2016年9月25日(日) 第23回関西さるく会お知らせ第2弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

       

左上から広沢池、千代の古道、鳥居形、落柿舎、常寂光寺境内、常寂光寺展望台からの眺望、竹林、嵐山と渡月橋

第32回関西さるく会「嵐山・嵯峨野さるく」のお知らせ第2弾です。今回は京都駅からの最終アクセスと見どころを紹介します。

◆最終アクセス:9:38発  JR京都駅(32番線)嵯峨野線園部行~ 9:53嵯峨嵐山(それ以前は9:17京都発)

◆見どころ:

広沢池平安時代に造営された、遍照寺の庭池、あるいは秦氏一族の溜池と言われる。周囲1.3kmほどの池。日本三大名月鑑賞池。日本三沢。ため池百選。歴史的風土特別保存地区。背後には、嵯峨富士の異名をもつ遍照寺山を抱え、遠くには、愛宕山、鳥居型(送り火)、小倉山、嵐山が望め、とても美しい。古来から観月の池として知られ、数々の歌に読まれている。名月や池をめぐりて夜もすがら(松尾芭蕉)。時代劇のロケ地。 

千代の古道平安貴族が北嵯峨に遊行の際に通った。洛中~広沢池の前~大覚寺。彼岸花咲く、稲刈り期の田園の道で、鳥居型(送り火)、小倉山、嵐山に少しずつ近づいていきます。

向井去来の墓江戸時代前期の俳諧師。蕉門十哲の一人。肥前長崎(今の長崎市興善町)に儒医の次男として誕生。青年時代は、武芸に専心。父の死後24歳で上京。27歳の時に隠者となる。34歳頃に芭蕉と出会い、35歳で嵯峨野に別邸を構え、39歳の秋頃庵を「落柿舎」と呼んだ。「猿蓑」『去来抄』を編纂。

常寂光寺藤原定家が百人一首を編纂した地と言われている。寺域は小倉山の麓から中腹を占める。昔から紅葉の名所。百人一首に「小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ(貞信公)」がある。多宝塔の上からの京都市内一望が見事。境内の苔むす庭も多様な緑色で見事。いずれもJR東海の「そうだ京都、行こう。」のポスターに使われた。寺名は、日蓮宗で極楽浄土を意味する「常寂光土」に由来。本堂は、伏見城の客殿が移築されたもの。屋根は、上部が緩やかに盛り上がった「むくり屋根」、下部が反り返った屋根の2層であり寺社建築としては大変珍しい形。今年5月に改築。 

竹林嵐山を代表する観光スポットの一つ。 

渡月橋嵐山を代表する観光スポットの一つ。平安時代からの景勝地。亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられた。

今回も心豊かな一日になること間違いなしです。たくさんの参加をお待ちしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です