでいました。

【酒ミュージアム酒造館】

この時点で12時を過ぎ、すぐ近くの公園で昼食。日向にあるベンチを探したら一本の木を囲んで円形に木製の座席を並べたのが見つかり、なんと席の数は出席者と同じ14個。皆奇遇に喜んで、少し窮屈だったが内向きに車座状態で座り、和気あいあいの昼食でした。
食事が終わった後は、昨年度のさるく会に10回以上参加した人への完歩賞授与。19回生のFさん、同じく19回生のF君、37回生のO君の3名が表彰されました。

【公園で昼食】

昼食後は一路甲子園歴史館へ。3km弱の長い距離でしたが、各自お喋りをしながらで、疲れを感じさせない行進になりました。先ず甲子園球場に到着。ネット裏側入り口で記念撮影し、歴史館へ。館内では阪神タイガースの足跡、記念される試合の映像、過去からの活躍選手のバットやブローブなどが展示され、渡り廊下でつながった球場内の施設では高校野球に関するタイガースと同様な展示がなされており、なかなか見ごたえのある歴史館でした。見学ルートの最後にはスコアボード側から球場全体を見渡せる場所があり、改めて球場の大きさを実感できました。

【甲子園歴史館】

甲子園歴史館を出たところで解散。今回はお茶会なしで、皆思い思いに帰途につきました。

19回生 村井記

2025年1月3日(金)特別行事「東大阪 花園ラグビー観戦さるく」紀行文

正月の暖かな日差しの下、私を含めて4人のラグビー🏉好きが聖地花園に集結いたしました。

試合は10時半キックオフですが、場所取りの為に9時に集結して、生駒山を背にして、バックスタンドの中央の中段あたりの絶好の場所に腰を据えました。


九州勢2校が惜敗したのは、残念でしたが、4試合共に、血湧き肉躍る熱戦で、時の経つのも忘れてしまいました。
大阪3校が登場するので、11時くらいから、2万7千人収容のスタジアムはほぼ満席状態でした。
結果、東海大大阪仰星、常翔学園、桐蔭学園、國學院栃木の東西の強豪校が準決勝に勝ち上がりました。
私の見立てでは、Aシードの桐蔭学園が優勝🏆に一番近いかなあ🤓

4人とも熱戦に酔いしれ、場所を変え河内布施の居酒屋で新年会を開催しまして更に酔いました。

今年もさるく会を楽しみたいと思います。よろしくお願いします🙇
25回生 長岳宏樹