アンカーに指名された15回生の平幸治です。関西同窓会の会長を仰せつかっています。
関西同窓会が出来たのは2012(平成24)年11月4日でした。その前年6月、長崎の会長から、関西でも同窓会を立ち上げて欲しいという依頼があり、同期会を活発に行っている15回生と19回生を中心に準備を進めることになったのです。当初は「同期会はよかばってん縦の同窓会はいらん」という意見があったことも事実です。その後、7回生・10回生・18回生・23回生・27回生などに呼びかけて設立準備委員会を組織し、1年余りにわたる設立準備活動の結果、設立総会の開催にこぎ着けました。設立準備委員のみなさんは正にゼロから手弁当で、「縁の下の力持ち」として設立準備活動を支えてくださいました。
この無私の隠れた「力持ち」たちの存在こそが関西同窓会を立ち上げたエネルギーでした。
新型コロナウイルス感染症蔓延の影響を受けて、関西同窓会は今、大きな岐路にあります。同窓会活動を守り発展させるには、設立のときよりも更に大きなエネルギーが必要かもしれません。中国の古典に「創業は易く守成は難し」といいます。設立の意義に思いを馳せ、再び新たな「縁の下の力持ち」たちの結集が求められます。この思いを共有できる同窓生がいる限り、守成も難しくはないことでしょう。どうか、みなさんのお力を貸してください。
タスキはみなさんに渡します。一緒に走りましょう。
昨年2月1日に始めた「同窓生駅伝」も100人の同窓生が趣旨に賛同して投稿してくれました。みなさんに厚く感謝いたします。
またこの間、下準備から掲載まで、ひとりで献身的に運営を担当してくれた19回生・福地さんには深く御礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
出席者154名による校歌斉唱。