No79 田浦秀昭 20回生 「コロナと私」

伊良林小→桜馬場中→東高を卒業し京都、西宮を経て神戸に37年程住んでいます。

コロナ禍で皆様、不自由な生活を強いられている事と思います。
最近特に思うのが、孫との関係です。6才と2才の女の子が家によく来てくれますが、コロナの関係で、私は以前のように抱っこしたり、じぁれあったりのスキンシップが出来ません。本来の姿ではない事、私はわかりますが、孫達、特に2才の子はわからないでしよう。
その結果、お互い距離ができているように思います、残念な事です。

このコロナ禍で残念でない事が一つありました。
コロナは肺炎を患う病気なので気になっていたのですが、煙草を止めるきっかけとなりました。今年の2月1日から禁煙をスタートし現在に至っています。コロナがなければ、多分止めてなかったでしょう、人生何が起こるか分かりません。

それではバトンをお渡します、さるく会で時々お会いする同じ20回生の宮崎逸郎さん、宜しくお願いします。

No78 吉田隆明 26回生 「はまっていること」

 高校時代は郷土史研究会、兼山岳部ウロウロ居候(笑)。電機メーカー退職後、二年半程海外企業相手に働き、三年前に完全リタイアしました。最近は趣味のスポーツ中心に好きなことして生活しています。 

 フィールドホッケーという競技は、男女共アジアで勝って東京オリンピック出場しました。 しかし残念ながらTVで扱われるような成績ではなく、まだまだ認知度が低いスポーツです。 世界をみるとヨーロッパでは非常にポピュラーでプロチームもあります。
 私はたまたま素人から始める人が多いと聞き、大学で初めました。大阪にきてライバルチームの先輩に誘われ、社会人チームに入りました。その後40歳前で引退しましたが、50歳位でマスターズチームに誘われ復帰。50半ばで名古屋での単身赴任時に指導員の資格取ったり、スポーツ少年団の指導手伝ったり、マスターズチーム作ったり、少し深く関わることになりました。
今大阪では島本スポーツ少年団の指導、阪大ホッケー部のアシスタントコーチ(後輩の阪大生へ 部員やマネージャーになりませんか??募集中)、 そしてJGMA ジャパン・グランド・マスターズアソシエーションで (50over 最年長83歳までのNPO)副理事長をしています。(Facebook JGMAで出てきます)。
 特に技術的な指導が主なお仕事、楽しみは子供たちの成長、自分自身の新しい技への挑戦、新知識の獲得かなあ。オランダ人の日本代表ヘッドコーチと色々話したりもしています。
 一方、小学生・大学生とコミュニケーションすることはなかなか難しい側面もあります (叱りすぎて泣かせたり、後悔も色々)。まあ 楽しいものです。 ただ大学生の球を足に受けて骨折したり、顔をたたかれて8針縫ったり、腰膝故障したり色々な怪我や故障も発生します。そのたびに色々詳しくはなりますね(笑)。 いろんな大会で旧知の友人と生存確認することはまた楽しやです。  
 海外での試合(我々世代のワールドカップ、 オランダ他)も現地では負けて悔しい思いばかりでしたが、今思えば楽しい思い出です(笑)。まあ 何時まで続けられるかわかりませんが、83歳で続けておられる大先輩を目標に楽しくできればと考えています。

次は20回生の田浦秀昭さんにタスキを繋ぎます。よろしくお願いいたします。 

No77 藤谷朋子 73回生 「サークル活動について」

こんにちは、大阪大学1回生の藤谷朋子です。

 ここでは、私が現在所属している「STUDY FOR TWO」というサークルの活動についてお話ししたいと思います。

 STUDY FOR TWOとは、「勉強したいと願う全ての子どもたちが勉強できる世界に、大学の教科書をより安価に購入できることが当たり前の世界に」という理念を掲げ、全国の43大学に支部を置いて活動している学生団体です。STUDY FOR TWOの活動は、「回収」「販売」「支援」の3つから成り立っています。具体的には、まず大学生から使い終えた教科書を寄付していただきます。次に、その教科書を大学生に向け安価に再販売し、利益の80%以上を途上国の子どもたちの教育支援に充てています。大学生は安価に教科書を購入できる上、途上国支援にも貢献できるという、まさにWIN-WINなシステムです。

