No52 松本素子 19回生 「日々是好日」

大阪の南、和泉市に住むようになり40年余りになります。

 中学校の時、社会の時間に「大阪に紡績で栄えた和泉というところがある。わいずみと書いていずみと読む。」と習ったことをなぜか鮮明に覚えています。そこに住むようになるとは思ってもみませんでしたが、記憶に残っているということは何かの縁があったのでしょう。
堺市と岸和田市に挟まれた『とかいなか』です。信太の森の葛の葉物語や光明皇后伝説など歴史的な伝説も多いところです。

 コロナ禍で以前とは異なる生活になりました。ワクチン接種を2回済ませ、気持ちは少し楽になりましたが、友人と食事しながらおしゃべりすることは、もうできないのかも知れません。
続けていた食育のボランティア活動は制約が多く、本来の活動はできませんが、形を変え少しずつできるようになってきたことはうれしいことです。

これから先、時代のありさまがどのように変わろうとも、その中から楽しみを見つけ、適応していかなければならないだろうと思います。
さるく会が再開されたとき、後れをとらないように我が家の庭のような近くの公園を歩いています。再会を楽しみにしています。

 次はいつも穏やかな同期の楠本茂さん、よろしくお願いいたします。