2017年3月26日(日) 第29回関西さるく会を実施しました

写真左上から、檜隈寺跡十三重塔、キトラ古墳天文図・石室内、キトラ古墳の前で記念写真、ジャンボ雛の前で記念写真、中学生による太鼓演奏、町家を飾る花々、お雛さま圧巻!、ライブショー(手嶋さん)、ネズミのお雛さま。

 3月26日(日)に第29回関西さるく会「奈良高取・町家雛めぐりさるく」を実施しました。今回は、国営飛鳥歴史公園内のキトラ古墳周辺地区と大和平野と吉野地方の文化の交流拠点であった高取藩の城下町をさるきました。キトラ古墳壁画の見学と高取土佐街道沿いの町家の雛めぐりをメインイベントとして親睦を深めようという趣向です。近鉄吉野線の飛鳥駅前に22名(男性10名、女性12名)が集合しました。天気は晴れ、桜は蕾が膨らみ始め、梅のピンク、タンポポや水仙の黄色が風景に明るさを加えています。
 まず、徒歩約20分で檜隈(ひのくま)寺跡前休憩案内所へ。見晴らしの丘からの景色はのどかな田園風景。以前にさるいた高松塚古墳や文武天皇陵が正面に見えます。そのすぐ横には古代渡来人・東漢氏の氏寺・檜隈寺跡があり、平安時代の十三重の石塔がひっそりと建っていました。
その後はキトラ古墳壁画体験館四神の館の見学(無料です!)。ここでは、説明員が精細な映像や原寸大の石室などを使って、わかりやすく説明してくれました。石室内に繊細な筆遣いで描かれた極彩色の四神の壁画や天文図あるいは誰の墓かいまだに謎であることなど、皆さん興味津々、熱心に聞き入っていました。壁画体験の感動を残したまま、キトラ古墳前の広場でお弁当をひろげました。
 そして、高取土佐町の雛めぐりがスタートです。狭い土佐街道の両脇の民家が100軒近くそれぞれ趣向を凝らしてお雛さまを展示。先月の五家荘商人屋敷の豪華な雛飾りに負けず劣らずの庶民の心のこもったお雛様にみなさん感動。思い思いにめぐり歩きました。この頃からやや天気も下ってきて雨がパラパラ、お腹もすいてきたところで、反省会へ。雛めぐりメイン会場横の建物内を拝借しての反省会。町の方々がご厚意で場所を提供してくださいました。一同感謝!感謝!(実は、下見の時に福地さんがお知り合いの町の方と再会。偶然の出会いがあったからこその会場借用と相成りました。)
さらに驚いたのは、19回生梅木さんが予定の用事を済まされて、わざわざ西宮から駆けつけてくださいました。反省会のスタートにぴったり間に合いました。お酒は地元の造り酒屋から一升瓶を調達。つまみは街道で売っているものを調達。奈良地域委員の森さんの乾杯に始まり、姫路から初参加の松崎さんの奥さんの挨拶、長老の大田さんの一言、さるく会復帰の牧本さんの挨拶、梅木さんから来月の背割堤の花見の案内、鳥山さんからの来月の滋賀さるくの案内、などなど大いに盛り上がり今回も楽しいさるく会となりました。雨は本降りとなり壺阪山駅で散会となりました。
余談
その後、メンバーの中には、春の歌謡祭(カラオケ)で青春真っただ中に戻って、すごく弾けた人もいたそうな。(23回生 手嶋記)

2017年3月19日(日) 第1回播磨東風会を実施しました

東風(コチ)吹いて、春うらら♪

3月19日、姫路にて「播磨東風会」を立ち上げました。発端は「さるく会、参加したいけど、関西の西の果てからはあまりに遠くて…」と誰かさん(誰でしょうね?)のつぶやき。そこは聞き逃すはずもないF地さん、すかさず「その辺で懇話会を立ち上げたら」と特命が。

播磨の国の同窓生に声掛けしたら、8人が集まってくれました。『関西の更に西国の隅っこで楽しい集いを!』てな感じで、ランチしながら、まるで昨日の事のように50年前の話をしたり、ホントに昨日の話をしたりと楽しい時間を過ごしました。 さて、この会をどんな会にしていくか? 「播磨エリアにもいっぱい魅力的な所あるよね」、播磨エリアのさるく会&グルメ&郷土歴史探訪etc. 今からワクワク(^^;です、楽しい会になること間違いなし!!  まぁ、「ボチボチやっていこうや」と、姫路城をバックに写真撮影し、散会しました。(正)

2017年2月25日 喜田信代さん(19回生)が下記の書籍を出版されました

 