つい先日まで、私も秋学期前の販売に参加していました。夏学期の終わりに回収したたくさんの教科書と看板を並べ、道行く学生に呼びかけながら販売を行いました。サークル内で事前に入念な準備をし、目標達成に向けて2週間販売を続けた結果、昨年の2倍以上の利益を上げることができました。ざっくりとした見積もりですが、今回の利益によってタンザニアの女子20人に識字教育を実施することができるそうです。微力ながらも子どもたちの将来に貢献できるのではないかと嬉しい気持ちです。

コロナウイルスの蔓延によって後回しにされがちな国際支援ですが、以前から興味のある分野なのでこれからも積極的に関わり続けていきたいです。

次は同じ大学でフィールドホッケーのコーチをされているという26回生の吉田隆明さんにタスキを繋ぎます。よろしくお願いいたします。

No76 岩永菜月 73回生 「京都観光」

こんにちは、京都大学1回生の岩永菜月です。

この春から京都で一人暮らしを始めましたが、初めての一人での生活に戸惑うことが多く、ゆっくり京都を観光する時間があまりとれていませんでした。

大学が夏休みに入り、やっと少し余裕ができたため、清水寺に観光に行きました。清水寺に訪れるのは、中学3年生の修学旅行以来2度目でしたが、当時は改修工事中だったため、全貌を見ることができたのは初めてでした。清水寺は周りの木々などの景色とも相まってとても風情があり、趣が感じられました。紅葉の時期になるともっときれいだろうなと思ったので、また訪れたいと思っています。ほかにも伏見稲荷、嵐山など、まだまだ行ったことがないところがたくさんあるので、せっかく京都に住んでいるからこそ、時間を見つけて訪れてみようと思います。

次は、同じ73回生の藤谷朋子さんにタスキを渡します。

No75 小林美紅 73回生 「大学での出会い」

大阪大学外国語学部ヒンディー語専攻に在籍している、73回生の小林美紅です。

長崎を出て大学に進学して良かったと心から思う理由は様々な人との出会いです。緊急事態宣言下のオンライン授業の日々ではなかなか実感できませんでした。

対面授業が再開して同じ専攻や授業の学生と話すと、本当に面白い人たちばかりで多様な価値観や考え方に触れることができます。在籍するヒンディー語専攻では「サンスクリット語を研究したい」「インドの児童婚を解決したい」といった十人十色の目標をもつ意欲的な同級生が良いモチベーションになっています。総合大学ということもあって、理系の学生との会話から自分の視野が専門にとらわれることなく広がります。

オンライン授業でも学生の本分は果たせると言われますが、勉強以外の特に出会いを通して得られるものが軽視されない世の中に戻ってほしいです。

次は同じ弓道部だった同級生の岩永菜月さんにタスキを繋ぎます。

No74 森重美優 72回生 「2回生と進路」

東高72回生の森重です。現在は、滋賀は彦根城のほとりで程々に幸せな大学生活を送っております。大学2回生ならではの最近の悩みについてお話ししたいと思います。

高校3年生当時、将来の夢や興味のある職業がなかった私はなんとなく経済学部に入りました。実際、経済学部の授業は法学や心理学、文学、統計学に言語学など、多岐にわたっていました。しかしその中にもやりたい事を見出せないまま、気が付けば2回生も半分が過ぎました。その一方で、この10月には所属するゼミや卒業のための類型を決めるなど、進路に関する選択を迫られているという状況なのです。

相変わらず具体的な夢がない私ですが、一つだけ1回生の頃から継続していることがあります。それは英語の勉強です。アカデミックライティングやプレゼンの授業を英語で受け、海外インターンシップも視野に入れて学んでいます。その中でなんとなくですが、進みたい道筋が見えてきたのがつい数日前です。具体的なことは決まっていないけれど、それでも自分の中に火が付いた感覚があり、この気持ちを大事にして勉強に励みたいと考える次第です。

