第9回関西さるく会は「京都哲学の道さるく」のテーマで初参加の4回生を含む17名参加のもと実施しました。京阪三条駅を10時過ぎに出発。ミーティング中に雨が降り出したものの歩き始めると天候も回復。まずは平安神宮へ。記念撮影の後、ちょっと早い昼食。その後インクラインや琵琶湖疏水記念館を見学。明治初期の京都の人たちの強い思いと実行力に参加者一同感嘆!南禅寺を拝観後、水路閣からいよいよ哲学の道へ。哲学者西田幾多郎が思いにふけったという疏水沿い小路を銀閣寺まで歩きました。途中、狛ねずみや狛とび・狛猿が珍しい大豊神社や法然上人ゆかりの閑静な法然院を拝観。そしてゴールの銀閣寺では修学旅行生や外国人の多さにみなさん圧倒されました。最後は恒例の反省会へ。ここは今回下見をしていただいたさるく会会長が学生時代に食事を取ったという食堂。学生時代と変わらぬおいしさに参加者のみなさんも大満足。梅雨の合間の晴れた一日を京都の歴史に浸りながら楽しくさるきました。
カテゴリーアーカイブ: 5 関西さるく会
会員および会員の家族が親睦と地域再発見、そして健康増進を目的として、 関西のまちをぶらぶら歩く同好会
2015年4月26日(日) 第8回関西さるく会を実施しました
初夏を思わせるような4月26日、「西の京さるく」をテーマに17名の参加者のもと第8回関西さるく会が実施されました。西ノ京駅を10時15分に出発し、薬師寺の鎮守「休ケ丘八幡宮」を参拝した後、薬師寺に。国宝の東塔は解体修理中で見学できませんでしたが西塔、金堂などを拝観の後、特別公開中の玄奘三蔵院[げんじょうさんぞういん]を拝観。その後唐招提寺へ。薬師寺とは打って変わって閑静な鑑真和上ゆかりのお寺を拝観。苔むす小道をさるいていると参拝客が関西同窓会の旗を「写真に撮りたい」との申し出。理由をお伺いするとなんとその方の東京在住のお姉さんが東高の出身だとか。(24回生みたいでした)思わぬハプニングに参加者一同大喜びでした。そしてお待ちかねの昼食は第11代垂仁天皇陵で喫食。ところが参道でお弁当を食べていると宮内庁の管理人が「御陵内は食事厳禁!」。しかたなく場所を変更。さすが宮内庁!でした。食事後は喜光寺、菅原神社、西大寺を巡って恒例の反省会へ。時間が経つのも忘れておしゃべりした後、解散。暑い一日でしたが歴史を感じながらの楽しいさるく会でした。(19回生福地 記)
2015年4月5日(日) 関西さるく会お花見会を実施しました
2015年3月22日(日) 第7回関西さるく会を実施しました
「美しい瀬田川ラインをさるく」
会員7名家族3名で実施。
春の陽気な一日、豊かな水量がゆったりと流れる瀬田川に沿って、明るく快適な散策路(約6km)をさるきました。川面を滑るボートの直線的な動きは爽快で、瀬田川にとてもよく似合う眺めでした。と同時に、東高卒業生とともに眺めたからでしょうか、その動きは、銅鑼の音に合わせて漕いだ、長崎のペーロン競漕を彷彿とさせました。
現在の瀬田川は水位計や堰によって水量が制御され、複数本の橋もかかっています。しかし、昔は、大雨による氾濫を繰り返し、橋も“瀬田の唐橋”1本だけだったそうです。「唐橋を制するものは天下を制す」と言われる程、戦略上重要な橋だったようです。唐橋のたもとの施主名掲示に織田信長、豊臣秀吉の名前を見つけました。今回も歴史に触れました。
また、コース上で訪れた石山寺は、複数の大きな石山寺硅灰石(けいかいせき、天然記念物)の上に立っていますが、特異な形で、何かしらの力を感じさせる石の姿にとても圧倒されました。その他にも石山貝塚(縄文時代)、南郷洗堰、アクア琵琶、と見どころ満載のさるく会でした。
なお今回、初めて、幼児連れのご家族にご参加戴きました。疲れたらお父さんに抱っこしてもらっていましたが、楽しい楽しいと笑顔を振りまきながら、結構頑張って歩いてくれました。また、さんかしてもらえると、うれしいなあ・・・。
次の行事は淀川水系の下流、背割り堤でのお花見です。どうぞ多数ご参加下さい。
2015年2月22日(日) 第6回関西さるく会を実施しました
2015年1月25日(日) 第5回関西さるく会を実施しました
1月下旬としては暖かな25日(日)に「京都伏見初詣さるく」を実施しました。今回は少し少ない13名の参加。伏見稲荷大社正面で記念写真を撮った後、びっくりするほどたくさんの外国人をかき分け、思い思いに参拝。その後千本鳥居を四つ辻まで登坂。みなさん一段一段上り詰め、達成感と疲労感いっぱいの様子でした。昼食を食べた後は急な坂道を下って東福寺へ。三門の雄大さと美しさに感嘆したり、方丈の「八相の庭」に心を癒されたり、また有志はさらに特別公開中の龍吟庵まで拝観。そして参加者推薦の光明院へ寄り道。「拝観してほしくない」旨の看板や無人の玄関で竹筒に拝観料として志納を入れるというこだわりの塔頭でしたが、また訪れたくなるほどの素晴らしい庭園でした。今回は初詣と庭園を堪能したさるく会でしたが、それにもまして嬉しかったのは姫路から新幹線で駆けつけてくれたり、千葉在住の同窓生が関西同窓会のホームページで今回のさるく会を知り、飛び入り参加してくれたことです。さるく会も全国に広がる予感を感じさせた一日でした。