 関西トーク会(19回生)の会員で札幌市在住の喜田信代さんが下記の書籍を出版しました。

天主堂建築のパイオニア 鉄川與助 ― 長崎の異才なる大工棟梁の偉業」。日貿出版社 A5版375頁、2800円+税

彼女は「赤れんが」に魅せられ、日本の煉瓦のルーツ長崎や全国各地のレンガ建築などを見学し、煉瓦と人のかかわり、煉瓦の基礎知識、煉瓦の積み方などを研究。2000年には「日本れんが紀行 -れんが組みの面白さに魅せられて-」を出版しました。その一部は日本生活文化史学会や日本建築学会でも発表するという全国的にも煉瓦に関して一目置かれる存在です。その後は放送大学大学院や東京工業大学大学院、札幌市立大学大学院を修了し、2016年にはデザイン学博士号を取得。

そして今回「日本教会建築の父」とも称される「鉄川與助」の偉業を紹介する書籍を出版されました。

同期会ではいつも控えめで、やさしい気遣いをしてくれる彼女が、こんなすごい人だとは・・・!同期一同驚いています。

すばらしい内容です。また故郷の先人の書籍です。ぜひご一読ください。近所の図書館に購入申請して借りるのも便法だと思います。

<内容詳細>

九州の最西端、五島列島には50を超える教会が在る。その多くはキリシタンたちによって、禁制から解放された明治・大正期に建てられた。それでは、いったい誰が教会を建築したのだろうか。その代表的人物が大工棟梁の鉄川與助。外国人宣教師の指導の元、西洋の建築技術と和風の伝統的工法を融合させ、独自のスタイルで多くの教会を建築して「日本教会建築の父」とも称される。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界遺産に登録する動きの中で與助の建てた教会も構成資産に含まれ、再注目されている。本書は生涯を天主堂建築に捧げた與助の偉業を『手帳』や資料を参考に紹介する労作である。

 

目次 :

第1章 鉄川與助の生涯と業績

第2章 建築技術者・棟梁 鉄川與助の仕事―天主堂・学校・寺院

第3章 新しい建築材料と長崎の天主堂

第4章 宣教師が伝えた教会建築

第5章 天主堂の請負と工事費の清算

第6章 棟梁の暮らし―與助の『手帳』覚え書き/ 資料編

2017年3月5日(日) 第29回関西さるく会の下見を実施しました

 

 春を思わせる暖かな5日に「高取土佐町雛めぐりさるく」の下見を地区委員三人と一般参加一名の4名で実施しました。

 近鉄飛鳥駅を出発して高松塚が一望できる見晴らしの丘の休憩所へ。そのすぐ横には古代渡来人のお寺跡、檜隈(ひのくま)寺跡があり、十三重塔が寂しく迎えてくれました。その後はキトラ古墳壁画体験館四神の館の見学。(無料です!)とは言え雨天時の昼食場所確保が大きな課題です。休憩所に交渉したり、体験工房を見定めたり行ったり来たり。何とかめどがついてキトラ古墳前で昼食。そして高取土佐町の雛めぐりがスタートです。狭い土佐街道の両脇の民家が100件近くそれぞれお雛さまを展示。みなさんにはどこを見ていただくかを吟味しながらさるきました。これらは写真で!そして今回最大の課題である反省会会場探し。あてにしていたところは予約不可!そこで野外反省会を模索。なんと結果オーライ。桜の花咲く(予定)公園での反省会に決定することができました。もちろんお酒は造り酒屋で調達。つまみは何か所かで予約。楽しい反省会になりそうです。少し遠いさるく会ですが参加の価値充分です。3月26日にみなさんをお待ちしています!

2017年3月4日(土) 学生追い出しコンパを実施しました

 

 34日(土)のお昼、関西の大学を卒業し社会にはばたかれる学生同窓会員追い出しコンパを行いました。場所はいつもの福島区(野田阪神駅近)にある「満開」(44回生西坂さんのお店)です。参加者はメインの卒業生(合家君、小柳さん、井上さん、松平さん)4名と昨年入学された2名の学生(68回生、宮崎さん、小柳さん)、9名の先輩方プラス1人のちびっこさんで総勢16人です。大人数になりました。久しぶりに会った卒業生には「げんきだった?」などの声がかかり、皆さん笑顔で席につきました。新しい学生会員の2人は少し緊張気味です。

 さて 平会長のお祝いの言葉と乾杯の発声で和やかに始まった会はおいしい料理、お寿司を食べながら故郷の話を中心に大いに盛り上がりました。大学院に進む1人と就職し東京と関西に在住することになる3人のわくわくした思いや学生時代に農学部で一生懸命実験したことなどの話も聞けて楽しい会になりました。先輩の新開さんが用意した長崎の本や、林田さんが用意した贈り物などをいただいた卒業生は少し驚きながらも喜んでいます。時間はあっという間に過ぎてしまいました。

 最後に店長の西坂さんにも入ってもらいお店の前で記念写真を撮影、皆さんニコニコの笑顔で会は無事終了しました。(24回生 泉田記)