長崎東中学校7回生、長崎東高校68回生。23歳。大阪大学文学部を卒業し、大阪市内の私立学校で中高の教員をしています。
高校3年生の春、進路を少しずつ彫り出しているとき、私の中に明確な意識があった。「九州から出たい」。そこには、中学1年の時にある失敗を犯して以降、同学年の者たちに対してどことなく抱いていた疎外感を払拭し、人間関係を新たにしたいとの思いがあった。
関西圏への合格が最も遅く決まった私に対して、長崎東同窓生にして理科教諭の大町さんから「68回関西同窓会の代表を務めてほしい」と話をいただいたときは、断ろうと思っていた。しかし、私より先に合格が決まっていた全ての同窓生がこの依頼を断っていたことを知り、引き受けることになった。
いざ、関西同窓会に飛び込んでみると、同窓会の方々は暖かく私を迎え入れてくれた。長崎東という母校を初めて嬉しく思った瞬間であった。お世話になった母校に対して感謝の念を持てていることは、この同窓会のおかげと言っても過言ではない。これについては本当に感謝してもしきれない想いである。同窓会への感謝の念を記したところで、最後としたい。ご一読いただき、ありがとうございました。
次はおいしい料理とお寿司を堪能させてくれる「満海」の西阪光正先輩に襷をつなぎます。よろしくお願いいたします。