次は高校時代に弓道部の後輩だった、73回生の小林さんに繋がせていただきます。

No73 長谷川由衣 72回生 「北陸旅行」

東高72回生の長谷川です。

現在は大学2回生で神戸市に住んでいます。
関西に来て早くも1年が経ちますが、まだまだ訪れたことのない土地が多く、旅の候補地がたくさんあります。その中でも最近行った北陸旅行について紹介しようと思います。

夏休み期間中、大学の友人と初めて北陸へ行きました。金沢-能登半島-富山を車で移動しながら巡るなかで、新たに経験することがたくさんありました。特に能登半島での滞在が印象に残っていて、遠くから来た甲斐があったと感じました。私たちは能登半島の先端にある珠洲岬を目指して、珠洲市内の旅館に1泊したのですが、夜の空に見える星の多さに驚きました。普段は町あかりに隠れてしまうような星がくっきりと見え、綺麗に尾を引く流れ星も見ることができました。満天の星を見ることがなかなか難しい今、とても貴重な体験だったと思います。
能登半島では他にも、ご当地の能登丼を食べたり、珠洲岬にある洞窟を訪れたりと様々な体験ができました。

まだ時間にゆとりのある学生のうちに、自分が行ったことのない土地を訪れ、たくさんの魅力を発見していきたいと思います。

次は、高校のときに同じ弓道部に所属していた森重美優さんにタスキを繋ぎます。

No72 鈴木里彩 72回生 「想像力は思いやり」

こんにちは。大阪大学法学部に在籍しています、鈴木里彩です。

「道徳的想像力」という概念を提唱した20世紀のドイツの哲学者ハンナ・アーレントに関する新聞記事を目にしたとき、高校時代学年集会の度に聞いた「想像力は思いやり」という野口学年主任の言葉を思い出しました。

当時は、いい言葉だな、と思いつつもその具体的内容について考えたことはありませんでした。しかし、人と直接会う機会が少なくなり人間関係が希薄になった今、改めて考えると、「今ここにいない」他者について思いを巡らせる力、すなわち想像力は、他者との共存を目指す上で絶対に不可欠な力なのではないかと思われます。

高校卒業から1年半が過ぎ、今や野口先生が繰り返しその言葉を私たちに投げかけたことの真意を知ることはできませんが、素敵な言葉を送って下さったことへの感謝を改めて感じました。

次は同じ72回生で神戸大学で法律を学んでいる長谷川由衣さんにタスキを渡します。

No71 三浦直樹 36回生 「GE」

36回生の三浦直樹(旧姓:末田)です。風頭の実家から磨屋小・桜馬場中・東高に通った後、京都で長過ぎる大学生活を送り、現在大阪に住んでいます。

今でも京都にはよく遊びに行くのですが、昨日行った嵐山モンキーパークは、なかなかハードな“登山”でした。

「あれ?このしんどさ、何か懐かしい」と思ってグーグルアースで調べてみたら、標高160m。実家170m、立山の母校190mとほぼ同じ。つまり、小・中では毎日1往復、高校では2往復の登山をしていた、と。何なら革靴で。まるで知らぬ間に大リーグボール養成ギブスで鍛えてもらっていたことであるなぁ、と感嘆した次第です。

ことほど左様に便利なグーグルアース。

バイト先だった普通の料理旅館が超高級ホテルに生まれ変わっても出迎えの渡し船の航路は渡月橋から1kmで変わりないとか、上洛してすぐ「夕方御所で」とアバウト過ぎる待合わせをしたせいで閉門後のやんごとなき敷地の周りをとぼとぼ歩いたのが四周4kmであったこと等々、簡単に確認できます。

ともあれ検索一つで懐かしい風景から知らない街まで自由自在のグーグルアース。

リアル自粛中の空想旅行におススメです。

次は大阪大学で法律を学んでられるという72回生の鈴木里彩さんにタスキを繋ぎます。