11月26日に第37回関西さるく会を実施しました。今回は、大阪・御堂筋 銀杏並木さるくです。午前10時に難波高島屋に25名が集合しました。黄金色の銀杏並木と大阪マラソン、秋の大阪の風物詩を同時に楽しみながら親睦を深めようという趣向です。
高島屋前から戎橋筋商店街へ。千日前通はマラソンコース、いきなり交通規制に引っかかり地下道を通って横断することに。夫婦善哉の法善寺へ。水掛不動にお詣りして道頓堀・戎橋へ。グリコの看板を見上げながら道頓堀沿いに御堂筋へ。御堂筋は三万二千人のマラソンランナーで埋まり、沿道は大勢のボランティア、応援団、そして通行人でごった返し。さるく世話人は迷子が出ないように終始チェックしながら北上。難波神社は商売繁盛の守護神。神木の楠は樹齢400年以上。触れて元気をもらっている人もいました。南御堂は真言宗大谷派難波別院。大阪における念仏の中心的な道場となっていたそうです。また、この地は松尾芭蕉の終焉の地としても知られています。辞世の句「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」と刻んだ句碑が建てられていました。さらに北上して北御堂へ。銀杏並木は光が当たって黄色が鮮やかで、青空にとても映えています。蓮如と親鸞の銅像に両側から見られながら御堂に向かう階段を上がると清々しい気持ちになります。そろそろお腹も空いてきて靭公園へ。ここも紅葉が見ごろで其々気持ちよくお弁当を広げていました。
靭公園を後にして、今度は四ツ橋筋を北上。土佐堀川に架かる肥後橋南詰に差し掛かると大同生命ビルがひと際目に入ってきます。2015年のNHK朝ドラ「あさが来た」の加野屋のモデルとなった加島屋本家の碑がひっそりと建っています。また土佐堀川沿いには豪商・淀屋の碑も建っていました。御堂筋に戻り淀屋橋で土佐堀川、大江橋で堂島川を渡り、さらに北上すると露天神社、近松門左衛門の「曽根崎心中」のお初天神に到着。予定より速いテンポでさるいたため、これまでのさるく会では異例の反省会までの時間調整タイム。お初神社に再集合した後、曽根崎を通っていよいよゴールの梅田へ。
反省会は全員参加の25名。総会の余韻と本日の反省をしつつ、長崎弁のオンパレードで大いに盛り上がりました。
総会の準備で超忙しかったにもかかわらず、また見どころ設定も難しかった中で、下見等準備していただいた世話人に感謝申し上げます。(23回生 手嶋)