2025年7月27日(日)第89回関西さるく会「兵庫 神戸どうぶつ王国さるく」紀行文

連日の猛暑の中、16名の参加を得て「神戸どうぶつ王国」さるくを実施しました。当王国は神戸ポートアイランドにあって、広大な温室内に動物と植物が共生する独自の展示が魅力です。冷暖房完備の屋内施設が中心となっており、真夏でも快適に見学できるのが大きな特徴です。
本日の行動予定、園内施設の概略説明の後、フリータイムとし各自思い思いの動植物の生態を見学しました。当園の有名な鳥ハシビロコウは一般的には彫像のようで、静止している姿ばかりが知られていますが、当園ではゆっくりですが、意外と動く鳥なんだと実感しました。

【どうぶつ王国入口】

【どうぶつ王国屋内】

【ハシビロコウ】

11時30分からの「フリーフライトバードパフォーマンス」は、当園最大の呼び物ですから、参加者の皆さんには是非見るよう事前に勧めておきました。会場の広場を鋭く飛び回るシロオオタカやハヤブサなどの猛禽類の姿は圧巻で、狩の再現や野性味あふれる姿に一同固唾をのんで見つめていました。大型のオウムやインコ、特にインコの赤や黄色、青のカラフルな色の鳥たちが広場や観客の目の前を飛んで行ったり、また上空高く舞い続ける姿に、一般の動物園では見られない生き生きとした鳥本来の姿を垣間見た気がしました。輪くぐりなど飼育員さんと鳥たちの見事な連携は、観客の拍手を呼び込みました。大変見ごたえのあるショーでした。

【バードパフォーマンスショー】

12時15分からは「ペリカンフライト」を見学。大きな翼を広げて空中を滑空するペリカンの迫力に皆さん見とれてしまったようです。園内での昼食をはさみ午後の見ものは「レッサートーク」。小さくて愛らしいレッサーパンダの生態について、飼育員の方が解説してくれました。活発に動き回る可愛いしぐさに、カメラを向ける観客の姿が印象的でした。

【ペリカンフライト①】

【ペリカンフライト②】

本日の最後予定の「ワオワオトーク」は、ワオキツネザルが観客のそばに寄って来、同じ空間を過ごせるようなショーですが、始まるまでに時間があるということで、本日の予定をここで切り上げました。心は早くも反省会での冷たい飲み物を欲しているようです。
神戸どうぶつ王国には猛獣のトラからスナネコなどの小動物まで様々な動物、植物など種類も豊富です。見ごたえのあるバードショーなどまた個別に見るのもいいかと思います。
最後は神戸の中心地に近いところで反省会です。参加者一同感動と笑顔に包まれた一日となったでしょうか。

【いざ反省会へ】

【反省会】

19回生 太田康美 記