こんにちは、大阪大学1回生の藤谷朋子です。
ここでは、私が現在所属している「STUDY FOR TWO」というサークルの活動についてお話ししたいと思います。
STUDY FOR TWOとは、「勉強したいと願う全ての子どもたちが勉強できる世界に、大学の教科書をより安価に購入できることが当たり前の世界に」という理念を掲げ、全国の43大学に支部を置いて活動している学生団体です。STUDY FOR TWOの活動は、「回収」「販売」「支援」の3つから成り立っています。具体的には、まず大学生から使い終えた教科書を寄付していただきます。次に、その教科書を大学生に向け安価に再販売し、利益の80%以上を途上国の子どもたちの教育支援に充てています。大学生は安価に教科書を購入できる上、途上国支援にも貢献できるという、まさにWIN-WINなシステムです。
つい先日まで、私も秋学期前の販売に参加していました。夏学期の終わりに回収したたくさんの教科書と看板を並べ、道行く学生に呼びかけながら販売を行いました。サークル内で事前に入念な準備をし、目標達成に向けて2週間販売を続けた結果、昨年の2倍以上の利益を上げることができました。ざっくりとした見積もりですが、今回の利益によってタンザニアの女子20人に識字教育を実施することができるそうです。微力ながらも子どもたちの将来に貢献できるのではないかと嬉しい気持ちです。
コロナウイルスの蔓延によって後回しにされがちな国際支援ですが、以前から興味のある分野なのでこれからも積極的に関わり続けていきたいです。
次は同じ大学でフィールドホッケーのコーチをされているという26回生の吉田隆明さんにタスキを繋ぎます。よろしくお願いいたします。