晩秋の岩船寺と浄瑠璃寺を12名の参加者でさるきました。最初は聖武天皇の勅願によって行基が開基したと言われる岩船寺を拝観。本堂ではご住職の説明をお聞きし、重要文化財の阿弥陀如来坐像や期間限定の普賢菩薩坐像を拝観した後、三重塔を見学。
次はお待ちかねのお弁当タイム。暖かな日差しのもと、おいしさも格別です。昼食後は絶景の貝吹岩へのミニ登山を経て、石仏を拝観しながら山道を浄瑠璃寺までウォーキング。浄瑠璃寺も聖武天皇が行基に開基させたということで南都仏教の影響を色濃く残しています。その極楽池越しの三重塔もまた絶景でしたが、本堂の国宝、九体阿弥陀如来坐像などは時間不足で拝観できず少し消化不良の浄瑠璃寺になりました。
また紅葉は両寺とももう少しかなという状況でしたが、趣あるお寺と石仏群の山道は安らぎをもたらしてくれました。
最後は加茂駅で久し振りのお茶会を楽しんだ後、それぞれ帰路につきました。(19回生福地記)
お世話役のみなさま、参加者のみなさま、お疲れさまでした。
家を出るときは寒かったのですが、現地では秋晴れの日差しのもと暖かで、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んで、元気に愉しく歩くことができました。