松﨑 隆 25回生 「想い出の言葉」

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『襷』をありがとうございます。2月2日の節分では皆さんと同じく“南南東”に向かって“コロナ終息”を願った25回生の松﨑 隆です。

“It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.”
『種の起源』にある有名な言葉です。高1の頃、生物の先生が教えてくれました。

さて、あるTV番組で地球温暖化より“永久凍土の融解”と言う気候変動の被害が既に出始めていることを知りました。そして、その永久凍土の中からは新種のウイルス が発見されているということでした。今回の新型コロナウイルスによるパンデミックも人類が免疫を持たない未知のウイルスによる感染爆発ですが、永久凍土には数多くの未知のウイルスが眠っているとみられています。
更には二酸化炭素の25倍の温室効果を持つメタンガスも大量に放出されているそうです。
世界各国の脱炭素宣言の背景には地球温暖化がここまで進み、地球が追い込まれている厳しい現実があります。
今回のコロナ禍で分かったことは、皆が科学的な意味を理解し、皆が『マスク着用』『密を避ける』などの新日常を共有することで、感染拡大を減らすことができるということです。
気候変動による危機も同じです。

ウイルスは自らを変化させ、有史以前から生存し続けています。
人間は自らが変化する事はできませんが、強い意志を持って状況をコントロールする事ができます。
自らの行動を『脱コロナ』、『脱炭素』に役立つ行動に変えることが大切だと考えています。

『襷』お渡しいたします。関西同窓会初代会長の三田村嘉也さん(10回生)、お願いいたします!

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