2014年11月23日(日) 第4回関西さるく会を実施しました
少し汗ばむくらいの晩秋の堺をさるきました。当日の参加者は18名。堺東駅を出発し、堺市役所の21階展望台へ。ここから仁徳天皇陵を鳥瞰。少しもやっていましたがその雄大さに感激したあと、実際に仁徳天皇陵の濠に沿って歩き、拝所で記念撮影。その後堺市農業祭で賑わう大仙公園の堺市博物館へ。古墳の映画や展示物に熱心に見入っていました。嬉しかったのは65歳以上は入場無料とのこと。堺市に感謝! そして楽しみの昼食は公園の芝生で喫食。カエデやイチョウの紅葉(黄葉)のおもてなしの中、南宗寺へ。境内の美しさに加えて、徳川家康の伝説や千利休の話にみなさん大満足。おいしいケシ餅に舌鼓を打った後、恒例となった反省会ではお酒とおしゃべりで大いに盛り上がりました。今回は堺市のボランティアガイドをされている13回生の近藤さんのご協力で本当に楽しいさるく会となりました。(福地記)
2014年9月28日(日) 第3回関西さるく会を実施しました
秋晴れと言うには若干日差しが強く、汗ばむ陽気の9月28日、「神戸市灘をさるく」というテーマのもと灘五郷で有名な酒蔵の街をさるきました。。
当日は19名(家族2名)とたくさんの会員のみなさんが参加されました。最初にミーティングとストレッチを行った後、東灘だんじり資料館へ。その後旧谷崎潤一郎邸へ。松子夫人と共に過ごした建物をみなさんタイムスリップしたかのように熱心に見入っていました。そして住吉川公園で三々五々お弁当。
次は待ちに待った酒蔵へ。最初は玄関の大きな「杉玉」が迎えてくれた浜福鶴。杜氏の方からの説明と地区委員のYさんが代表して当時のいで立ちで精米を体験。なかなか堂に行ったものでした。
桜正宗や菊正宗、最後は白鶴と著名な酒蔵の見学と試飲。各酒蔵さんともうれしいことに試飲の大判振まい。ひとりで20杯以上を飲みほした豪傑も。もちろん試飲して気に入ったお酒のお買い物。 なかにはリュックに入りきれなくなってあきらめたかたもいらっしゃいました。
最後は恒例になった反省会をほぼ全員参加により「かごの屋」で行いました。今回は初めての方が多かったにもかかわらず、お酒の力もあったのかみなさん打ち解けて大いに語り、おおいに飲み?と楽しいさるく会になりました。(福地記)
2014年6月22日(日) 第2回関西さるく会を実施しました
「京都龍安寺・金閣寺をさるく」会員10名家族2名で実施。
梅雨ど真ん中でありながら、雨もほとんど降らず、蒸し暑くもなく、絶好のさるく日和となりました。
妙心寺は獅子や亀、桃などの形をした屋根瓦を見上げながら、通り抜けました。そして、徒然草「仁和寺にある法師」を記した兼好法師は、実は仁和寺門前の双ヶ岡に住んでいたとか話しながら、昼食処の仁和寺へ。
心地よい風の通る東屋でお弁当を広げました。仁和寺の五重塔の前で記念写真を撮り、次は禅の境地の竜安寺へ。
そこで石庭を眺め、禅の世界に浸るはずが・・・、石庭に配置された15個の石が全部見えるかどうか、石を数えるのに夢中になってしまいました。でも実は、15という数字は満月と同じで満ち足りた状態、あとは欠けていくだけという意味があるので、14ケしか見えない状態をよしとするのがよいのだとか・・・。裏庭に周ると「吾、唯、足るを知る」という石があり。なるほど奥の深い禅の教えと納得!
そんな禅の精神に触れた後、立命館大学の脇を通り過ぎ、金閣寺炎上事件の話などしつつ金閣寺へ。そして、境内へ入ると・・・そこには光り輝く美しい金閣が悠然と存在していました。池や庭園もとても見事でした。
一同大満足のうちに計7kmの行程を終え、最後は前回好評だった?反省会へ。「反省会っていつするの?」との小学生の問いかけに、「おとなの反省会ってこんな感じなんだよ。みんな心の中で反省してる?んだよ」と答えながら、ビールで乾杯しました。
非常に楽しい一日でした。(大久保記)
2014年4月27日(日) 第1回関西さるく会を実施しました
絶好のウォーキング日和に、初めてのさるく会を実施しました。
さるく会は「参加自由・出欠連絡不要・10時集合」ということで10時になるまでは何名参加いただけるか全く不明ということで、さるく会の大久保会長(37回生)もやきもき。しかし10時には関西同窓会の三田村会長をはじめ11名がJR法隆寺駅に集合。初めてにしては大成功!大久保会長から主旨説明の後、未盗掘だった6世紀後半の藤ノ木古墳まで30分ほどのウオーキング。そして国宝・重要文化財の宝庫という聖徳太子が建立した法隆寺へ。五重塔や金堂はもちろん、薬師如来像や百済観音像、玉虫の厨子などを時間の許す限り見学。昼食の後、のどかな田舎道を案山子のおもてなしを受けながら法輪寺へ。三田村会長も三重塔をバックに若き女性とツーショット。本当にうれしそうでした。最後は法起寺で記念写真。
手作りの弁当に舌鼓を打ったり、農家でタラの芽をお土産に買ったり、ひばりの鳴き声とともにあぜ道を歩いたりと「斑鳩の里をさるく」を楽しみました。