2018年4月22日(日)第42回関西さるく会「滋賀・彦根さるく」を実施しました

 

そ2018年4月22日(日)第42回関西さるく会「滋賀・彦根さるく」を実施しました。

快晴。日差しが強く、もう初夏の気候。井伊直政公の騎馬像が出迎えるJR彦根駅西口に15名が集まりました。今回は、国宝彦根城天守を中心に彦根城を丸ごと楽しもうという趣向です。天守が国宝に指定されているのは、ここ彦根城と姫路城、松本城、犬山城、松江城だけだそうです。

ボランティアガイドの先導で、まず二の丸佐和口多聞櫓を左に見ながら入城。内堀に架かる表御門を渡り、表門を通過するといきなりの急坂。敵の侵入に備えた様々な仕組みの解説を聴きながら、また、息を切らしながら登ります。急坂を登り詰めたところには天秤櫓。喘ぎながら登ってきた敵は一網打尽にやられたことでしょう。太鼓門櫓を通過すると天守が見えてきました。三重の天守は強固で屋根の曲線が美しく荘厳です。天守内に入り、守りの基地の様々な備えの解説に皆さん聴き入っていました。急はしごを登ると天守最上階。琵琶湖、佐和山などが一望できます。流石に絶好の立地です。天守前広場に戻って、集合写真。西の丸広場の爽やかな木陰て昼食。

午後からは、黒御門まで下り、名勝、玄宮園へ。大規模な池泉回遊式庭園が広がっています。池と茶屋、背景に彦根城の構図は見事な景観です。

玄宮園を後にして、二の丸に戻り、内堀沿いを通り、京橋口から退城。土産品店が並ぶ夢京橋キャッスルロード、銀座商店街、中央商店街をさるいて彦根駅前に戻って終了。

つんたか飲み物でクールダウン。反省会も弾んでお開きとなりました。

滋賀県世話人の21回生 鳥山さんに感謝!

おまけ

城内に茂っていたタラヨウの木は郵便局のシンボルツリーです。写真は彦根郵便局に植えられていたタラヨウです。葉の裏に先の尖ったもので字を書くとその跡が黒く残るので、古代インドで手紙や文書を書くのに用いた多羅樹の葉になぞらえてその名がつけられました。「はがきの木」とも言われています。

(23回生 手嶋記)

写真:ガイドから説明を聞く、二の丸佐和口多門櫓、天秤櫓、井伊の赤備え、国宝彦根城天守の前で、西の丸からの天守、玄宮園と彦根城、郵便局の木「タラヨウ」